「 2017年07月 」一覧

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急変時の介護医学

◎急変時とは 異常の早期発見と早期対応/慢性疾患の急性増悪/急変のリスク因子/事故防止の3つのレベル/急変時の介護ならではの役割/急変時の医師・看護師への報告の仕方 ◎急?...

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【ユニリハ】ポジショニングR.E.D.セミナー 理論編×実技編 2017/7/30

近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitatuon & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。  身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。  代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。  また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。  この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には、作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされています。医療、医学に携わる日本全国、世界各国の査読者が認めた事実を皆さんと共有すると共に、研究に用いた物品ではなく、臨床現場にあるものだけで結果を残す具体的方法論や、明日からすぐに使え臨床に役立てるポジショニング技術や、在宅介護でのポジショニングの応用をご提案します。

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【 新卒者向け 】新卒セラピストのための生活期リハビリテーションの方法論と必要知識~はじめて通所・老健・訪問に関わる人のために~東京会場~

※※ご注意※※ 本セミナーは 新卒者(臨床1年目)の方を対象としております。 私が介護保険の領域で仕事を始めたのは、臨床2年目のとき。 当時、色々な人からこう言われました。 「生活期のリハは難しいから、もう少し経験を積んでからやったほうがいいよ」と。 「簡単なリハは存在するのか?」 「経験が浅いと、生活期のリハは難しいのか?」が私の命題となりました。 それから20年近く臨床に携わってきましたが、 新卒のPT・OT・STを生活期の現場で教育する中で、 簡単・難しいの2元論ではなく「臨床の捉え方と見通しを持てるかどうか」が リハの難易度を左右するという結論に達しました。 見通しを持つためには、 「生活モデルという考え方を自分のものにしていく過程」が大切となります。 この講義では、見通しを習得するまでの時間を効率よく短縮する方法、 そして、悩んでいることに苦しまないで欲しいということを伝えたいと思います。 講義を通じて、生活期の素晴らしさと、なおかつ 機能を評価することの意味に触れて頂ければ幸いです。 最後に、ようこそ、素晴らしい生活期リハビリテーションの現場へ! 充実した臨床を送るために、私に伝えられることは全てお話します。 【本セミナーに関するご案内】 本セミナーは、初めて臨床現場へ出る方向けの内容で構成されております。