「 2020年12月 」一覧

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[人口] 人口動態統計月報 20年7月分 厚労省

 厚生労働省は4日、2020年7月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態(p5参照)▽出生数/7万4,218人(前年同月比2.7%減・2,021人減)▽死亡数/10万4,046人(1.5%減・1,609人減)▽自然増減数/2万9,828人の減少(412人減)●死因別死亡数の上位3位(p12~p15参照)▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,591人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万4,397人▽老衰/9,969人・・・...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比約6万人減の115万4,455人 病院報告

 厚生労働省は4日、2020年8月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数▽全病床平均/27.8日(前月比0.1日減)▽一般病床/16.1日(0.0日増)▽療養病床/140.3日(0.3日増)▽介護療養病床/318.8日(16.1日減)▽精神病床/279.2日(9.2日増)▽結核病床/48.2日(6.5日増)●1日平均患者数▽在院患者数/115万7,587人(5,069人増)▽外来患者数/115万4,455人(6万3,179人減)●月末病床利用率...

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[医療提供体制] 救命救急センターの充実段階評価、コロナ影響項目は除外を

 厚生労働省は、4日に開かれた「救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会」で、救命救急センターの充実段階評価に関する「対応方針案」を示した。新型コロナウイルス感染症患者の受け入れにより影響を受ける項目があった場合、2020年度は、こうした項目を外して評価することなどを提案した(p29参照)。 既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化するため、毎年充実段階評価を実施しており、その結果は、救命救急センター運営事業費の補助額や診療報酬点数の救命救急入院料の施設基準などに使われている・・・...

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[感染症] コロナ死後のケア、具体的な院内感染対策を追記 厚労省事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「死後のケア」の具体的な院内感染対策などを追記した新型コロナウイルス感染症診療の手引き第4版に関する事務連絡(4日付)を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。9月に事務連絡した第3版を改訂したもので、関係各所へ周知するよう求めている(p1参照)(p49参照)。 第4版では「死後のケア」について、直接的なケアを行う人は、▽フェイスシールド(またはゴーグル)▽長袖ガウン▽手袋▽サージカルマスク-などの「個人防護具を着用する」と明記している・・・...

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[感染症] 感染性胃腸炎など3週連続で増加 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は4日、「感染症週報 第47週(11月16日-11月22日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p6参照)(p25~p27参照)。▽インフルエンザ/0.01(前週0.00)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.10(0.10)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.25(0.21)/第42週以降増加が続いている▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.81(0.72)/2週連続で増加▽感染性胃腸炎/2.38(2.08)/3週連続で増加▽手足口病/0.12(0...

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[インフル] 全国報告数46人、前年比2万7,347人減 インフルエンザ・第48週

 厚生労働省は4日、2020年第48週(11月23日-11月29日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は前週と同じく46人となった。前年同期と比べ2万7,347人減と大幅な減少となった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第13報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」だった(p4参照)。●定点報告(p2参照)(p6参照)▽定点当たり報告数(全国):0.01(前年同期5.52)▽報告患者数(全国):46人(...

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[医薬品] 経口抗真菌剤イトラコナゾール錠を自主回収、睡眠導入剤混入

 厚生労働省は、後発医薬品メーカーの小林化工(福井県あわら市)が経口抗真菌剤のイトラコナゾール錠50「MEEK」の自主回収を開始したことを明らかにした。一部のロットに、睡眠導入剤の有効成分であるリルマザホン塩酸塩水和物が混入している事実が判明したことによる措置で、対象品は同社が2020年9月28日から12月3日にかけて出荷した100錠(PTP)929箱(p1参照)。 対象のロット番号は「T0EG08」。同社によると、この薬を処方した患者について、ふらつきや意識朦朧などの精神神経系の重篤な副作用が報告...

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[予算] 21年度予算編成でメリハリ付け、PB黒字化目標に変更なし 政府方針

 政府の経済財政諮問会議は4日、2021年度予算編成の基本方針の大枠を固めた。重要課題への対応に必要な予算措置を講じ、財政健全化に向けた着実な取り組みを進めつつ、メリハリの効いた予算編成を目指すとの考え方を示した(p48参照)。国・地方を合わせた基礎的財政収支(PB)の25年度の黒字化についての言及はなかったが、西村康稔・経済財政政策担当相は会議後の記者会見で「25年度の健全化目標は変更していない」と述べた。基本方針は今後、与党でも議論され、次の会議で正式にまとまる予定。 基本方針では、骨太方針・・...

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[医療改革] 地域医療構想実現を都道府県の必須目標に 諮問会議の民間議員

 政府の経済財政諮問会議が4日開かれ、サントリーホールディングスの新浪剛史社長ら民間議員は、1人当たり医療費の地域格差を縮小させるための取り組みが十分に進んでいないとして、加速を求めた(p11参照)。地域医療構想の実現を医療費適正化計画の「必須目標」に設定するなどの具体策を挙げ、政府が年末に改訂する「経済・財政一体改革」の改革工程表に具体策を反映させるべきだとしている(p11参照)。 病床数が多い地域では、入院期間が長引く傾向があることが分かっており(p15参照)、民間議員らは、1人当・・・...

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[医療機器] 自動植込み型除細動器「S-ICDパルスジェネレータ」自主回収

 厚生労働省は4日、ボストン・サイエンティフィックジャパン(東京都中野区)が自動植込み型除細動器「S-ICDパルスジェネレータ」の自主回収を開始したと発表した。海外の製造元から、部品の成形不良に起因した動作不良が認められたとの報告を受けたことによる対応で、回収の対象は、2016年1月27日から18年2月23日にかけて71医療機関へ納入した計102台(p1参照)。 厚労省や都などによると、同製品での除細動治療で発生した電気的過負荷によってヘッダ内部の部品が損傷した事象が、海外で6件確認された。 こうし...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月7日-12月12日

 来週12月7日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)12月7日(月)18:00-20:00 第3回 がん全ゲノム解析等連絡調整会議(オンライン会議)12月8日(火)未定 閣議15:00-17:00 第4回 難病に関するゲノム医療の推進に関する検討会12月9日(水)13:00-15:00 第118回 厚生科学審議会 科学技術部会(オンライン会議)14:00-16:00 第30回 地域医療構...