「 2021年01月 」一覧
緊急事態宣言は「大きな意義」、対象地域拡大も 日医・中川会長
日本医師会の中川俊男会長は6日の会見で、新型コロナウイルス感染症への対応として1都3県を対象に発令が予定されている緊急事態宣言について「この決断は提供体制の逼迫に瀕している医療にとって、非常に大きな......
介護施設の災害対応を支援、防災リーダー養成やBCP策定へ 厚労省
厚生労働省は、介護施設の災害への対応力を高めるため、都道府県が防災の研修や相談窓口を設けた場合の運営費の助成を始める。地震や風水害といった災害全般で必要な知見を提供し、現場で中心的な役割を果たす防災......
「一般病床以外の病床にも手厚い評価を」 公明・コロナ本部が緊急要請
公明党の新型コロナウイルス感染症対策本部(斉藤鉄夫本部長)の高木美智代事務局長らは6日、「緊急事態宣言発令における対応に関する緊急要請」を西村康稔経済再生担当相に申し入れた。医療・介護関係では、「一......
20年10月診療分の確定件数はほぼ前年並み、金額3.3%増 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は4日付で、2020年10月診療分の確定状況を公表した。確定件数の総計は9434万件で前年同月比0.8%減少。9月の前年同月比7.8%減から減少幅が7.0ポイント縮小し、ほぼ......
医療提供体制パッケージなど活用した支援を 新型コロナADB
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(ADB、座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は6日、直近の感染状況を「新型コロナの診療と通常医療との両立が困難な状況の拡大が懸念される」......
コロナを機に、「より強靱な社会保障制度」を構築へ 田村厚労相
田村憲久厚生労働相は本紙の年頭インタビューの中で、社会保障制度の現状について「少子高齢社会に入り、きしみが生じていたところに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、より負荷がかかっている」と言及した......
オンライン診療は「大きな柱」、特に在宅で必要性高まる 田村厚労相
田村憲久厚生労働相は新年に当たり本紙の取材に応じ、社会保障制度の今後の展望について、人口構成の変化で各種公的保険制度の支え手側の負担が増加していくことが「本当に大きな根幹課題」との認識を示した。給付......
厚労省のコロナ感染者管理システム、データ活用がようやく開始へ(ニュース)
厚生労働省が新型コロナウイルス感染者の迅速な把握と保健所の負担軽減を目指して開発した新システムのデータ活用がようやく始まりそうだ。厚労省は2021年1月6日に開催した新型コロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で、新システムのデータから分析した感染状況の結果を公表した。自治体などと調整がつき次第、現在は自治体の公表データを集計して毎日発表している全国の感染状況を、新システムに......
[社会福祉] 被保護世帯総数は163万6,723世帯 生活保護の被保護者調査
厚生労働省は6日、2020年10月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):204万9,746人(前年同月比2万4,403人減・1.2%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万6,723世帯(914世帯減・0.1%減)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/90万2,899世帯(5,635世帯増・0.6%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万6,340世帯(5,602世帯減・0.8%減)●高齢者世帯...
[医療提供体制] コロナ情報システム「G-MIS」改修、期間中は操作不能
厚生労働省は、コロナ禍での病院や診療所の稼働状況などを把握して必要な医療提供につなげるシステム「G-MIS」を15日から18日にかけて改修する。医療機関などはその期間中、一切の操作ができなくなる(p1参照)。同省では12日と13日に留意事項などに関する説明会をオンラインで開催する。 同省によると、システムのIDを発行済みの医療機関は、改修後もそのIDを使用できるが、パスワ-ドを新たに設定する必要がある(p1参照)。 一方、IDを発行しておらず「診療・検査医療機関」としての指定報告を19日以降に受け...
[感染症] 新型コロナ、高齢者施設内で入院の待機を余儀なくされるケースも
厚生労働省は6日、第20回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。首都圏、中部圏、関西圏では多数の新規感染者が発生しており、入院者数、重症者数、死亡者数の増加傾向が続いていることを説明。「入院調整が難しい中で、高齢者施設等でのクラスターの発生に伴い、施設内で入院の待機を余儀なくされるケースも生じている」と指摘している(p144参照)。 厚労省によると、2020年12月30日時点の全国の入院者数は1万1,585人で、1週間前と比べて1,115人増えている。全国...
確保想定病床の使用率、ステージⅣは8都府県に増加 12月29日時点
厚生労働省は5日、新型コロナウイルス感染症に関する都道府県の医療提供体制の状況(2020年12月29日時点)を公表した。全入院者に対する確保想定病床使用率は、8都府県でステージⅣ水準である50%を超......
緊急事態宣言の発出を提言、意義に「医療機関の負荷軽減」 政府・分科会
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)は5日、持ち回りの会合で取りまとめた提言を公表し、「可及的速やかに、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出すべき」との考え......
OL資格確認等システムは医療情報NWのインフラに 日医・長島常任理事
日本医師会の長島公之常任理事は5日、じほうのインタビューに応え、3月から稼働するオンライン(OL)資格確認等システムについて、「被保険者の資格確認ができること自体のメリットはそれほど大きくはない。重......
脳卒中病院、18%に支障 救急受け入れ「崩壊寸前」 学会
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本脳卒中学会は5日、脳卒中の専門治療を提供する全国の医療機関のうち、18.3%で救急患者の受け入れに支障が出ているとの調査結果を発表した。 脳卒中は発症から治療......
【後編】健康だけではなく美容にもこだわる! ロングライフ・クイーンズ宮崎台が考える人生100年時代
宮崎台の閑静な低層住宅地にある「ロングライフ・クイーンズ宮崎台」のインタビュー後編です。
[感染症] 新規報告数1人、累計患者数100人 風しん疫学情報・第51週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは5日、「風しんに関する疫学情報:2020年12月23日現在、第51週(12月14日-12月20日)」を公表した。第51週は、新潟県から1人の新規患者が報告された。遅れ報告はなく、第1週からの累積患者報告数は前週から1人増え100人となった。なお、2020年12月24日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、東京都(28人)、神奈川県(8人)、愛知県(8人)、大阪府(7人)、兵庫県(7人)、千葉...