「 2017年10月 」一覧

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総合診療PG、募集段階での一次審査基準の明確化を  四病協が専門医機構に

 四病院団体協議会は2日、総合診療専門研修プログラム(PG)の一次審査結果に関する意見書を日本専門医機構に提出した。意見書では、▽PG募集段階で一次審査基準を明確にすべき▽認定に至らなかったPGに対して、その理由を文書で発出すべき―の2点を求めている。

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病棟群単位、運用見直し来春以降も維持を  全日病・猪口会長

 全日本病院協会の猪口雄二会長(中医協診療側委員)は、中医協「入院医療等の調査・評価分科会」(入院分科会)の中間取りまとめについて本紙取材に応じた。2016年度改定で導入された病棟群単位の届け出制度については、現場が使いやすいように届け出に関する取り扱いを大幅に見直した上で、18年度改定以降も存続させる方向で検討すべきだとの姿勢を示した。

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介護医療院、「新設枠はほとんどないのでは」  日医・鈴木常任理事

 9月30日に開かれた中国四国医師会連合総会の第2分科会では、介護保険をテーマに意見を交換した。日本医師会の鈴木邦彦常任理事は、2018年度に創設される介護医療院への転換について、市町村は介護保険料への影響を抑えるため「(第7期介護保険事業計画で)新設の枠はほとんど作らないと思う」と述べた。

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18年度改定「人への手当てを強く主張していく」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は1日、徳島県で開かれた中国四国医師会連合総会で講演し、2018年度診療報酬改定に向けて「医療分野は雇用の受け皿になっているが、『人への手当て』が十分されていないのが大きな課題だ。『人への手当て』を強く主張していかなければならない」と強調した。

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医師の時間外労働規制「医療体制を損わぬよう整理」  日医・釜萢常任理事

 日本医師会の釜萢敏常任理事は9月30日、徳島県で開かれた中国四国医師会連合総会・第3分科会(地域医療)で、医師の「働き方改革」に関して「医師が過重労働を強いられるために健康被害が発生する事態は、医師の団体としては許してはいけない。これをどのように防ぐか、全力を挙げて取り組まなければならない」と強調した。