「 2017年08月 」一覧

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同時改定で「超高齢化社会を見据えた体制構築を」  加藤新厚労相

 加藤勝信厚生労働相は3日、内閣改造後初の記者会見に臨み、2018年度の診療報酬・介護報酬の同時改定の重要性を強調した上で「団塊の世代が75歳以上になる超高齢化社会を迎える2025年を見据えながら、医療・介護の提供体制をしっかり構築していきたい」と意気込みを述べた。

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加藤新厚労相、省内は歓迎ムード  トリプル改定にはどう対応?

 3日の内閣改造で加藤勝信衆院議員が新たな厚生労働相に就任した。厚生労働省内では「働き方改革や社会保障に通じていて、財政にも強い。大変頼りになる」「勉強熱心で役人の話もよく聞いてくれる」と歓迎する声が多く上がった。医療界では、2018年度トリプル改定に向けた姿勢に注目が集まっている。

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「アドバンス・ケア・プランニング」の普及策など検討へ  厚労省

 厚生労働省は3日、「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」の初会合を開いた。今後の医療や療養について患者・家族と医療従事者が事前に話し合う「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)の普及方法などを検討し、来年3月ごろ報告書をまとめる。

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新専門医制度「18年4月からの開始を」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は3日に記者会見し、新専門医制度について2018年4月から開始すべきという考えを示した。当初は17年4月から開始される予定だったのが延期されたため、横倉会長は「専門医になりたい若い医師は(制度開始を)1年待った。仮に2年待つことになると、キャリアへの影響が大きい」と指摘。現状では、まず制度を開始し、問題が起きればその都度解決していく方法が望ましいとの見方も示した。