「 2017年12月 」一覧

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医師偏在是正で関連法案提出へ  厚労省会議が「第2次中間まとめ」

 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」と「医師需給分科会」の合同会議は18日、同分科会がまとめた医師偏在是正に向けた「第2次中間取りまとめ案」を、同検討会の森田朗座長(津田塾大教授)と、片峰茂座長代理(長崎大前学長・医師需給分科会座長)に一任する形で了承した。

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診療報酬、ネット改定率は実質「1.19%減」  医科は0.63%増

 加藤勝信厚生労働相と麻生太郎財務相は18日、2018年度予算編成について折衝し、診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の各改定率を正式に決定した。診療報酬は本体部分が0.55%増、薬価・材料価格見直しが1.74%減で、全体(ネット)では1.19%減となった。薬価制度の抜本改革の影響は0.29%減となっており、これを除くとネットで0.9%減となる。

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本体プラスに感謝「都の医療組み立てる上で重要」  都医・尾﨑会長

 東京都医師会の尾﨑治夫会長は18日、都内のホテルで開かれた「都医役員就任披露並びに年末懇親会」で挨拶し、2018年度診療報酬改定の改定率が本体プラス0.55%で正式に決まったことについて「医療関係者や国会議員などの力添えがあって、当初はマイナスと言われていたのがプラス改定になった。介護報酬と障害福祉サービス等報酬も上がることになった。これは東京の医療を組み立てていく上で非常に重要なこと。あらためて感謝申し上げる」と述べた。

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総合確保基金、「30億円程度の積み増し」を検討  加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は18日、麻生太郎財務相との大臣折衝後の記者会見で、地域医療介護総合確保基金について「金額は精査中だが、国・地方合わせて公費ベースで30億円程度を積み増すことを想定している」と明らかにした。折衝事項ではないが、診療報酬改定に合わせて検討した。