社会保障の伸び、「骨太」に数値目標入れず 政府、方針固める
政府は6月にまとめる「骨太の方針2018」で、焦点の一つである2019~21年度の社会保障関係費の伸びについて、16~18年度の「目安」のような具体的数値は盛り込まない方針を固めた。
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政府は6月にまとめる「骨太の方針2018」で、焦点の一つである2019~21年度の社会保障関係費の伸びについて、16~18年度の「目安」のような具体的数値は盛り込まない方針を固めた。
厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」と「医師需給分科会」の合同会議は28日、2020年度以降の医師養成(医学部定員)方針を示した「第3次中間取りまとめ案」を了承した。22年度以降は「将来的な医学部定員の減員に向けた議論をしていく」ことを明記した。
政府の社会保障制度改革推進会議(議長=清家篤・慶應義塾学事顧問)は28日、地域医療構想の進展状況について厚生労働省から報告を受け、奈良県と茨城県の取り組みをヒアリングした。清家議長は同日の議論を総括し、「秋の中間報告に当たっては、進捗状況を具体的に把握するとともに、地域ごとに比較可能にすることが重要だ。好事例を共有し、横展開を図っていく必要がある」と述べた。
日本病院会は26日の2018年度社員総会で、17年度の事業報告案と決算報告案を了承した。相澤孝夫会長は総会で「1年を振り返ってみると大きな問題が山積している。医師の働き方改革や、医師需給や偏在問題のほか、控除対象外消費税も決着がつかないまま四苦八苦しているのが現状だ」と挨拶した。
静岡県医師会は26日の臨時代議員会で次期役員等の選任を行い、現副会長の紀平幸一氏(78)が次期会長に決まった。現会長の篠原彰氏は僅差で敗れた。新役員の任期は6月16日の定時代議員会終了時から2020年の定時代議員会終了まで。
厚生労働省保険局医療課は25日付で、2018年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その4)を都道府県などに発出した。一般病棟用の重症度、医療・看護必要度ⅡによるA項目の評価について、検査や処置などで使用した薬剤の取り扱いを整理した。医科は12項目、歯科は4項目、調剤は1項目の解釈を示した。
厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」と「医師需給分科会」は5月28日開かれ、2020年度以降の医師の需給見通しと、それに基づく医師の養成方針を示す「第3次中間取りまと?...
政府の経済財政諮問会議は5月28日開かれ、プライマリーバランス(PB)の黒字化目標年や、「骨太の方針2018」の骨子案について議論した。安倍晋三首相はこのなかで、「PBの黒字化に向?...
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「レセプト情報等データベース活用の一例:高齢者医薬品適正使用のためのエビデンスの構築」を公表した。
北海道医師会郡市医師会長協議会が26日に開かれ、任期満了に伴う6月の日本医師会・会長選挙に立候補する意向を表明している現職の横倉義武氏について、推薦することを決めた。これで全ブロックが横倉氏への推薦を決めたことになる。