「 2020年12月 」一覧

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[介護] 「高齢期における社会保障に関する意識調査」報告書を公表 厚労省

 厚生労働省がこのほど公表した「高齢期における社会保障に関する意識調査」の報告書によると、今後10年間で家の周りに増えてほしいと思う介護関係の事業所・施設は「自宅にヘルパーや看護師、理学療法士等が訪れ、訪問介護・看護サービスやリハビリテーションを提供する事業所」と回答した人の割合が最も高かった(p24参照)。 調査は、老後の生活についての考えや社会保障に関する負担の在り方などについての意識を広く調べ、厚労行政施策の企画・立案のための基礎資料を得るためのもの。2018年7月12日に全国の20歳以上・・...

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[看護] 新型コロナが理由の看護師離職、病院の15.4%で 日看協調査

 日本看護協会(日看協)による新型コロナウイルス感染症対応に関する実態調査で、感染症指定医療機関などで感染リスクなどを理由とした離職があったと2割超が回答した(p11参照)。また、電話対応や清掃、洗濯などで本来の看護業務に専念できない状況にあることが分かった。 調査は9月8日から28日までの期間に、▽病院看護管理者(有効回収数2,765件)▽介護保険施設看護管理者(1,865件)▽訪問看護ステーション看護管理者(2,664件)▽感染管理認定看護師・感染症看護専門看護師(803件)▽感染領域以外の認定...

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[診療報酬] 地域包括ケア病棟入院料で疑義解釈を事務連絡 厚労省

 厚生労働省は、2020年度の診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その47」を都道府県などに出した。医療機関が要件を満たしていれば、同一の医療機関の療養病床および一般病床それぞれで地域包括ケア病棟入院料を届け出てもよいと指摘。ただし、療養病床により届出を行う場合は、1病棟に限るとしている(p2参照)。 同省が3月に出した通知によると、▽療養病床により届出を行う▽許可病床数200床未満の医療機関で、地域包括ケア入院医療管理料1・2・3・4の届出を行う-ことができるのは、1病棟に限られる。...

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[医療提供体制] 医師の働き方改革の推進に関する検討会が中間とりまとめ

 厚生労働省は22日、「医師の働き方改革の推進に関する検討会」の中間とりまとめを公表した。追加的健康確保措置の義務化・履行確保に係る枠組みを整理しているほか、今後の検討事項も示している(p13~p17参照)(p32参照)。 中間とりまとめによると、検討会では、追加的健康確保措置の履行確保の枠組みについて、▽各措置の対象者を適切に特定できるか▽確実に各措置が実施できるような責任体制になっているか▽措置の実施状況に対するチェック機能が確実に働く仕組みとなっているか▽履行が不十分な場合に、改善が図ら・・・...

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[感染症] 新規報告数3週連続0人、累計患者数99人 風しん疫学情報・第50週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは22日、「風しんに関する疫学情報:2020年12月16日現在、第50週(12月7日-12月13日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は3週連続で0人だった。遅れ報告もなかったため、累積患者報告数は前週と変わらず99人となった。なお、12月17日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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厚労省のオンライン診療検討会、2021年秋に指針改定を目指す(ニュース)

 厚生労働省は2020年12月21日、「第13回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」を開催し、今後の検討スケジュールを提示した。初診を含めたオンライン診療の恒久化について引き続き検討し、2021年6月頃に取りまとめて秋の指針改定を目指す。 検討会はこれまで2020年内に一定の方向性を示すことを念頭に検討してきたが、新型コロナウイルス感染症が再拡大していることなどから時間を......