新専門医制度、4月開始へ懸念多数も再延期論はなし 厚労省検討会
厚生労働省が9日に開いた「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」で、来年4月に始まる新たな専門医制度に対する懸念が相次いだ。
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厚生労働省が9日に開いた「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」で、来年4月に始まる新たな専門医制度に対する懸念が相次いだ。
厚生労働省は9日、「医療行為と刑事責任」をテーマにした有識者研究会の初会合を非公開で開いた。業務上過失致死傷罪(刑法第211条)に該当し「有罪」となった医療事故と、それ以外の刑事責任が問われなかった医療事故を統計学的な手法で客観的に比較し、有罪事例に多い因子をあぶり出す方法で研究を進める方向性が示された。座長には武蔵野大教授の樋口範雄氏が就いた。
自民党は衆院厚生労働委員長に髙鳥修一氏を内定した。内閣改造で文部科学副大臣に就いた丹羽秀樹氏の後任。これまで髙鳥氏は衆院厚生労働委員会理事、内閣府副大臣、党厚生労働部会長などを経験している。衆院文部科学委員長には、医師の冨岡勉氏が内定した。
日本医療安全調査機構は9日、医療事故調査制度の7月の現況をまとめた。医療事故発生の報告は22件(病院21件、診療所1件)で、制度開始後の累計は674件となった。診療科別の主な内訳は、内科が3件、整形外科が3件、心臓血管外科が3件など。地域別では、関東信越が10件で最も多く、次いで近畿が6件だった。
厚生労働省は9日の中医協・薬価専門部会で、後発医薬品と長期収載品の薬価の在り方、新薬創出等加算、イノベーションの評価について、これまでの議論の取りまとめを示した。診療側、支払い側ともに後発品への置き換えが進まない理由などについてあらためて意見を述べた。
厚生労働省は9日の中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)に、2018年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論を「第1ラウンドの概要」としてまとめ報告した。入院医療や外来医療などの議論、論点を整理したもので、支払い側からは外来における重症化予防でアウトカム評価の議論を求める声があった。
中医協・費用対効果評価専門部会は9日、試行的導入の総合的評価(アプレイザル)に必要な増分費用効果比(ICER)の評価基準の設定方法について、今後新たに実施する支払い意思額調査ではなく、過去に実施された調査と諸外国の評価基準を基に設定することを了承した。
日本医師会の横倉義武会長ら四師会トップは9日、厚生労働省内で記者会見を開き、受動喫煙対策強化を求めた署名活動で264万3023筆の署名が集まったことを報告した。
日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)は8月9日、2017年7月における「医療事故調査制度の現況報告」(p1~p2参照)を公表した。 医療事故報告の「受け付け件数」は22件(...
厚生労働省は8月9日付けで、「希少疾病用医薬品の指定取消し及び希少疾病用医薬品の指定」に関する通知を都道府県に発出した。指定が取り消されたのは、試験研究等の中止届が提出?...
国立がん研究センターが8月9日に公表した「がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2008年生存率集計」によると、全がんの5年生存率は65.2%で、前立腺ではほぼ100%であることが明らかに...
独立行政法人福祉医療機構は8月9日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付の「固定金利」(p1参照)(p3参照)(p5参照)と、「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率(p2参照)(p...