「 2017年02月 」一覧
大学病院以外の基幹施設、設置できるのは8領域に 専門医機構理事会
日本専門医機構は17日の理事会で、専門医制度新整備指針・運用細則について議論した。大学病院以外の病院も基幹施設として認める方向で整理された施設認定基準では、18基本領域のうち、内科や小児科、精神科など8領域に限って複数の基幹施設が設置できるように細則で定める方向性を示した。細則は次回の理事会で最終的に承認される見通しだ。
国がん東病院、治験情報の電子化・一元管理を実現(ニュース)
国立がん研究センター東病院は、治験業務を支援する「FUJITSU ライフサイエンスソリューション tsClinical DDworks21」シリーズを導入し、本格稼動を開始した。各治験施設の安全性情報を関?...
地域医療構想「調整会議の進め方」案を了承 医療計画検討会
厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は17日、2017年度の地域医療構想調整会議の進め方案を了承した。国や都道府県、調整会議それぞれ果たすべき役割を整理した内容となっている。
「健康・医療戦略」を一部変更、ICT関連の記載拡充ほか 政府
政府は17日の閣議で、「健康・医療戦略」の一部変更を決定した。医療・介護分野のデジタル化、ICT化の促進に関する記載を大幅に拡充し、「デジタル基盤の実現に向けて、まず、医療情報を広く収集し、安全に管理・匿名化を行い、利用につなげる制度についての法制上の措置を講ずる」などの記載を盛り込んだ。
協議の場、位置付けは審議会の「前段階」 医療計画検討会
厚生労働省は17日の「医療計画の見直し等に関する検討会」に、医療・介護の体制整備に向け、都道府県や市町村関係者などで構成する「協議の場」の具体的な役割を示した。
一般病床からの10万人「基本は外来」 医療計画検討会、受け皿整備の目安に
厚生労働省は17日の「医療計画の見直し等に関する検討会」に、2025年に介護施設や高齢者住宅を含めた「在宅医療等」の新たなサービスで追加的に対応する患者約30万人のうち、一般病床からの患者(C3基準未満)約10万人について「基本的には外来医療で対応するものとして見込んではどうか」と示した。退院後の患者の動向を提案したのではなく、各市町村が受け皿を整備する上で、10万人は基本的に外来で捉えてもよいというイメージを示したことになる。
高度急性期・急性期は「横ばい」、回復期は増加傾向に 病床機能報告
厚生労働省の医療計画の見直し等に関する検討会は17日、2016年度病床機能報告での医療機能別病床数の報告状況(速報)について説明を受けた。
健康日本21、目標の達成度合いに応じて段階評価へ 厚労省
厚生労働省は17日、厚生科学審議会・地域保健健康増進栄養部会の「健康日本21(第二次)推進専門委員会」を開催した。2013年度から10年間の国民の健康増進に関する基本的な方向や指標などを定めた「健康日本21(第二次)」の中間評価の方法について、目標の達成度合いに応じ、複数段階で評価する方向で一致した。