見えてきた輪郭
医療を取り巻くこの1年を振り返る時、主要テーマの一つに挙がってくるのが高額療養費制度ではないだろうか。同制度の在り方は厚生労働省で再検討が進むが、その見直しの輪郭が見えてきた。 8日の厚労省専門委員......
医療を取り巻くこの1年を振り返る時、主要テーマの一つに挙がってくるのが高額療養費制度ではないだろうか。同制度の在り方は厚生労働省で再検討が進むが、その見直しの輪郭が見えてきた。 8日の厚労省専門委員......
11月28日に閣議決定された厚生労働省の2025年度補正予算案では、賃金・物価上昇で厳しい経営状況にある医療機関・介護施設などに対して「医療・介護等支援パッケージ」として1兆3649億円が措置された......
日本維新の会の社会保障制度改革調査会(梅村聡会長)は12日、2026年度診療報酬改定に向けて議論した。終了後の取材で、梅村氏は「党としても(ネットで)プラス改定は前提に考えている」と説明。医療機関の......
社会保障審議会・介護給付費分科会(分科会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は12日、厚生労働省が提案した来年6月の介護報酬臨時改定実施と、「介護職員等処遇改善加算」の対象範囲を訪問看護、訪問リハビリテ......
自民党と日本維新の会の社会保障改革協議のテーマになっている、OTC類似薬の見直しを巡り、維新は12日、当面の改革として保険適用除外は見送る方針を決め、政府にも伝えた。薬剤費について、一定部分のみに保......
厚生労働省は12日、改正医療法に盛り込んだ「外来医師過多区域での無床診療所への対応」について、「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大学長)に具体案を示した。外来医師過......
中医協総会は12日、拠点的な急性期病院や、地域の救急・急性期に対応する病院の評価体系について議論した。厚生労働省は、今後策定される新たな地域医療構想の方向性を見据え、病院機能を踏まえた評価体系を検討......
厚生労働省の社会保障審議会・医療保険部会(部会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は12日、「医療保険制度における出産に対する支援の強化」をテーマに取り上げ、妊婦の費用負担に対応した「新たな現金給付」の......
厚生労働省は12日、新たな地域医療構想(新構想)の必要病床数について、75歳以上の高齢者は医療資源投入量から急性期機能と見込まれる患者でも、一定割合は包括期機能として算出する方針を関連の検討会に打ち......
厚生労働省は12日の中医協総会に、急性期一般入院料10対1の病棟が、理学療法士などの「多職種」を看護師と組み合わせて配置することで、「7対1相当」になる新類型を提案した。地域の急性期病院を想定して設......
12日の社会保障審議会・医療保険部会では、2026年度と27年度の後期高齢者医療制度の保険料賦課限度額(医療分)を、現行の80万円から85万円に引き上げる方針を大筋で了承した。 物価・賃金が上昇傾向......
厚生労働省は12日の社会保障審議会・介護給付費分科会に、高齢者施設と協力医療機関の連携体制などに関する実態調査の速報値を報告した。いわゆる「3要件」を満たす協力医療機関を確保した施設の割合は、介護医......
厚生労働省は12日、2025年度の地域医療介護総合確保基金(介護分)について、都道府県に内示した。総額は517.56億円。内訳は介護施設等整備分が382.70億円、介護従事者確保分が134.86億円...
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は12日、感染症週報の第48週(11月24~30日)を公表した。水痘の定点当たり報告数は0.34で、6週連続で増加した。過去5年間の同時期の平均と比べて「かなり多......
厚生労働省の先進医療技術審査部会(座長=竹内勤・埼玉医科大学長)は12日、大阪大医学部付属病院が先進医療Bで実施した「着床前胚異数検査1」の有効性について、従来の医療技術よりも「やや有効」と評価した......
自民党の税制調査会・小委員会(山際大志郎小委員長)は12日、党の各部会が2026年度税制改正で対応を求めている重点要望について、最終取りまとめをした。厚生労働部会(鬼木誠部会長)が創設を求める「重点......
自民党の「地域で安心して分娩できる医療施設の存続を目指す議員連盟」(田村憲久会長)は12日、出産費用の無償化などについて日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会から意見を聞いた。医会は分娩施設の維持に向......
厚生労働省が今年度補正予算案に2721億円を計上した「医療・介護等支援パッケージ」の介護分について、介護関連団体の幹部からは、賃上げなどの対応が昨年度補正予算より充実した点を評価する声が上がっている......
中医協は12日の総会で、2026年度診療報酬改定に向けた意見書をまとめた。適正化とともに、めりはりの利いた改定を求める支払い側、大幅なプラス改定を求める診療側の見解をそれぞれ盛り込んだ。26年度予算......
厚生労働省は12日、2025年第49週(12月1~7日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は1.26で、前週の1.44から減った。総報告数は4835人で、前週から...