「 2017年11月 」一覧

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大学病院での医師の働き方、特性踏まえた制度設計を  AJMCが声明

 全国医学部長病院長会議(AJMC)は13日、大学病院で働く医師の働き方改革について、「診療」「教育」「研究」の3つに従事するという特性に十分配慮した制度設計を求める声明を発表した。同会議内の「大学病院の医療に関する委員会」の山本修一委員長(千葉大学病院長)は記者会見で「厚生労働省で医師の働き方改革の議論が始まっているが、とかく一般病院の医師の働き方という視点で議論が進められることに危惧を抱いている。

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在宅介護「医療の機能分化に逆行してはいけない」  日医・鈴木常任理事

 日本医師会の鈴木邦彦常任理事は12日の中部医師会連合委員総会・介護保険特別委員会分科会で、地域包括ケアシステムの構築が進められている中、在宅介護について、医療の機能分化に逆行しないよう整合性を取りながら推進すべきだとの考えを強調した。

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プラス改定へ「国民の理解を得なければならない」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は11日、中部医師会連合委員総会の特別講演で、2018年度診療報酬改定の財源を確保するよう、与党などに働き掛けを行っているところだと報告した。その上で「国会議員の向こうに国民がいる。『国民の理解を何とか得なければいけない』と努力している」と説明した。