「 2017年12月 」一覧

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18年度トリプル改定、不透明なプラス財源  11日の週がヤマ場

 2018年度予算編成で大きな焦点となるトリプル改定を巡り、霞ヶ関や永田町では水面下の交渉が本格化している。薬価見直しなどで、社会保障関係費の自然増6300億円を5000億円に圧縮するための1300億円の財源はめどがついたが、各改定をプラスにするための財源捻出はまだ先が見えない。

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「手当て可能」の意見に、武田局長「真摯に受け止め」  医師需給分科会

 8日に開かれた厚生労働省「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」では、取りまとめ案に記載された偏在是正に向けての経済的インセンティブについて、森田朗構成員(津田塾大教授)が「いろいろな形での診療報酬の手当ては可能。もう少しクリアに書いてもよいのではないか」と指摘する一幕があった。

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介護施設の看取りで併算定を提案、支払い側は慎重姿勢  中医協

 厚生労働省は8日の中医協総会で、特別養護老人ホームなどの介護施設での看取りについて、現在は併算定できない診療報酬の在宅ターミナルケア加算などを算定できるようにしてはどうかと提案した。診療側は賛同したが、支払い側からは特養では配置医を活用すべきではないかなどの慎重な意見があった。