「 2020年06月 」一覧
医療者への慰労金給付など含む「2次補正予算案」が審議入り 国会
政府は8日、新型コロナウイルス感染症に関する追加対策を講じるための2020年度第2次補正予算案を国会に提出した。医療関連では、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」を大幅に拡充し、医療従事者......
日医会長選立候補の横倉氏、10日に会見 副会長候補3氏と
日本医師会の会長選に立候補を表明した現職の横倉義武氏の選挙対策本部は8日、10日午後6時から、東京都千代田区のサピアタワー東京ステーションコンファレンスで会見を開くと発表した。横倉氏が副会長候補の3......
病院主導でPPE開発、“第2波”見据え県に備蓄要請も 福山・大田記念病院
新型コロナウイルス感染症の拡大で、個人防護具(PPE)が全国的に不足する中、社会医療法人祥和会脳神経センター大田記念病院(広島県福山市)は、地元企業と連携してオリジナルマスクやプラスチックガウンを開......
佐藤武寿会長が2期目に 福島県医師会
福島県医師会は7日の定例代議員会で役員改選を行い、会長に現職の佐藤武寿氏(74)を選出した。佐藤氏は2期目。任期は7日から2022年6月開催予定の定例代議員会の終了時まで。●福島県医師会の新役員(敬......
「会長交代のロスを排除し、継続的に国難に当たる」 横倉氏が文書
日本医師会の会長選に立候補した現職の横倉義武氏は8日までに、決意を記した文書を都道府県医師会長や日医代議員らに送付した。会長選を避けるため「一度は4期で引退することを考え、後進に委ねる気持ちを固めた......
[医療提供体制] コロナ抗原診断キット、供給先の優先付けを撤廃 厚労省
厚生労働省は8日、新型コロナウイルス抗原診断キットを特定の地域の「帰国者・接触者外来」などに優先的に供給していた措置を撤廃するとの事務連絡を都道府県などに出した。キットの供給を希望する医療機関などに対し、各地域の販売代理店に連絡するよう求めている(p1参照)。 供給先の優先付けの撤廃は、キットの供給量や全国の感染患者の発生状況などを踏まえた対応。医療機関がキットを用いる場合、あらかじめ都道府県などと行政検査の委託契約を結ぶ必要がある(p1参照)。 今回の事務連絡の発出に伴い、厚労・・・...
[感染症] 学校のコロナ発生把握、感染症情報システムの活用を 厚労省
厚生労働省健康局結核感染症課は8日、学校などにおける新型コロナウイルス感染症の発生状況に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。日本学校保健会が運営主体となっている「学校等欠席者・感染症情報システム」を積極的に活用し、サーベイランス体制の構築に努めるよう求めている(p1~p2参照)。 事務連絡では、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイルス感染症対策本部決定)で、厚労省と文部科学省は、学校などでの集団発生の把握の強化を図ることが求められているこ・・・...
[感染症] 予防接種・乳幼児健診、コロナ対策で遅らせないで 厚労省
厚生労働省は8日、予防接種と乳幼児健診を適切な時期に受けることの重要性を訴えるリーフレットを作成したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行が気になる保護者に対し、受診を遅らせることのないよう呼び掛けている。 リーフレットでは、予防接種のタイミングについて、感染症にかかりやすい年齢などを基に決められていることに触れ、「特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守る・・・...
[介護] サ高住入居時の事前説明、テレビ会議でも可能に 厚労省・国交省
厚生労働省老健局と国土交通省住宅局は8日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居予定者に対して行う、生活支援サービスなどに関する事前説明について、テレビ会議システムなどで行うことを可能とする見解を都道府県などに通知した(p1参照)。新型コロナウイルス感染症への対応と同時に、ITの利活用を促進する。 通知では、テレビ会議システムなどを使った事前説明を認める条件を整理。入居予定者の同意を事前に得た上でITを使った事前説明を行うことや、入居予定者に事前説明書を送付し、入居予定者が説明書を・・・...
中国初の医療向け5Gエッジクラウド、ZTEと中国移動が運用開始(ニュース)
中国ZTEは2020年6月2日、中国China Mobile(中国移動)と協力して、中国初とする医療向け5G(第5世代移動通信システム)エッジクラウドプラットフォームを運用開始したと発表した(ZTEのニュースリリース)。5Gのネットワークスライシングとエッジコンピューティング技術を統合することで、医療現場が必要とする通信、コンピューティング、情報保管などのサービスを提供する。安全で、運用管理も簡......
小原会長が2期目に 岩手県医師会
岩手県医師会は6日の定例代議員会で、会長に現職の小原紀彰氏(77)を選出した。小原氏は2期目。任期は6日から2022年6月の定例代議員会終了まで。●岩手県医師会の新役員(敬称略、○は新任)【会 長】......
オンライン診療、医療者いない場での検討に懸念 日医・今村副会長
日本医師会の今村聡副会長は7日、ウェブ会議で開かれた日本遠隔医療学会オンライン診療分科会の公開研究会で「オンライン診療の適切な実施」をテーマに講演した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、時限......
4月の患者数、前年同月比で外来17.9%減・入院12.5%減 MDV
病院の経営支援システムを提供しているメディカル・データ・ビジョン(MDV)は8日、新型コロナウイルス感染症が病院経営に及ぼす影響について、4月の診療データの集計結果を公表した。延べ患者数は前年同月比......
中川氏「どんな力や障害にも屈しない」 都医・尾﨑会長「中川氏に一本化を」
27日に行われる日本医師会の会長選に立候補を表明した現副会長の中川俊男氏は7日、東京都内で、自身を支持する都道府県医師会長らと共に会見した。中川氏は「国民の健康と命を守るために努力を惜しむことはない......
九医連、横倉会長の推薦を正式決定 代議員会議長には馬瀬氏
九州医師会連合会は6日、常任委員と次期会長による合同会議を開き、27日に行われる日本医師会の会長選で、立候補を表明した横倉義武氏を推薦すると正式に決めた。常任理事に平川俊夫氏(福岡)を推薦することも......
議長候補に富山県医会長・馬瀬氏を推薦 中部医連
中部医師会連合は5日までに、27日に行われる日本医師会の役員改選に伴う代議員会議長の選定で、富山県医師会長の馬瀬大助氏を推薦することを決めた。中部医連の委員長も務めている馬瀬氏は本紙に「中部の他の6......