「 2017年08月 」一覧

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支払い意思額調査、支払い側は同意も診療側は慎重姿勢  費用対効果部会

 中医協・費用対効果評価専門部会は23日、総合的評価(アプレイザル)に活用する増分費用効果比(ICER)の評価基準に用いる支払い意思額(仮称)の調査方法について議論した。厚生労働省はこれまでの意見を基にした対応案を提示。支払い側は懸念が残っているとしながらも、調査実施に踏み出すべきだとしておおむね同意した。一方、診療側は慎重な姿勢を崩さなかった。

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[診療報酬] 医療機器3品目、臨床検査2件の保険適用を了承 中医協・総会3

 中央社会保険医療協議会・総会は8月23日、医療機器と臨床検査の保険適用を承認した。新たに保険収載(2017年9月収載予定)される医療機器は次のとおり(p3参照)(p4~p6参照)(p7~p9参照)(p10~p12参照)。【区分C1:新機能】 ●大腿動脈閉塞症におけるバイパス移植術(in situバイパス法)において、伏在静脈の静脈弁を切開する「レメイト オーバーザワイヤー静脈弁カッター」(レメイト・バスキュラー):保険償還価格8万6,000円【区分C2:新機能・新技術】 ●血糖値及び血液中のケトン体(β-ヒドロキ・・・

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「健康宣言2020」、2項目を達成  日本健康会議

 経済界や医療関係団体、保険者などで組織する日本健康会議は23日、2020年までに実現を目指す「健康なまち・職場づくり宣言2020」の達成状況を公表した。15年に出した「8つの宣言」のうち2つを達成していたほか、全体的に前年からの進展が見られた。渡辺俊介事務局長は記者団への説明で、今後、宣言の達成要件の見直しなど「質の向上」を検討する意向を示した。