「 2020年12月 」一覧

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ウエアラブル端末を創薬研究に活用へ、東北大やMICINなどが共同研究(ニュース)

 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と日本製薬工業協会(製薬協)、MICINは、医薬品の研究開発にウエアラブル端末を活用するための共同研究を始めた。ウエアラブル端末のデータと生活習慣、MRI画像のデータなどとの関連性を調べる研究につなげ、革新的な医薬品や医療技術の創出を目指す。 共同研究では米Fitbit(フィットビット)のウエアラブル端末を利用する。ToMMoが実施する地域住民......

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[医療提供体制] 臨床検査技師教育、95単位から102単位へ 省令案を公表

 厚生労働省と文部科学省はこのほど、臨床検査技師学校養成所指定規則の一部を改正する省令案の概要を公表した。臨床検査技師養成所などにおける教育内容を見直し、総単位数について「現行の95単位から102単位に引き上げる」などとしている。2月上旬公布、4月1日施行の予定(p2参照)(p4参照)。 教育内容の見直しについては「臨床検査技師学校養成所カリキュラム等改善検討会」で検討が行われ、「総単位数は、現行の95単位に必要な教育内容を追加し、102単位以上とする」などとする報告書(2020年4月8日)が取りま...

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[介護保険] 保険給付費の総額は8,598億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省はこのほど、2020年10月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●保険給付費▽保険給付費総額/8,598億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,019億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,388億円▽施設サービス分/2,672億円●第1号被保険者数:3,571万人●要介護(要支援)認定者数:678.2万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約18.6%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/392.6万人▽地域密着...

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[病院] 医療施設動態調査 20年度10月末概数 厚労省

 厚生労働省はこのほど、「医療施設動態調査(2020年10月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●施設数【病院】▽全体/8,241施設(前月比2施設減)▽精神科病院/1,056施設(2施設増)▽一般病院/7,185施設(4施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,569施設(11施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/625施設(増減なし)【一般診療所】▽全体/10万3,104施設(59施設増)▽有床診療所/6,379施設(25施設減)▽療養病床を有する一般診療所(再掲)/704施設(3施設減)▽...

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[感染症] 医療従事者への新型コロナワクチン接種体制、都道府県が調整

 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室と厚生労働省健康局健康課予防接種室は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種案を公表した。都道府県の主な役割として、 医療従事者への接種体制の調整などを挙げている(p4参照)。 ワクチン接種案では「接種目的」として、新型コロナウイルス感染症による死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症のまん延の防止を図ることを明記。ワクチンの確保に関しては、2021年前半までに「全国民に提供できる数量を確保することを目指す・・・...

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[感染症] 東京都のコロナ入院患者数が非常に高い水準、医療提供体制が逼迫

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第25回)が24日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「入院患者数は2,000人を超える非常に高い水準まで増加しており、医療提供体制が逼迫している」と指摘。現在の新規陽性者数の増加比(約120%)が1週間継続した場合、「年末年始に休日体制となる医療機関の許容範囲を超え、医療提供体制の深刻な機能不全や、保健所業務への大きな支障の発生が予想される」としている(p9参照)。 コメント・意見では、23日時点の入院患者・...

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測域センサー活用のリハビリ用ソフト、壁にボールを投げて身体動作を改善(ニュース)

 ゼロニウム(秋田市)は測域センサーとプロジェクターを活用した介護福祉向けリハビリテーション用ソフトウエア「デジレク」を開発したと発表した。壁面や床面に投映した映像にボールを投げて当てるといったコンテンツを用意する。大きな画面で没入感が高まり、体を大きく動かすリハビリテーションが可能になるという。 用途として想定するのは、(1)身体動作の改善や(2)認知症予防と改善、(3)運動不足の解消、(4)ス......

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遠隔聴診が可能なオンライン診療システムを提供へ、シェアメディカル(ニュース)

 シェアメディカルは遠隔聴診が可能なオンライン診療システム「ネクステート・シナプス」を2021年1月から提供すると発表した。同社のデジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用する。 ネクステートは医師や看護師が所有している既存の聴診器の音をデジタル化するデバイス。今回シェアメディカルはネクステートとインターネット回線を利用し、患者の聴診音を遠隔地にいる医師に伝えることに成功した。在宅医療などで患者と......