「 2020年05月 」一覧
「ベクルリー」を特例承認、コロナ重症患者に投与へ 中医協、8日に保険外併用の審議
厚生労働省は7日、ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「ベクルリー点滴静注液100mg」「同点滴静注用100mg」(一般名=レムデシビル)について、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会の審議を経て、新......
宣言延長「医療崩壊防ぐのに必要な判断」、治療方針の確立を 日医
日本医師会の横倉義武会長は7日の会見で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う政府による緊急事態宣言の延長について「医療崩壊を防ぐのに必要な判断だった」と評価した。宣言の解除に向けては「治療方針をしっ......
「医療向けの支援、より拡充を」 自民、経済成長本部とコロナ対策本部で
自民党の経済成長戦略本部(本部長=岸田文雄政調会長)と新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(本部長=田村憲久政調会長代理)は7日の合同会議で、厚生労働省などから新型コロナウイルスに関する対応状況を聴取......
日医の新型コロナ有識者会議、HPを開設
新型コロナウイルス感染症に関して、エビデンスに基づく正しい情報を臨床現場へ届けるために日本医師会が設置した「COVID-19有識者会議」がホームページを開設した。有識者会議副座長の笠貫宏・早稲田大特......
初診料など、臨時医療施設の保険診療上の取り扱いを事務連絡 厚労省
厚生労働省保険局医療課は7日までに、「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく臨時の医療施設の保険診療上の取扱い等について」を都道府県などに事務連絡した。診療報酬の算定に関する特例的な対応として、......
新型コロナの感染を抑制する抗体を作製、花王などが治療薬開発へ提携先募る(ニュース)
花王と北里大学、バイオベンチャーのEpsilon Molecular Engineering(EME)は2020年5月7日、新型コロナウイルスのヒト細胞への感染を抑制する低分子抗体を作製したと発表した。診断薬や治療薬の開発につながる可能性があるため、実用化を目指す提携先を募る。 今回作製したのはVHH(Variable domain of Heavy chain of Heavy chain)抗......
看護職の労働関連Q&Aを公開 新型コロナで日看協
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本看護協会はこのほど労働関連のQ&Aをホームページで公表した。Q&Aは、日看協が運営する同ウイルス感染症の看護職の相談窓口に寄せられた質問をまとめたもの。▽看護......
20年度診療報酬改定、関連通知を一部訂正 厚労省
厚生労働省保険局医療課は7日までに、2020年度診療報酬改定関連通知の一部訂正に関する事務連絡を都道府県などに発出した。別添4の「特定入院料の施設基準等」の脳卒中ケアユニット入院医療管理料に関する項......
ホテルなどの臨時医療施設での留意点を提示 厚労省・事務連絡
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は6日付で、都道府県などに対して事務連絡「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく臨時の医療施設における医療の提供等に当たっての留意事項について(その......
[医薬品] レムデシビル投与、腎機能・肝機能検査の徹底を 厚労省が通知
厚生労働省は7日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例的に承認された「レムデシビル」を使用する上での留意事項を都道府県などに通知した。同剤の投与によって、患者が急性腎障害や肝機能障害を引き起こす可能性があることから、投与の前や最中には腎機能・肝機能検査を毎日実施し、患者の状態を十分に観察することなどを求めている(p4参照)。 同剤の添付文書では、ALT(肝臓に多く含まれる酵素)が基準値上限の5倍以上の肝機能障害患者には投与しないことが望ましいとされているほか、腎機能障害患者に投与・・・...
[診療報酬] 看護必要度の届出手続きなどで疑義解釈を事務連絡 厚労省
厚生労働省は7日、2020年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その9)を地方厚生局などに事務連絡した。この中で、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の届出などについて解説した。 一般病棟用の重症度、医療・看護必要度IからIIへの評価方法の変更について、届出前3カ月間におけるIとIIの基準を満たす患者との差についての要件が廃止されたことを記載。今後、4月または10月の切替月に、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価方法の変更だけを行う場合には、切り替え後の評価方法による直近3カ月間の実績を別添7の様...
[看護] 看護職の新型コロナ相談窓口へ4月30日までに386件 日看協
日本看護協会は7日、「新型コロナウイルス感染症に関する看護職の相談窓口」へ4月6日から30日までに386件の相談があったことを明らかにした。寄せられた相談のうち、「感染管理」と「労働関連」については、主な内容とその回答をFAQにまとめてウェブサイトで公表した(p1参照)。 相談件数の内訳は、▽感染管理155件▽働き方135件▽メンタルヘルス35件▽その他61件。感染症予防の相談窓口を開設したところ、4月20日までに113件の相談が寄せられた。予防以外の幅広い問い合わせがあったことから、精神看護専門...
[医薬品] 新型コロナ治療薬レムデシビルを特例承認、投与対象は重症患者
厚生労働省は7日、エボラ出血熱の治療薬として開発されたレムデシビル(販売名ベクルリー点滴静注液100mg、同静注用100mg)を新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例で承認した。同感染症の治療薬として新規に承認されるのは日本国内で初めてだが、製造販売元の米ギリアド・サイエンシズが同剤を国内に納入する時期や供給量は現時点で確定していないという。また、投与対象は原則として重症患者に限る。 今回の対応は、薬事・食品衛生審議会が7日夕に開催した医薬品第二部会で特例承認を行っても差し支えないと判断され・...
初診からの電話等診療、早期の処置など必要な場合「適さない」 厚労省
厚生労働省医政局医事課と医薬・生活衛生局総務課は7日までに、「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱いに関するQ&Aについて」を都道府県など......