「 2017年10月 」一覧

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ICCコーチ養成スクール

ICCコーチ養成スクールは、14年間で札幌・仙台・広島・福岡・熊本で開校し、約400名ものコーチを輩出してきた老舗のコーチ養成スクールです。 ICCでは「真のコーチになる」ために必要?...

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ギモン解決!褥瘡が治るしくみ,治らない理由

本セミナーは褥瘡管理に関して実践に強くなることを第一に考えています。臨床現場で日々遭遇する様々な問題・疑問を,教科書を読み返すことなく,その場で評価・考察し答えを導き出すために必要な基本的なものの考え方と応用力を身につけます。  第1講では褥瘡の創傷治癒を学びます。荷重部に生じるキズの創傷治癒は非荷重部のものとは大きく異なりますが,それは決して理解が難しいものではありません。教科書にはあまり詳しく書かれていない創傷治癒の基本原理を理解することで,逆にキズを見ただけで褥瘡を取り巻く環境に存在する問題がわかるようになります。難しそうな話ですが,これらを文字ではなくイラスト・写真を駆使して誰にでもわかるように解説します。  第2/3講では慢性創傷治療の基本であるTIMEの実践とドレッシングの使い方に関し学びます。TIMEの実践に際してはまず評価すべき病態,優先すべき治療があり,これを怠ると患者が不利益を被る場合もあります。"T"や"I"に関して,保存的療法を学ぶとともに,外科的デブリードマンを行うべき症例を外科系医師に依頼するためのコツも伝授します。創傷管理における"I"は"M"と密接な関係を持ちます。滲出液がどのように産生され,その量が何によって影響を受けるか,湿潤度の変化がキズとドレッシングにどのような環境をもたらすのか,わかりやすく解説します。議論の多いクリティカルコロナイゼーションに関しては,臨床的評価に関するアイデアとその対処法をイラストでわかりやすく解説します。また,"E"の評価法と問題を解決するためのドレッシングの選択法を学びます。  第4/5講では高齢化の進行,生活様式の欧米化,寝たきりをつくらないための介護などの影響で増えている,長時間の座位により生じる褥瘡(座りきり褥瘡)に関し,その背景,危険因子,治療,予防的スキンケアを独自のデータで解説します。褥瘡予防ができ,介護も楽になるオムツの使い方も覚えましょう。足の褥瘡はその多くが下肢の血流不全により生じています。今後患者数の著しい増加が見込まれ対応が急務ですが,単純にTIMEを実践してはいけない病態が多々あります。最低限覚えておくべきこと,治療の考え方に関し,明日から実践すべきことを中心に解説します。  最後の第6講ではドラッカーのマネジメントをベースに褥瘡を取り巻く環境のマネジメントを学びます。褥瘡チームがうまく機能していない,患者が言うことを聞かない,全然治癒が進まないなど,実はこれらはマネジメントの問題であることが少なくありません。治療に携わるスタッフ,患者,家族など全員が楽しく,苦しまずに褥瘡管理を行うために覚えておくべきこと,実践すべきことをマネジメントの観点から学びます。