「 2020年06月 」一覧

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[医療提供体制] コロナ抗原診断キット、供給先の優先付けを撤廃 厚労省

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルス抗原診断キットを特定の地域の「帰国者・接触者外来」などに優先的に供給していた措置を撤廃するとの事務連絡を都道府県などに出した。キットの供給を希望する医療機関などに対し、各地域の販売代理店に連絡するよう求めている(p1参照)。 供給先の優先付けの撤廃は、キットの供給量や全国の感染患者の発生状況などを踏まえた対応。医療機関がキットを用いる場合、あらかじめ都道府県などと行政検査の委託契約を結ぶ必要がある(p1参照)。 今回の事務連絡の発出に伴い、厚労・・・...

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[感染症] 学校のコロナ発生把握、感染症情報システムの活用を 厚労省

 厚生労働省健康局結核感染症課は8日、学校などにおける新型コロナウイルス感染症の発生状況に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。日本学校保健会が運営主体となっている「学校等欠席者・感染症情報システム」を積極的に活用し、サーベイランス体制の構築に努めるよう求めている(p1~p2参照)。 事務連絡では、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイルス感染症対策本部決定)で、厚労省と文部科学省は、学校などでの集団発生の把握の強化を図ることが求められているこ・・・...

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[感染症] 予防接種・乳幼児健診、コロナ対策で遅らせないで 厚労省

 厚生労働省は8日、予防接種と乳幼児健診を適切な時期に受けることの重要性を訴えるリーフレットを作成したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行が気になる保護者に対し、受診を遅らせることのないよう呼び掛けている。 リーフレットでは、予防接種のタイミングについて、感染症にかかりやすい年齢などを基に決められていることに触れ、「特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守る・・・...

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[介護] サ高住入居時の事前説明、テレビ会議でも可能に 厚労省・国交省

 厚生労働省老健局と国土交通省住宅局は8日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居予定者に対して行う、生活支援サービスなどに関する事前説明について、テレビ会議システムなどで行うことを可能とする見解を都道府県などに通知した(p1参照)。新型コロナウイルス感染症への対応と同時に、ITの利活用を促進する。 通知では、テレビ会議システムなどを使った事前説明を認める条件を整理。入居予定者の同意を事前に得た上でITを使った事前説明を行うことや、入居予定者に事前説明書を送付し、入居予定者が説明書を・・・...

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中国初の医療向け5Gエッジクラウド、ZTEと中国移動が運用開始(ニュース)

 中国ZTEは2020年6月2日、中国China Mobile(中国移動)と協力して、中国初とする医療向け5G(第5世代移動通信システム)エッジクラウドプラットフォームを運用開始したと発表した(ZTEのニュースリリース)。5Gのネットワークスライシングとエッジコンピューティング技術を統合することで、医療現場が必要とする通信、コンピューティング、情報保管などのサービスを提供する。安全で、運用管理も簡......