「 2020年07月 」一覧

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[介護保険] 介護保険事業状況報告の概要 20年5月暫定版 厚労省

 厚生労働省はこのほど、2020年5月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●保険給付費▽保険給付費総額/8,493億円▽居宅(介護予防)サービス分/3,955億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,364億円▽施設サービス分/2,667億円●第1号被保険者数:3,560万人●要介護(要支援)認定者数:668.6万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約18.4%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/386.0万人▽地域密着型...

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[先進医療] 先進医療と患者申出療養の各1技術を了承 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は22日、先進医療合同会議で「適」と評価された先進医療A該当技術と、患者申出療養評価会議で「適」と評価された患者申出療養対象技術の各1件について実施を了承した。詳細は以下の通り。【先進医療A】技術名:Zenker憩室に対する軟性内視鏡的憩室隔壁切開術/適応症など:Zenker憩室/申請医療機関:呉医療センター・中国がんセンター(p31参照)【患者申出療養】技術名:トラスツズマブ エムタンシン静脈内投与療法/適応症など:乳房外パジェット病(HER2が陽性であって、切除が困...

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[医療提供体制] 7月豪雨で診療録など滅失、保存義務違反に相当せず 厚労省

 厚生労働省は、7月の豪雨に伴って医療機関が診療録などを滅失した場合、保存義務違反には当たらないとする事務連絡を都道府県などに出した。また、滅失した文書の有無の確認や、この事務連絡に基づく対応に関しては、直ちに実施を求めるものではないとも指摘。「医療機関等の復旧作業に着手可能な状況になった段階で実施することとして差し支えない」としている(p2参照)。 厚労省は、7月の豪雨で医療機関が診療録といった文書を滅失した場合について、東日本大震災の発生を受けて2011年3月31日付で発出した事務連絡と・・・...

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[医療費] 都道府県後期高齢者医療広域連合「12億円の赤字」 厚労省が公表

 厚生労働省は22日、都道府県後期高齢者医療広域連合の2018年度の財政状況などを公表した。同広域連合は後期高齢者医療制度の実施主体となっており、単年度収支(国庫支出金等精算後)は「12億円の赤字」としている(p1参照)。 厚労省によると、保険料収入については、被保険者数の増加などにより、前年度比3.8%増の1兆2,365億円となった。国庫支出金、都道府県支出金、市町村負担金、後期高齢者交付金に関しては「保険給付費増により増加」と説明。支出については、保険給付費が同2.1%増の15兆1,466億円と...

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[医療機器] 区分C1の医療機器15品目を保険適用 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は22日、医療機器15品目の保険適用を承認した。新たに保険適用される医療機器(2020年9月収載予定)は次の通り(p2~p3参照)。【区分C1:新機能】●「プロヴォックス Vega」(アトスメディカルジャパン)各製品の主な使用目的と販売名、償還価格は下記の通り(p4~p5参照)。[人工鼻]気管孔に取り付けられた気管切開チューブまたは固定用テープに装着し、患者の呼吸の熱と水分を捕捉し、呼吸を支援することを目的とする。▽エクストラフローHME/エクストラモイストHME:49...

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[診療報酬] 診療報酬絡めた経営状況の議論に支払側が反対姿勢 中医協総会

 中央社会保険医療協議会が22日に開いた総会で、日本医師会常任理事の松本吉郎委員が、新型コロナウイルスの感染拡大による医療機関への影響に関する資料を示すよう厚生労働省に求めた。一方、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は資料提示の要求は否定しないが、新型コロナの影響を受けた医療機関の経営状況について診療報酬を絡めて議論することには「明確に反対する」とし、中医協で話し合うべき事案ではないとの考えを示した。 医療機関の経営状況については、日医の中川俊男会長が8日の定例記者会見で、新・・・...

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[医薬品] 中医協、中間年薬価調査の実施を決定 日医委員が了承

 厚生労働省は22日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、政府の骨太方針2020を踏まえ、20年度の中間年薬価調査の計画案を改めて提示した。診療側は反対で一致していたが、松本吉郎委員(日本医師会常任理事)は、政府決定に遺憾の意を示しながらも、改定の是非は調査結果を踏まえ改めて検討すること、調査は医療機関の負担軽減に十分配慮することを条件として了承することを表明。その後の総会で、薬価調査の実施を決定した(p3~p7参照)。 初めての実施となる中間年薬価調査は、9月取引分について、販売側である卸・・...

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[医薬品] コロナとインフルを同時検出、新試薬が保険適用に 中医協が了承

 中央社会保険医療協議会は22日の総会で、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど複数の病原体を同時に検出できる臨床検査試薬などを医療保険の適用対象とすることで合意した。新型コロナとそれ以外のウイルスを複数同時に調べられる検査試薬の保険適用は初めてで、収載は8月の予定(p15~p16参照)。 検査試薬の名称は「FilmArray呼吸器パネル2.1」。販売会社のビオメリュー・ジャパン(東京都港区)によると、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)など鑑別の難しい呼吸器感染症の18種のウイルスと...