「 2021年02月 」一覧

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[医療提供体制] コロナで入院は減少も重症・死亡は過去最多の水準 厚労省

 厚生労働省は1日、第22回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。「入院者数は減少がみられるが、重症者数、死亡者数は引き続き過去最多の水準」と指摘。新型コロナウイルス感染症の診療と通常の医療との両立が困難な状況が続いていることに触れ「救急対応への影響が見られる事例などが生じているほか、病床の逼迫により入院・療養等調整中となる事例も依然として多数見られている」と説明している(p2参照)。 厚労省によると、1月27日時点の全国の入院者数は1万4,417・・...

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[がん対策] がんサバイバー労働者の心身に関する調査結果を公表 国がん

 国立研究開発法人国立がん研究センターと藤田医科大学の研究グループは、約5万4千人の労働者を対象にがんサバイバー(がん既往がある者)と既往症のない労働者の心身の状態について調査。がんサバイバー労働者の主観的不健康、幸福感などについて、がん既往のない労働者と比較した結果、がん既往のない労働者に比べて、がんサバイバー労働者では、主観的不健康や身体的機能の低下を訴える割合が高いと報告された。しかし、男性のがんサバイバー労働者では幸福感を感じる割合が高いことも判明した。 がんサバイバーの就労復帰・・・...

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[診療報酬] 医療技術評価提案書、22年度改定に向け様式を一部変更

 中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会は1日、2022年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価の方法や進め方を了承した。基本的には前回の20年度改定と同様だが、関係学会からの医療技術評価提案書の様式について、診療ガイドラインでの当該医療技術の位置付けなどを明記する欄を新たに設けるなど一部変更する(p13参照)。厚生労働省は近く、こうした内容を中医協・総会へ報告するとともに、2月中旬から提案書の受け付けを開始、6月上旬に締め切る(p15参照)。 提案書の様式が変わる点は5つ。具体的には、▽当・・・...

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「5GやAIが医療を変革」、Qualcommのコネクテッドホスピタル戦略(ニュース)

 米Qualcomm(クアルコム)は2021年1月13日、5GやAIを活用して同社が取り組む医療変革を紹介するブログを掲載した(Qualcommのブログ)。医療従事者と患者両方の福祉のために、最新技術とあらゆる資源を使って、革新的な医療を実現していくとしている。 コネクティビティーは今までにも増して、患者が必要とする医療を平等に提供するために不可欠なものとなってきている。既に現在、患者が家にいなが......