コロナ受け入れ病床確保の調整に財政支援を開始 日医
日本医師会は14日の会見で、「新型コロナウイルス感染症患者受入病床確保調整支援事業」を開始すると発表した。都道府県医師会、病院団体・支部による協議会で受け入れ病床確保などに向けた活動をした場合、その......
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日本医師会は14日の会見で、「新型コロナウイルス感染症患者受入病床確保調整支援事業」を開始すると発表した。都道府県医師会、病院団体・支部による協議会で受け入れ病床確保などに向けた活動をした場合、その......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は14日、2022年度診療報酬改定および薬価改定に向けた今後の検討スケジュール(案)について厚生労働省から提案を受けた。厚労省案は、新型コロナウイル......
4月から中医協の支払い側委員に就いた安藤伸樹・全国健康保険協会理事長と末松則子・三重県鈴鹿市長が14日の中医協総会から議論に加わった。前任者を引き継ぎ、安藤委員は総会、診療報酬基本問題小委員会、調査......
厚生労働省は14日の中医協総会で、2022年度診療報酬改定での保険適用に向けて実施した不妊治療の実態に関する調査研究の結果を報告した。委員からは、日本生殖医学会が今夏をめどに作成・公表を予定している......
日本医療機能評価機構は14日、4月2日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【4月2日付・認定状況】▽認定数/21病院(新規2病院、更新19病院)▽認定総数/2,102病院【新規認定病院】▽岩手県立大東病院(岩手県)▽医療法人協和会 千里中央病院(大阪府)・・・...
費用対効果評価の最初の指定となった2品目のうちCOPD用薬「テリルジー」(グラクソ・スミスクライン)は、価格調整でわずかな引き下げにとどまった。費用対効果が悪く有用性加算の価格調整係数で最低の0.1が適用された部分があったが、該当する患者割合が7%弱にすぎず、残りの患者に対しては価格据え置きの評価となったためだ。7月1日からの適用。14日の中央社会保険医療協議会・総会で了承された(p1~p2参照)。 テリルジーの費用対効果評価は、比較対照技術とした「LAMA(長時間作用性抗コリン薬)/LABA(長...
費用対効果評価の3番目の指定品目となった発作性夜間ヘモグロビン尿症薬「ユルトミリス」(アレクシオンファーマ)の評価結果が「費用増加」(効果は既存対象技術と同等)として、14日の中央社会保険医療協議会・総会に報告、了承された(p35参照)。ICER区分の「1,500万円/QALY以上」と同様の取り扱いとされた(p37参照)。価格調整係数0.1の適用となり、有用性加算5%部分が0.5%に圧縮され、薬価引き下げとなる見通し。 ユルトミリスは、2019年8月に「発作性夜間ヘモグロビン尿症」の効能・効果で薬...
厚生労働省は14日、社会医療法人善仁会が運営する宮崎善仁会病院(宮崎市)について、関連の「市民の森病院」(同)との合併後も引き続きDPC制度への参加を認める方針を示した。同日の中央社会保険医療協議会・総会で報告した(p1参照)。 厚労省や同法人によると、宮崎善仁会病院は1日付の合併に伴い、106床だった病床が199 床に増加(p1参照)。一方で市民の森病院は、一部の内科の診療を宮崎善仁会病院に引き継ぐとともに、3月31日付で閉院した。 DPC対象病院の数は、2020年4月1日時点で全国に1,757...
厚生労働省は14日、第30回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。感染が拡大している自治体では、20-30歳代の増加が中心となっている地域が多いことを指摘。「今後、高齢者層への感染の波及が進むと、重症者数の増加につながる可能性が高い」との見解を示している(p3参照)。 厚労省によると、7日時点の全国の入院者数は8,602人で、1週間前と比べて686人増えている(p5参照)。4月6日時点の全国の受入確保病床数に対する割合は28.3%で、都道府県別では、...
中央社会保険医療協議会・総会は14日、医療機器4品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。また、先進医療会議および先進医療合同会議で「適」あるいは「条件付き適」と判断された先進医療A1件、先進医療B2件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2021年6月収載予定)●「Accurio 変形矯正システム(変形矯正プレート)(骨切りガイド)」(帝人ナカシマメディカル)(p1~p6参照)▽使用目的:橈骨遠位端、上腕骨遠位端および橈尺骨骨幹部の骨折後の変形治癒、先天奇形、変形...
中央社会保険医療協議会・総会は14日、2022年度の診療報酬改定に関する論点整理の議論を7月ごろから開始し、9月以降に具体的な検討を行うことを決めた(p1参照)。論点については、新型コロナウイルス感染症の影響や最近の社会情勢の観点を踏まえて整理する。ただ、感染拡大の状況により、このスケジュールが変わる可能性もある。 厚生労働省が同日の総会で、検討スケジュールを提案し、了承された。22年度改定に向け、中医協の診療報酬改定結果検証部会では、7月ごろに21年度調査を始め、9月ごろに取りまとめる。その後・...
不妊治療の体外受精には平均で約50万円、顕微鏡下精巣内精子採取術(micro-TESE)では約30万円が掛かるとの実態調査の結果を厚生労働省が14日、中央社会保険医療協議会・総会に報告した(p8参照)。中医協では、調査内容や夏ごろに完成する関係学会のガイドラインを基に、不妊治療の保険適用の拡大に向けた議論を本格化させる。委員からは、現在の保険適用外の治療方法を全て適用の範囲内にするのは現実的に難しいとの意見が出た。 実態調査は、希望する人が安全な不妊治療を受けられる環境をつくる政策を進めるための・...
初のCAR-T療法再生医療等製品で保険収載時には国内最高薬価3,349万3,407円となった白血病用「キムリア」(ノバルティスファーマ)は、2019年10月の消費税引き上げで3,411万3,655円となっていたが、費用対効果評価の結果、7月からは4.3%引き下げて3,264万7,761円となる(p3参照)。一方、国内2番手CAR-T療法の「イエスカルタ」(第一三共)が、キムリアの引き下げ後と同額で4月21日に薬価収載される(p34~p37参照)。 厚生労働省が14日、中央社会保険医療協議会・総会に...
中央社会保険医療協議会は14日の総会で、新薬11成分17品目を21日付で薬価収載することを了承した。日本イーライリリーの新規片頭痛薬「エムガルティ皮下注」がピーク時予想販売金額173億円で費用対効果評価の対象品目となった。対象患者は最適使用推進ガイドラインで限定され、ピーク時で4.8万人。新薬創出等加算の対象は4成分にとどまった(p1~p16参照)。 エムガルティは、「片頭痛発作の発症抑制」を効能・効果としている。2018年9月に米国で最初に承認された。カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)拮...
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室などは13日、「新型コロナウイルスワクチンに係る予防接種に関する障害者への接種について」を都道府県などに事務連絡した。障害者への同ワクチン接種......
日本医療機能評価機構はこのほど、病院機能評価で新たに21病院(新規2病院、更新19病院)を2日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2102病院となった。●4月2日に認定した21病院(3rdG:......
厚生労働省は13日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種に必要な人材確保のため、自治体が設ける接種会場への看護師派遣を来年2月末まで特例的に認める方針を決めた。現在はへき地を除き、医療機関への看護師......
政府の経済財政諮問会議は13日、デジタル化の加速などをテーマに議論した。民間議員からは、普及が進むマイナンバーカードの健康保険証としての活用を推進し、将来的には健保組合の単独の健康保険証を取りやめて......
東京都医師会の尾﨑治夫会長は13日の会見で、新型コロナウイルス感染症が「第4波の入り口にある」とし、「感染を抑えて円滑にワクチン接種を進めることで、新たな対策のステージに入るという希望が持てる」と述......
フィリップス・ジャパンは2021年4月13日、東北大学発のスタートアップCogSmartと共同で開発した脳ドック用システム「BrainSuite(ブレーンスイート)」を発表した。従来の脳ドックなどへの追加検査サービスとして、医療機関に提供する。撮影した脳のMR画像をAI(人工知能)で解析して脳の状態が年齢相応かどうかといった脳健康レベルを可視化。認知症の早期発見と予防につなげる狙い。 Brain......