「 2021年05月 」一覧
医療法改正案、成立が先送りに 副大臣の厚労委離席が問題に
衆院を通過し、14日の参院本会議で可決、成立する見通しだった医療法等改正案の成立が、来週以降に先送りとなった。同日の参院本会議では、菅義偉首相も出席し、衆院から送られた医療保険制度改革関連法案を審議......
自民・財政再建本部、週明けに骨太2021に向け取りまとめ議論へ
自民党の財政再建推進本部(本部長=下村博文政調会長)は13日、子会議の「財政構造のあり方検討小委員会」(小渕優子小委員長)から中間報告を受けた。病院の再編・統合などを含め、病床・病院の役割分担や機能......
小児慢性特定疾病、29疾病で追加検討開始 厚労省・専門委
厚生労働省の小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会(委員長=五十嵐隆・国立研究開発法人国立成育医療研究センター理事長)は13日、2021年度の小児慢性特定疾病への新規追加について検討を......
トイレ排水から新型コロナの感染状況をモニタリング、集団感染を防止へ(ニュース)
島津製作所の受託分析子会社である島津テクノリサーチは2021年5月13日、高齢者施設や学校などのトイレ排水を解析して、新型コロナウイルスの感染状況をモニタリングする受託事業を開始した。陽性反応があった場合は施設の利用者全体にPCR(Polymerase Chain Reaction)検査を促すことで、無症状者を含めた感染者を早期に特定し集団感染の防止につなげる。 新型コロナウイルス感染者の一部は......
接種後のコロナ感染でHER-SYS入力の診断医に連絡も 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は12日付で、今年3月31日付で発出した「ワクチン接種後に新型コロナウイルス感染症と診断された症例に関する国立感染症研究所による医療機関に対する積極的疫......
10都道府県医師会で役員改選、東京は6月20日に
2021年度は10都道府県医師会が役員改選の時期を迎える。本紙の取材によると、役員改選を行う定例(定時)代議員会の開催は6月19、20の両日がピークとなりそうだ。全国最多の日本医師会代議員数(39人......
ワクチン、モデルナ製など月内承認見通し 河野担当相
河野太郎規制改革担当相は13日の参院内閣委員会で、厚生労働省で審査中の米モデルナ製と英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、「5月中下旬に現在(自治体で)使っているファイザー以外のワ......
循環器病患者の両立支援モデル事業で公募 厚労省
厚生労働省は12日、2021年度の「循環器病の患者に対する治療と仕事の両立支援モデル事業」に参加する医療機関の公募を開始した。就労に関する相談支援体制や相談支援の実績が複数件あることなど3つの要件を......
医療機関のサイバーセキュリティー、必要性認識できる組織を 日医総研WP
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「医療機器高度化に伴う医療情報のサイバーセキュリティマネジメントに関する研究」を公表した。医療従事者主体でサイバーセキュリティーの必要性を認識できる組織......
[医療提供体制] 研修医によるコロナワクチン接種、研修の一環で容認
厚生労働省は13日、臨床研修を受けている医師による新型コロナウイルスのワクチン接種について、研修の一環で実施することを認める事務連絡を都道府県に出した(p1参照)。その場合の体制として、接種会場に指導医を配置することや、それが難しければオンラインなどで指導医と連絡を取れるようにすることを求めている(p2参照)。◆接種業務への報酬、研修医も受領可 事務連絡によると、研修医によるワクチン接種の実施は、内科や地域医療などの必修分野の研修や、保健・医療行政といった選択研修の一環とすることが・・・...
[感染症] 新規報告数0人、累計患者数6人 風しん疫学情報・第17週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは13日、「風しんに関する疫学情報:2021年5月7日現在、第17週(4月26日-5月2日)」を公表した。 第17週の新規報告数は0人。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず6人だった。なお、5月8日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
[医薬品] 小柴胡湯加桔梗石膏の「使用上の注意」の改訂を指示 厚労省
厚生労働省は13日、医療用医薬品の添付文書(使用上の注意)改訂の指示を出した(p1~p2参照)。改訂の対象となった医薬品は以下の通り。〔小柴胡湯加桔梗石膏〕 商品名はツムラ小柴胡湯加桔梗石膏エキス顆粒(医療用)。「扁桃炎、扁桃周囲炎」に効能・効果がある。 「重大な副作用」の項に「間質性肺炎」を追記する。国内症例が集積したことから、専門委員の意見も踏まえ、改訂することが適切と判断した。 直近3年度の国内症例の集積状況に関しては、間質性肺炎関連症例が2例(死亡0例)あり、このうち医薬品と事象と・・・...
[医療提供体制] コロナワクチン 高齢者への累計接種回数70万5,157回 政府
政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種実績について公表した。医療従事者などに対する累計接種回数は、488万8,279回(1回目:336万7,995回、2回目:152万284回、5月13日時点)(p1参照)。また、高齢者へのワクチン接種回数は全国で70万5,157回(1回目:65万9,338回、2回目:4万5,819回、5月13日時点)となった(p2参照)。 新型コロナワクチン接種後、2月17日から5月2日までに副反応疑い報告において死亡と報告された事例は28件。「専門家の評価」では、28件の事例...
[医療提供体制] 東京都で入院さらに増加、医療提供体制の逼迫近づいている
東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第45回)が13日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数の増加に伴い、従来株から変異株(N501Y)への入れ替わりが進み、入院患者数がさらに増加して、医療提供体制の逼迫が近づいている」との見解を示している(p12参照)。 コメント・意見では「3月以降、60代以下の入院患者数の割合が増加傾向にあり、4月以降はなかでも50代以下の割合が増加傾向にある」と指摘。変異株(N501Y)は重症化率・死亡率が従来...
直近の感染状況「地域差大きく、急増、定常、減少が混在」 コロナADB
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(ADB、座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は12日、ゴールデンウイークの影響に留意する必要があるとしながらも、直近の感染状況について「......
コミナティの安全性、引き続き「重大な懸念は認められない」 厚労省・合同会議
厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の合同会議は12日、新型コロナウイルスワクチン「コミナティ筋注」の安......
全市区町村の85.6%が「7月末で高齢者接種を終了見込み」 政府調査
総務省と厚生労働省は12日、各市区町村での高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種終了時期の見込みを取りまとめた。全国の1741自治体の中で、全体の85.6%に当たる1490団体が、7月末まで......
緊急時の国産ワクチン実用化へ「平時とは異なる薬事制度を」 自民合同会議
自民党の国際保健戦略特別委員会(武見敬三委員長)と社会保障制度調査会(鴨下一郎会長)は12日の合同会議で、「『アジア医薬品・医療機器規制調和推進に向けた提言』緊急対応戦略案」を取りまとめた。緊急時の......