「 2018年02月 」一覧

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「臨床に悩んでいる医療従事者の為の筋膜アプローチ」

「臨床に悩んでいる医療従事者の為の筋膜アプローチ」 〜セミナー10年の軌跡から伝えられること〜 おかげさまをもちまして、2007年より開催させていただいております、「筋膜アプローチセミナー」も皆様のご愛顧のもと、無事10周年を迎えることができました。 当セミナーは、学術研究を中心とした団体ではなく、日々の臨床現場で働く医療従事者の方々への指導を、活動の中心として参りました。日々の指導の中から生まれた、臨床で役立つ実学的かつ実践的な知識やスキルをセミナー10周年の集大成としてお伝えしてゆきます。 今回のイベントでお伝えする筋膜へのアプローチという新たな「視点」や「臨床技術」が、日々臨床に励んでいる医療従事者の方にとっての問題解決のヒントにつながれば幸いです。 ********************イベント内容******************** 【基調講演1】10:30~11:30 「筋膜アプローチと私」 〜筋膜へのアプローチはなぜ効果があるのか、歴史における理解の変遷〜 講師:廣瀬 寛始 先生 内容:10周年イベントの最初の基調講演では、当セミナーの代表講師であります廣瀬寛始先生が、最新の筋膜に関する研究や知見を交えながら、「筋膜に対するアプローチがなぜ効果的なのか」について臨床家の立場からお話ししてゆきます。また日々の施術の基幹となる臨床的な観点や思想についてもお伝えしてゆきます。 【基調講演2】11:40~12:10 「超音波画像を用いたDTMRの効果検証」 講師:井上 芳典 先生 内容:基調講演2では、井上芳典先生が、DTMRの施術前後の被験者の大腿、腰部、下腿、前腕を日立 ARIETTA Prologueによって撮影した超音波画像を用いてDTMRの効果を検証していきます。 13:30~ ミニワークショップ 各教室にて <体験型ブース1> 筋膜アプローチの臨床体験(部位別リリース体験) 講師:井上 芳典 先生 / 卒業生 場所:第1研修室 内容:実際に筋膜への施術を体験していただくためのブースになります。 <講演型ブース2> 「深部組織-筋膜リリース(DTMR)を学び、臨床にどのように活用してきたか?」 ~脳血管疾患&整形疾患に対する上肢・手の治療~ 講師:本多 亮平 先生 場所:会議室1 内容:成人片麻痺患者の上肢の治療において神経学的要素&非神経学的要素の治療は双方に重要です。今回は、特に非神経学的要素(筋肉の短縮やアライメント)、整形疾患患者の局所と全体性のつながりの中で可動域改善等についてレクチャーとデモを中心にお伝えしてゆきます。 <講演型ブース3> 深部組織-筋膜リリースの臨床応用(推論形成からセルフケア指導) 講師:高木 庸平 先生 場所:会議室2 内容:医療、介護費の高騰する中、私たち療法士はその原因と結果を考え、いかに≪予防≫の観点を取り入れるかが大切となってきます。そこで今回、身近に取り入れられるストレッチ+αとして、特定の筋肉を伸ばすストレッチに加え、【筋膜】の特性である感覚、連携、支持の特徴を活かして、全体と局所の評価から縦.横.斜めのセルフリリースをレクチャーとデモを中心にお伝えしてゆきます。 ※参加者の皆様は、基調講演と全てのワークショプにご参加いただけます!