「 2017年07月 」一覧
専攻医、「連携病院での長期間研修」が可能に 医政局・堀岡室長
厚生労働省医政局医事課の堀岡伸彦医師養成等企画調整室長は23日、「日本の専門医制度の行方と問題点」をテーマにした地域医療研究会のシンポジウムで、新専門医制度の整備指針や運用細則の見直し状況などについて解説した。
新専門医制度、「ゼロベースの見直しは現場が混乱」 日医・今村副会長
日本医師会の今村聡副会長(日本専門医機構監事)は23日、地域医療研究会の「日本の専門医制度の行方と問題点」をテーマにしたシンポジウムで、新専門医制度の仕組みの在り方について「制度そのものをゼロベースで見直すとなると、別の意味で現場の混乱を引き起こすことになる」との認識を示した。
有床診、中小病院の安定運営も大きな課題に 日医・松本(吉)常任理事
日本医師会の松本吉郎常任理事は、中医協の診療側委員に就任したことを受けて本紙の取材に応じ、2018年度診療報酬改定では、有床診療所や中小病院の安定的運営を確保するための対応が一つの課題になるとの認識を示した。また、今後議論が本格化する医師の働き方改革については、時間外労働規制が医師にも適用されれば診療報酬の在り方も課題になるとの見通しを示した。
マダニ媒介のSFTSで注意喚起 厚労省、Q&A改訂
厚生労働省は24日、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について、ネコにかまれた人がSFTSを発症し、死亡した事例が確認されたことを受け、日本医師会や都道府県などに通知(健感発0724第2号ほか)で注意喚起した。
[救急医療] 2017年6月の熱中症搬送人員数、昨年比77人減 消防庁
総務省消防庁は7月24日、「2017年6月の熱中症による救急搬送状況」を公表した(p1~p4参照)(p6~p17参照)。 2017年6月の全国における救急搬送人員数は、3,481人(前年同月3,558人)で、前年比...
[医薬品] 危険ドラッグ3製品から指定薬物を検出 東京都
厚生労働省は7月24日、「指定薬物を含有する危険ドラッグの発見」について発表した(p1~p4参照)。東京都がインターネット試買した製品の試験検査の結果、以下の3製品から「医薬品医療機器等法」で規定される「指定薬物」を検出した(p2~p4参照)。 ●物品名:C-Liquid Ver.2、検出された指定薬物:4-Fluoro-α-PVP(液体) ●物品名:Solvent Multi Cleaner+、検出された指定薬物:4-Fluoro-α-PVP、4-Methyl-α-ethylaminopentiophenone(液体) ●物品名:Glue Label Remover R、検出された指定薬物・・・
[感染症] 感染性胃腸炎の報告数、3週連続で減少 感染症週報
国立感染症研究所は7月24日、「感染症週報2017年第27週(7月3日~7月9日)」を公表した。 咽頭結膜熱の定点当たり報告数は0.93(前週0.93)で横ばいだが、過去5年間の同時期(前週、当?...
[病院経営] クオリティクラス認証病院として新たに4病院を認証 JHQC
公益財団法人日本生産性本部は7月24日、医療機関の「経営の質」を第三者評価するJHQC(日本版医療MB賞クオリティクラブ)・クオリティクラス評価委員会が、クオリティクラス認証病院...
[感染症] 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染予防を呼びかけ 厚労省
厚生労働省は7月24日、体調不良のネコに咬まれた人が、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症し死亡した事例を受け、体調不良の動物等を取り扱う際は、手袋・防護衣などによる感染予防策を実施するよう、都道府県や日本獣医師会などへ通知した。また、今回の事例を踏まえ、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」を改正し、獣医療従事者等の専門家に向けた感染予防策についての記載を追加した。 飼育されているイヌやネコからSFTSウイルスが検出されることは稀だが、発症したネコやイヌの体液等からヒトが感・・・