「 2017年11月 」一覧

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「プラス改定必要なのは明白」  実調結果受け、日医・中川副会長

 厚生労働省が8日の中医協・調査実施小委員会で、2018年度診療報酬改定の基礎資料となる第21回医療経済実態調査(実調)の結果概要を報告したことを受け、日本医師会の中川俊男副会長は同日の記者会見で「今回の結果は近年になく悪い。特に病院が悪い。プラス改定にしなければならないのは明白だ」と強調した。

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7対1病院は赤字基調、医療療養20対1は黒字  医療経済実調

 8日の中医協総会で了承された第21回医療経済実態調査では、7対1算定病院の損益率が2015年度マイナス3.7%、16年度マイナス4.2%と依然として赤字傾向となる一方で、療養病棟入院基本料1(医療療養20対1)の損益率は15年度2.6%、16年度2.4%で横ばいを維持するなど対照的な結果となった。

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財務省、民間の一般病院「損益はむしろ改善」  実調結果を受け財政審で

 2015~16年度の医療機関の経営状況を探った医療経済実態調査の結果を受け、財務省は8日の財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=榊原定征・経団連会長)で、国公立を除く一般病院について、診療報酬改定直後の14年度と16年度の損益率を比べて「(16年度の)損益はむしろ改善している」との見解を示した。

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一般病院全体の損益率、赤字の公立病院が押し下げ  財務省が見解

 財務省は8日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、医療経済実態調査で2016年度の一般病院全体の損益率がマイナス4.2%(実際の開設者別施設数を踏まえて加重平均するとマイナス2.6%)となったのは、公立病院の損益率がマイナス13.7%だった影響が大きいとの見解を示した。

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C肝救済特措法、給付金請求期限の5年延長を  公明・厚労部会

 公明党厚生労働部会(桝屋敬悟部会長)は8日、血液製剤の投与を受けてC型肝炎になった患者の給付金を巡る提訴・請求期限が来年1月15日に迫っていることを踏まえ、議員立法のC型肝炎救済特別措置法を改正して期限を2023年1月まで5年間延長すべきとの考えでまとまった。