「 2020年10月 」一覧
データヘルス改革、患者本人のレセプト傷病名確認に慎重意見 厚労省
厚生労働省は21日、健康・医療・介護情報利活用検討会と関連のワーキンググループ(WG)を併せて開いた。データヘルス集中改革プランで集中的に取り組む▽全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大▽電子処方箋......
医療扶助、原則マイナンバーカードで資格確認に 厚労省・検討会
厚生労働省の「医療扶助に関する検討会」は21日、医療扶助でのオンライン資格確認の導入に向けた方向性案を大筋で取りまとめた。原則として、マイナンバーカードによって医療扶助の資格を確認することとし、オン......
コロナ患者、1700医療機関が「受入可能」 厚労省、受入実績ありは1353カ所
厚生労働省は21日の地域医療構想に関するワーキンググループに、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ可能医療機関や、受け入れ実績などに関するデータを報告した。新型コロナ患者を受け入れ可能だったのは1......
オンライン診療、「保険者や利用者の意見も反映を」 規制改革WGで河野行革相
政府の規制改革推進会議「医療・介護ワーキンググループ(WG)」は21日、オンライン診療の普及促進などをテーマに議論した。出席した河野太郎行政改革担当相は、オンライン診療の実施に関する議論を行っている......
コロナ踏まえた地域医療構想で議論開始、“再検証の期限”も 厚労省WG
厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)」(座長=尾形裕也・九州大名誉教授)は21日、新型コロナウイルス感染症を踏まえた地域医療構想の考え方について議論を始めた。いわゆる“再検証......
[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比6.8%減の511人 厚労省
厚生労働省はこのほど、2020年10月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。20年1月1日-9月30日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p4参照)。【死亡災害】●死亡者数:511人(前年同期比37人減・6.8%減)●事故の類型別発生状況▽墜落・転落/133人▽交通事故(道路)/100人▽はさまれ・巻き込まれ/76人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:8万332人(741人増・0.9%増)●事故の類型別発生状況▽転倒/1万9,376人▽墜落・転落/1万3,510人▽動作の反動...
[医療改革] 電子処方箋の運営主体に支払基金と国保中央会を提案 厚労省
厚生労働省は21日、「健康・医療・介護情報利活用検討会」などの合同会合で、電子処方箋の仕組みの運営主体の候補として社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と国民健康保険中央会(国保中央会)を挙げた(p54参照)。この仕組みの基盤であるオンライン資格確認等システムの開発・運営を担っていることが候補先の選定理由。ただ、構成員からは、比較する判断材料がない状況で決定することはできないといった意見が上がった。 オンライン資格確認等システムを基盤とする電子処方箋の仕組みが、2022年の夏ごろに構築され・・・...
[医療提供体制] 病院の薬剤師数に機能間格差、充足率に地域差も 厚労省
厚生労働省の「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」は21日、病院薬剤師の業務と卒後研修の制度化を巡る議論を始め、病院で勤務する薬剤師の人数には、機能によって格差があるとする調査結果の報告があった(p25参照)。ただ、病院ごとの「充足率」は全ての機能で100%を割り込み、薬剤師の勤務環境を改善する必要性を指摘する意見があった(p26参照)。 検討会では、勤務先別の薬剤師業務や免許取得後の卒後研修などのテーマを年明けにかけて議論することになっており、この日は、病院薬剤師の働き方や卒後・・・...
[医療提供体制] 具体的対応方針の見直し期限、再設定時期で意見二分
厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」は21日の会合で、新型コロナウイルス感染症を踏まえた地域医療構想の考え方の議論を開始した。同省が公立・公的医療機関などに要請している「具体的対応方針」の再検証の期限について、保険者側が再提示を求めたが、医療提供側は新型コロナの収束がある程度見えた時点で改めて示すべきだと主張した。 厚労省はこの日、今後の地域医療構想の実現に向けた論点として、▽新型コロナなどの新興・再興感染症の拡大時の患者の受け入れ体制確保▽新型コロナへの対応などを踏ま・・・...
[医療改革] データヘルスの集中改革プラン、3つの項目で論点整理 厚労省
厚生労働省は21日、「健康・医療・介護情報利活用検討会」「医療等情報利活用ワーキンググループ」「健診等情報利活用ワーキンググループ」を合同開催した。7月のデータヘルス改革に関する閣議決定を受けて「新たな日常にも対応したデータヘルスの集中改革プラン」の3つの「ACTION」に沿って取り組みを進めるため、年末までに論点ごとの対応について議論し、可能なものから一定の整理を行うスケジュールを厚労省が示した(p11参照)。 プランは、▽全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大(ACTION1)▽電子処方箋の仕...
[医療改革] 初診を含むオンライン診療のルールを具体化へ 厚労省
厚生労働省は、初診を含むオンライン診療の原則解禁に向けて安全性や信頼性を担保するためのルールの具体化に着手する。専門家らによる省内の検討会で枠組みを話し合う。 規制改革推進会議の医療・介護ワーキング・グループ(WG)が21日に行ったヒアリングで明らかにした。オンライン診療を巡っては、田村憲久厚労相が8日、河野太郎規制改革担当相、平井卓也IT政策担当相と、安全性・信頼性をベースに初診を含めて原則解禁することで合意した。電話ではなく映像を使うことなどが条件。 河野担当相は21日の会合で、4月に始ま・・...
【2020年】介護離職ゼロとは? 2015年からの施策の内容・菅内閣の課題など
日本は超高齢社会に突入しています。高齢化に伴う大きな問題が「介護離職」です。2015年の安倍内閣のころから菅内閣にかけて続けて国家施策が取られてきました。そんな介護離職防止の施策が「介護離職ゼロ」です。今回は介護離職ゼロについてこれまでの政策の内容や菅内閣の課題などをまとめてご紹介します!...
挑戦的で幸せな組織は意図的に生み出せる 日立フェロー矢野氏(日経クロステック EXPO 2020リポート)
日経クロステック EXPOの開催8日目となる2020年10月19日、日立製作所 フェローの矢野和男氏が「予測不能に挑む企業経営:幸せを中心とする企業に向けて」と題した講演を行った。現在、コロナウイルス禍で人々の生活が大きく変化し、企業経営も大きな変革が求められてきている。そんな中で矢野氏は「予測不能」と「幸せ」というキーワードが重要だと語った。 「社会が大きく変化するときに一番ダメなのは、今まで......
医師など31職種でマイナンバーによる資格申請導入を議論 厚労省・検討会
厚生労働省は20日、「社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会」の初会合を開いた。医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護福祉士といった社会保障関連の31職種の資格について、マイナ......
オンライン診療の原則解禁、「党の議論はこれから」 自民・橋本医療委員長
自民党の社会保障制度調査会(鴨下一郎会長)の医療委員会(橋本岳委員長)は20日、医療提供体制に係る諸課題について意見を交わした。橋本委員長は冒頭の挨拶で、田村憲久厚生労働相ら3大臣がオンライン診療の......
難病法の見直しに向け、臨個票の構成変更案を了承 厚労省・検討委
厚生労働省の厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会は20日、難病法・児童福祉法の見直しに向け、関係者の事務負担軽減を図る観点から現行の指定難病の医療費助成で必要とされる診断書(臨床調査個人票)......