[感染症] 呼吸器症状残るも検査陰性、退院・入院勧告解除が可能 厚労省
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症患者や無症状病原体保有者の退院の取り扱い(退院基準)に関する質疑応答集(Q&A)を都道府県などに事務連絡で周知した。患者に呼吸器症状が残っているものの、PCR検査の結果で陰性だった場合、担当医が感染症のまん延の恐れがないと判断すれば、都道府県で「退院又は入院勧告を解除して差し支えありません」との解釈を示している(p3参照)。 Q&Aによると、PCR検査によって陽性が判明した時点で既に発症日から10日が経過し、症状の軽快後72時間が経ち退院基準を満たしてい・・・...