「 2021年04月 」一覧
5府県の病床使用率、ステージⅣに該当 厚労省、6日時点
厚生労働省は12日までに、新型コロナウイルス感染症に関する都道府県ごとの病床使用率(4月6日時点)を公表した。「全入院者の確保想定病床」か「重症者向けの確保想定病床」のいずれかの使用率が50%を上回......
死因究明制度、都道府県ごとの推進協議会が鍵に 日医・今村副会長
全国的な死因究明体制の整備に向けて厚生労働省の「死因究明等推進計画検討会」が報告書を取りまとめた。同検討会の構成員を務めた日本医師会の今村聡副会長は本紙の取材に応じ、報告書は各省庁や自治体、関係者が......
認知症ケアパスとは|施策の概要・市区町村ごとの取り組みなどを紹介
認知症ケアパスとは在宅で介護をする方をサポートする制度です。「年を重ね家族が認知症になったとしても、生涯自宅で暮らせるように」と作られたのが認知症ケアパスになります。今回はその施策概要と市区町村ごとで違う特色についてご紹介します。...
コロナ回復患者の受け入れ、後方支援17病院と連携強化 文京区の3大学病院
東京大医学部付属病院、東京医科歯科大医学部付属病院、日本医科大付属病院の東京都文京区の3大学病院が立ち上げた新型コロナウイルス感染症の「後方支援医療機関連携コンソーシアム」の運用が進んでいる。重症か......
介護報酬Q&A第5弾、居宅療養管理「指示」は文書記載を 厚労省
厚生労働省老健局老人保健課などは9日付で、2021年度介護報酬改定に関するQ&Aの第5弾を出した。居宅療養管理指導で医師や歯科医師が指示を行うに当たっては、診療状況を示す文書や処方箋などに「要訪問」......
高齢者ワクチン接種開始、対象3600万人 前例なき事業本格化へ
65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、各地で始まった。医療従事者を除く一般住民の接種は初めて。共同通信の調査では、12日は少なくとも39都道府県の市区町村で接種が予......
[医療提供体制] 医療機器の共同利用計画、8月ごろに件数など報告を 厚労省
医療機器の共同利用を進めるため、外来医療計画に基づき、2020年4月から、医療機器を購入する医療機関はその共同利用計画を作成して、地域の医療機器についての協議の場で確認を行うこととされているが、新型コロナウイルス感染症対策のため、一部の都道府県ではその取り組みが遅れている。厚生労働省は、12日付の事務連絡で、改めて外来医療計画に基づく取り組みを開始するよう要請した。8月ごろに共同利用計画の件数などの報告を求める(p1~p2参照)。 外来医療計画は、厚労省が策定した「外来医療に係る医療提供体制の・・...
[医療提供体制] コロナ補助金、5月11日までに割り当ての即応病床も対象
厚生労働省は12日、新型コロナウイルスの感染患者などの入院を受け入れる医療機関への2021年度の補助金事業について、5月11日までに新たに割り当てられた即応病床に対象を広げるとともに、交付申請書の提出期限を同日に延長する方針を示した(p3参照)。従来は病床の割り当てと申請の期限が共に同5日だったが、同省の担当者は「まん延防止等重点措置の実施に伴う対応」と話している。 21年度の同事業では、20年12月25日から21年5月11日までに、都道府県から新型コロナの感染患者などに対する即応病床を割り当てら...
感染状況踏まえ、ワクチン接種回数など再検討を 分科会で釜萢氏
日本医師会の釜萢敏常任理事は9日、政府の新型インフルエンザ等対策推進会議「基本的対処方針分科会」の会合で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ワクチンの接種回数や配分方法などを再検討する必要があると......
コロナワクチンの副反応発現、女性・若年者に高い傾向 厚労省研究班
新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」の先行接種を受けた医療関係者約2万人を対象に、重点的調査を手掛けている厚生労働省の研究班は9日、厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議で新たな中間報告......
接種後のアナフィラキシー、ファイザーの報告受けて評価へ 厚労省
厚生労働省の厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議は9日、医療従事者らへの接種が続いている新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」について、接種後に生じたアナフィラキシーの副反応疑いは、製造......
先進医療Bの2技術の評価を了承 先進医療会議
厚生労働省の先進医療会議(座長=五十嵐隆・国立成育医療研究センター理事長)は9日、京都大病院が申請した先進医療Bの新規技術として「化学療法未施行の切除不能進行・再発固形がんに対するマルチプレックス遺......
コロナ変異株患者の退院基準を緩和、従来株と同様に 厚労省
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は8日付で、事務連絡「新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2陽性と判定された方の情......
医師の働き方支援「報酬ありきでなく議論を」 協会けんぽ・安藤理事長
全国健康保険協会の安藤伸樹理事長は、中医協支払い側委員への就任に当たり、本紙の取材に応じた。新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける2022年度診療報酬改定の議論では、医師の働き方改革に関する診......
日大病院など4病院で院長交代 私大・本院病院
私立大学・本院29病院は1日、日本大板橋病院など4病院で病院長が交代した。▽日本大板橋病院=髙橋悟氏(泌尿器科)▽関西医科大病院=松田公志氏(腎泌尿器外科)▽川崎医科大病院=永井敦氏(泌尿器科)▽愛......
[医療提供体制] 半数の病院が20年度決算で減収の見込み 福祉医療機構調査
福祉医療機構の調査によると、半数の病院が、2020年度決算で医業収益が前年度と比べて1割以上減る見通しとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大による患者数の減少などによるもので、医療法人では半数超が減収となる見込み(p70参照)。 新型コロナに伴う病院経営や運営への影響などを把握するため、機構が2月26日から3月24日にかけて、対象の病院に調査を実施。278施設から有効回答を得た(p59参照)。 20年度決算での医業収益の見通しを聞いたところ、11.5%の病院が「増加」、37.4%が「横ばい」と...
[医療提供体制] 21年3月は事故報告40件、調査依頼2件 医療事故現況報告
日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告(3月)」によると、医療事故報告は40件あったことがわかった。センター調査依頼は2件。医療事故報告の内訳は、病院37件、診療所3件。 診療科別では、内科8件、整形外科5件、外科・循環器内科・消化器科各4件、心臓血管外科3件、産婦人科・小児科各1件、その他10件だった(p1~p2参照)。 センターへの相談件数は185件(累計1万348件)。内訳は、医療機関84件、遺族など89件、その他・不明12件だった。 相談内容による集計では204件...
[介護] リハマネ加算(IV)の3月算定、データ提出はLIFEで可 厚労省
厚生労働省は9日、2021年3月にリハビリテーションマネジメント加算(IV)を算定する場合に、3月末までにVISITへのデータ提出ができていなければ、できるだけ早期にLIFEへデータ提出することで算定可能との解釈を「2021年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.5)」(介護保険最新情報Vol.965)で示した(p4参照)。 4月よりVISITがLIFEに移行されたため、3月末までにVISITへのデータ提出ができなかった場合について答えたもの。できる限り早期とは「4月10日以降でも可」としている。...
[医療提供体制] コロナ経費補助、診療・検査医療機関に最大100万円 厚労省
厚生労働省は、2021年度の新型コロナウイルスに関する補助金で、都道府県から指定を受けた「診療・検査医療機関」(仮称)に最大で100万円、これ以外の病院や有床診療所には25万円に加え許可病床1ベッドごとに5万円を補助する方針を示した。また、無床診療所に25万円、薬局や訪問看護事業者、助産所には20万円を上限にそれぞれ補助(p4~p5参照)。いずれも、原則として前年度の補助金を受けていない場合に限った支援で、適用は4月1日付(p2参照)。 同省が都道府県への通知で、21年度の「新型コロナウイルス感染...
[介護] まん延防止等重点措置区域の高齢者施設への重点的検査で事務連絡
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、まん延防止等重点措置区域における高齢者施設への重点的検査に関する事務連絡(9日付)を重点措置区域の都道府県の衛生主管部(局)に出した。検査の頻度に関しては、まん延防止等重点措置の趣旨を踏まえ、できる限り週に1回程度実施するよう求めている(p1~p2参照)。 事務連絡では、9日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、まん延防止等重点措置を実施すべき区域として、宮城、大阪、兵庫の3府県に加えて、東京、京都、沖縄の3都府県が定められたことを・・・...