「 2020年05月 」一覧

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[労働衛生] 心理的負荷による精神障害の労災認定基準を改正 厚労省が通知

 厚生労働省は5月29日、「心理的負荷による精神障害の認定基準」を改正し、都道府県労働局長に通知したと発表した。「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を受け、「心理的負荷評価表」に「パワーハラスメント」の出来事を追加した(p1参照)。 厚労省によると、「具体的出来事」にも「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」を追加した。このほか、評価対象のうち、「パワーハラスメント」に当たらない暴行やいじめなどについても文言を修正。具体的には、「具体的出来・・・...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 6月1日-6月6日

 来週6月1日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)6月1日(月)9:30-12:00 第177回 社会保障審議会介護給付費分科会(オンライン会議)6月2日(火)未定 閣議(持ち回り)6月4日(木)16:00-18:00 第86回 先進医療会議(オンライン会議)6月5日(金)未定 閣議(持ち回り)・・・...

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新型コロナで「場所」と「サービス」が遊離の兆し、元「WIRED」日本版編集長が語る(私たちの「アフターコロナ」)

 長年テクノロジーを俯瞰(ふかん)的に見てきた編集者である黒鳥社の若林恵氏が、「サービス事業の在り方と空間の多様化」「行政とデジタル化」「誤情報の拡散への対処」という3つの観点でアフターコロナを語った。サービス事業の在り方と空間の多様化では、医療も例外ではなくなる可能性も指摘する。(インタビューは2020年4月21日にオンラインで実施した。聞き手は島津 翔=日経クロステック、高橋 厚妃=日経クロス......

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[医薬品] ジェネリック採用のインセンティブで規制ライン示す 経産省

 経済産業省は5月28日、グレーゾーン解消制度の活用結果を公表した。今回は、事業者の「ジェネリック医薬品等後続医薬品への切替えのためのコンサルティングサービス」に対する照会に消費者庁が回答した(p1参照)。 事業者からは、「保険者の支払いを減らすことを目標とし、ジェネリック医薬品の採用・切り替えを選択する医療機関、患者に金銭、商品券、ポイントなどのインセンティブを提供することは、規制の対象であるか」という点が照会された(p3参照)。 具体的な法律、規制は、▽不当景品類及び不当表示防止法・・・...

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[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 20年1月審査分 厚生労働省

 厚生労働省は5月28日、2020年1月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り(p1参照)。【受給者数】●介護予防サービス:▽総数/79万2,600人▽介護予防居宅サービス/77万6,300人▽地域密着型介護予防サービス/1万4,300人●介護サービス:[全体]▽総数/442万1,600人▽要介護1/116万5,600人▽要介護2/108万9,400人▽要介護3/84万6,100人▽要介護4/76万8,800人▽要介護5/55万1,60...