「 2021年01月 」一覧

NO IMAGE

[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 20年10月審査分 厚生労働省

 厚生労働省は1月27日、2020年10月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り(p1参照)。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/81万4,500人▽介護予防居宅サービス/79万7,900人▽地域密着型介護予防サービス/1万4,100人●介護サービス[全体]▽総数/447万9,400人▽要介護1/117万8,100人▽要介護2/109万6,700人▽要介護3/86万3,800人▽要介護4/79万1,300人▽要介護5/54万9,400...

NO IMAGE

[がん対策] 地域がん診療連携拠点、「高度型」に4病院追加 厚労省検討会

 厚生労働省の有識者検討会は、同じ医療圏で診療実績がトップの「高度型」の地域がん診療連携拠点病院(がん拠点病院)として、4病院を新たに指定することで合意した(p20参照)。一方、要件を一定期間満たさなかった6病院を指定更新しないことも決めた。いずれも4月1日からの適用となる(p21参照)。 高度型のがん拠点病院となるのは、藤沢市民病院(神奈川県)と浜松医科大学医学部附属病院(静岡県)、伊勢赤十字病院(三重県)、香川労災病院(香川県)で、その期間は2年(p20参照)。 これに対し、広島県厚・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 障害児者に係る医療提供体制の整備で事務連絡 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課は1月27日、障害児者に係る医療提供体制の整備に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、指定都市、中核市に出した(p1参照)。 事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の感染状況について、新規陽性者数の増加傾向が顕著になってきていることに触れ、引き続き強い危機感をもって対処していく必要があると記載。体制整備に向けた検討に当たっては、都道府県障害保健福祉部局と衛生部局が連携して対応するよう求めている・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 適正使用推進の医師への提言などを薬剤師に要望 検討会

 製薬企業は病院や薬局の薬剤師に対して、薬の適正使用を推進するための医師への提言や残薬解消に関する情報提供などを特に求めているとの調査結果が、厚生労働省の有識者検討会で示された。がんの領域で、さらに大きな責任や役割を病棟の薬剤師に期待していることも分かった(p54~p55参照)。 調査結果は、同省の「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」で、平野秀之構成員(第一三共執行役員渉外管掌)が公表した。 製薬企業7社への聞き取りで、病院や薬局の薬剤師に求めることを自由に記載してもらったところ、・・・...

NO IMAGE

[看護] 保健所業務を支援、人材バンク「IHEAT」に看護師登録を 厚労省

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症への対応により業務負荷が増している保健所支援のため、人材バンク「IHEAT」(アイヒート:Infectious disease Health Emergency Assistance Team)への看護師登録を日本看護協会に依頼した(p1参照)。日看協は27日、厚労省からの案内をサイトで公開。登録は、2月5日午後5時までにメールで申し込む。 IHEATは、感染拡大時に都道府県・保健所設置市・特別区の保健所で看護職などの専門職が不足した場合に、専門職を確保できる...

NO IMAGE

[医療機器] 臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は27日、臨床検査1件の保険適用を承認した。また、先進医療会議で「適」と判断された先進医療B該当技術1件も了承された。詳細は以下の通り。【臨床検査 (2021年2月収載予定)】(p16参照)●「イムキュア SCCA2」(シノテスト)(区分E3・新項目)▽使用目的:血清中のSCCA2の測定(15歳以下の小児におけるアトピー性皮膚炎の重症度評価の補助)▽保険点数:300点【先進医療B】(p19参照)●技術名:抗腫瘍自己リンパ球輸注療法/適応症など:プラチナ耐性の進行・再発子...

NO IMAGE

[診療報酬] 救急医療管理加算1の臨時措置、議論なしの決定を問題視 支払側

 中央社会保険医療協議会の支払側委員は27日の総会で、新型コロナウイルス感染症から回復した患者の転院先の医療機関にも救急医療管理加算1(950点)の算定を最長90日間認める臨時的措置を(p30参照)、厚生労働省が中医協での議論を経ずに決めたことについて、「非常に問題だ」と強調した。また、こうした事案は、少なくとも各委員にあらかじめ情報共有すべきだと要望した。 問題提起したのは、健康保険組合連合会理事の幸野庄司委員で、「われわれにとって診療報酬として比較的大きな臨時的措置だが、中医協委員にも全・・・...

NO IMAGE

[医療機器] 超音波骨密度測定装置などの保険適用を了承 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会は27日の総会で、東洋メディックの超音波骨密度測定装置「EchoSシステム」など医療機器4品目の保険適用を了承した。いずれも3月に保険収載する予定(p2参照)。EchoSシステムは、腰椎と大腿骨に超音波を送信し、反射した超音波パルスを計測して骨密度推定値を解析する(p15参照)。 51-70歳の女性1,914人を対象に行った多施設の共同観察研究などによると、EchoSシステムで測定した骨密度推定値は、骨粗鬆症の診断に使う「DEXA法」による骨密度の測定値と強い相関を示したとい...