「 2017年07月 」一覧
18年度、自然増見込みは6400億以下も 鈴木医務技監、同時改定「財源は薬価のみ」
厚生労働省の初代医務技監に就任した鈴木康裕氏は13日、省内で専門紙の共同会見に応じ、2018年度の社会保障関係費の自然増予測について、17年度に見込まれた6400億円よりも小さくなる可能性があると見通した。18年度改定については、診療報酬・介護報酬だけでなく障害福祉サービスも含む同時改定になるとし「財源は、おそらく薬価しかない。薬価改定で出る財源を医療本体、介護、障害の3つの間でどうするか」と述べ、「財源配分全体の丈比べ」を医務技監として重要な課題と認識している姿勢を示した。
試験計画変更の報告遅れ相次ぐ、周知徹底を求める声 先進医療部会
厚生労働省の先進医療技術審査部会(座長=山口俊晴・がん研究会有明病院長)は13日に開かれ、実施医療機関による試験計画変更の報告遅れなどが相次いで審議された。
「慢性期治療病棟」新設など10項目を要望 日慢協、18年度改定で
日本慢性期医療協会は13日の会見で、2018年度診療報酬改定に向けた10項目の要望書を発表した。高度な慢性期医療を提供するため、療養病棟入院基本料1(20対1)の上位基準として「慢性期治療病棟」の新設などを求めた。
会内融和・団結を強調、今後の課題は「組織強化」 大阪府医・茂松会長
大阪府医師会の茂松茂人会長は、会長就任から1年が経過したことを機に本紙取材に応じ、今後の府医の課題として組織強化を挙げた。すでに府医内に「組織強化に関するワーキングチーム(WT)」を立ち上げ、具体策の検討に着手。
就業看護師は2年で6.2万人増、準看護師は1.7万人減 16年衛生行政報告例
厚生労働省は13日、「2016年衛生行政報告例(就業医療関係者)」の結果を公表した。16年末現在の看護師就業者数は114万9397人で、14年末から6万2618人(5.8%)増加した。准看護師は32万3111で1万7042人(5.0%)減少した。
17年度臨床研修医の採用実績は8489人 厚労省
厚生労働省は13日、2017年度臨床研修医採用実績調査の結果を公表した。採用実績は8489人(前年度比133人減)だった。大都市部のある6都府県(東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡)以外で採用された臨床研修医の割合は58.2%(0.8ポイント増)で、過去最大となった。
死亡診断書作成支援ソフト「DiedAi」が完成 日医、HPで公開
日本医師会は12日、死亡診断書(死体検案書)作成支援ソフト「DiedAi」(ダイダイ)が完成し、ホームページ上で公開を始めたと発表した。ダウンロードは無料。
[医薬品] シブトラミン配合の未承認「健康食品」を発見 厚労省
厚生労働省は7月13日、大阪府で発見された「医薬品成分が検出された健康食品」について発表した(p1~p3参照)。 問題となった製品は、「SLIMING BOMB」(p2参照)。形状はカプセルで、医薬?...
[臨床研修] 2017年度研修医採用実績、前年度比133人減の8,489人 厚労省
厚生労働省は7月13日、2017年度の「臨床研修医の採用実績調査」の結果を公表した。今年度は1,031カ所の臨床研修病院と大学病院を対象に実施した。 2017年度の採用実績は、8,489人(対前...
[感染症] 手足口病が定点当たり4.18人で流行、予防を呼び掛け 東京都
東京都は7月13日、手足口病について、2017年第27週(7月3~9日)の都内小児科定点医療機関からの患者報告数が都の警報基準(週あたり5.0人)を超えたと発表した。手足口病は毎年夏に小...
[経営] 5月のドラッグストアの販売総額は前年同月比5.8%増 経産省
経済産業省は7月13日、2017年5月分の「商業動態統計月報」を発表した。ドラッグストアに関しては、日本標準産業分類でドラッグストアに該当し、50店舗以上を有する企業または年間販?...