「 2021年05月 」一覧
東京・大阪のワクチン大規模接種、民間看護師確保に懸念の声
防衛省・自衛隊が今月下旬から3カ月間、東京、大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、人材派遣会社を通じて民間看護師200人程度を確保する姿勢を示していることを受け、野党......
コロナ禍踏まえ提言、「病院の役割分担や機能分化を」 自民・財政再建本部
自民党の財政再建推進本部「財政構造のあり方検討小委員会」(小渕優子小委員長)は11日、中間報告を大筋で取りまとめた。コロナ禍にあっても、給付と負担のバランスを確保すべきと指摘した上で、新型コロナウイ......
コロナ急増は抑制、第4波収束へ「明るい光も」 都医・尾﨑会長
東京都医師会の尾﨑治夫会長は11日の会見で、新型コロナウイルス感染症の状況について「(新規感染者が)指数関数的に増加していく状況ではない。頭打ち、あるいは少しずつ増加していくという状態に入っていくの......
コロナ回復患者受け入れで二類感染症特別加算の算定可 厚労省
厚生労働省保険局医療課は11日付で、「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その45)」を事務連絡した。新型コロナウイルス感染症から回復したものの引き続き入院管理が必要な......
「春の建議」取りまとめに向け議論 財政審
財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=榊原定征・前経団連会長)は11日、2022年度予算の編成を視野に入れた「春の建議」の取りまとめに向けて意見を交わした。分科会では、今後も引き続き議......
受益と負担の議論、新たな会議体設置を 経済同友会が提言
経済同友会は11日、長期経済財政試算を踏まえた今後の経済財政運営に対する提言を発表した。社会保障に関しては、受益と負担のバランスに関する新たな議論の場の早期設置などを求め、長期的な受益と負担の在り方......
看護師派遣、6月開始へ準備 田村厚労相、公的病院から105人
田村憲久厚生労働相は11日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で医療が逼迫している地域への看護師派遣について、地域医療機能推進機構(JCHO)などの公的医療機関から現時点で計105人派遣でき......
医療保険関連法案、衆院を通過 参院に送付へ
一定所得以上の後期高齢者の窓口負担を2割に引き上げる医療保険制度改革関連法案は11日の衆院本会議で、与党などの賛成多数で可決された。法案は参院に送られる。
[家計調査] 家計調査報告 21年3月分 総務省
総務省は11日、2021年3月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出(p1~p2参照)▽全体/30万9,800円(前年同月比:名目6.0%増、実質6.2%増)、4カ月ぶりの実質増加▽保健医療関連/1万5,088円(名目6.7%増、実質7.1%増)、4カ月ぶりの実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:48万4,914円(名目1.2%減、実質1.0%減)、2カ月ぶりの実質減少(p3参照)・・・...
[救急医療] 21年5月3日-5月9日の熱中症による救急搬送は220人 消防庁
消防庁が11日に公表した5月3日-5月9日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は220人、4月26日からの累計は320人となった(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)4人(1.8%)、少年(7歳以上18歳未満)33人(15.0%)、成人(18歳以上65歳未満)59人(26.8%)、高齢者(65歳以上)は124人(56.4%)となった。 初診時の傷病程度は、軽症150人(68.2%)、中等症62人(28.2%)...
[医薬品] 医薬品3品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は11日、新たに3医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は以下の通り。▽ダリドレキサント塩酸塩(p2参照)▽ベランタマブ マホドチン(遺伝子組換え)(p3~p5参照)▽フェンフルラミン塩酸塩(p6参照)・・・...
[診療報酬] コロナ回復患者の転院、個室で対応なら1日300点を加算 厚労省
厚生労働省は11日、必要な感染予防策を講じた上で、新型コロナウイルス感染症の回復患者の入院を個室で受け入れた医療機関に診療報酬の上乗せを認める事務連絡を都道府県などに出した。個室で対応した場合、継続的な入院管理を行った場合に算定が可能な750点に加え、1日につき二類感染症患者療養環境特別加算の「1個室加算」(300点)も算定できる。ただし、入院から90日までとする(p2参照)。 この上乗せ評価は、同省が2020年12月15日に出した事務連絡を踏まえたもので、新型コロナの感染拡大期での臨時的な措置。...
死因究明計画案を了承、閣議決定へ 自民合同会議
自民党の厚生労働部会(福岡資麿部会長)と死因究明推進に関するプロジェクトチーム(PT、橋本岳座長)は11日の合同会議で、「死因究明等推進計画案」を了承した。必要な党内手続きを行い、近く閣議決定する見......
多職種連携による「プライマリ・ケアチーム」の整備を 日本総研
日本総研は11日、「持続可能で質の高い医療提供体制構築に関する提言」を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で国民の医療に対する関心が高まっている今だからこそ、国民的な議論を行い、必要な改革を速や......
高齢者施設の集中検査でさらなる対応を、受検済み施設公表も 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は10日付で、「高齢者施設等の集中的検査実施計画対象施設への積極的な受検の働きかけ等について(要請)」を集中的検査計画を策定している都道府県などに事務連......
職域でのワクチン接種、「産業医が望ましい」 河野担当相
河野太郎行政改革担当相は11日の閣議後会見で、今後実施する現役世代への新型コロナウイルスワクチンの接種に関し、職域接種の体制整備や副反応を想定した勤務体制への配慮などについて、今週中から経済団体と協......
コロナ労災、認定5000件超 医療、福祉の従事者8割
仕事中に新型コロナウイルスに感染したことによる労災補償の認定が、4月23日時点で計5340件に上ることが厚生労働省の集計で10日、分かった。うち医療や福祉関連の従事者が約8割を占めた。申請件数も全体......
指定難病、新申請10疾患含む48疾患で追加検討開始 厚労省・検討委
厚生労働省の厚生科学審議会・疾病対策部会の指定難病検討委員会は10日、2021年度の指定難病の新規追加に関する議論を開始した。対象疾病追加の議論を複数回実施し、疾病対策部会に報告する予定。 新規追加......
モデルナ・武田のワクチン、承認視野に動き加速 国内試験結果を提出
米モデルナと武田薬品工業の新型コロナウイルス感染症mRNAワクチン「TAK-919」(開発コード)を巡り、国内承認を視野に入れた動きが活発になってきた。武田薬品は10日、国内臨床第1/2相(P1/2......