新専門医の基本領域「広告可」、学会認定は「経過措置」に 厚労省検討会
厚生労働省は8日に開いた「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」(座長=尾形裕也・九州大名誉教授)で、日本専門医機構が今秋から認定する内科、外科など19の基本領域は同時期から広告可能とし、議論......
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厚生労働省は8日に開いた「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」(座長=尾形裕也・九州大名誉教授)で、日本専門医機構が今秋から認定する内科、外科など19の基本領域は同時期から広告可能とし、議論......
厚生労働省の先進医療会議(座長=五十嵐隆・国立成育医療研究センター理事長)は8日、6月受理分の新規届け出技術2件を先進医療Bに振り分けることを了承した。国立研究開発法人国立がん研究センター東病院の「......
日本医師会は8日、6月27日の定例代議員会に寄せられた追加質問に関する答弁を公表した。中川俊男会長は今後の医療のあるべき姿について「有事の『新型コロナウイルス感染症への医療』と、平時の『新型コロナ以......
内閣府の藤井比早之副大臣は8日の参院厚生労働委員会の閉会中審査で、新型コロナウイルスワクチンの供給量に対する都道府県別の接種回数の比率を一部公表した。V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)と、VR......
厚生労働省は8日、新型コロナワクチンの「職域接種に関するQ&A」を更新したことを明らかにした。職域接種の申請内容は、接種開始予定週が近づいている場合、手続きが開始されているため、確認後の申請内容の変更は原則としてできないなどのQ&Aが追加されている(p4参照)。 未開封のモデルナワクチンが余った場合について、後日返却したり、別の会場に移送して使用したりすることは可能かとの問いには、「モデルナワクチンは配送された施設で使用することとされており、返却や移送は認められない」と回答した・・・...
中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」が8日に開いた会合で、厚生労働省は、回復期リハビリテーション病棟入院料の対象に心疾患を追加できないか検討する方針を示した。心疾患や慢性心不全の患者が増えているのにこの入院料の対象とされておらず、入院患者に心臓リハを行うのが難しいため。 心疾患を対象に加えるべきだという意見があり、厚労省の担当者は「(心疾患の患者を)例えば回復期リハビリテーション病棟で受け入れるならどういった形になるのか、入れ込む場合にどういった問題があるのか議論・・・...
厚生労働省は8日の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」で、医師の時間外労働上限規制が適用される2024年度を前に医療機能情報提供制度(医療情報ネット)の全国統一システムを運用するのに合わせ、医療機関が「医療機関等情報支援システム」(G-MIS)を用いて医療機能情報を報告できるようにする方針を示した(p10参照)。報告業務に伴う現場の負担を軽減するのが狙いで、報告の時期も統一する(p8参照)。 全国統一システムでは、原則として全ての都道府県の現行システムやそのデータを集約化。また、・・・...
地域包括ケア病棟入院料2の算定病棟では、院内の一般病棟からの転棟を受け入れる割合が入院料1の病棟に比べて高い傾向にあることが、中央社会保険医療協議会の分科会の調べで分かった(p20参照)。1カ月間に院内の転棟しか受け入れていない病院もあった。 地域包括ケア病棟では、急性期の治療を終えた患者や在宅療養の患者の受け入れなど3つの役割をカバーする想定だが、厚生労働省は「1つの機能に特化しているようにみえる医療機関があった」としている(p9参照)(p46参照)。分科会からは、入院料の算定要件・・・...
厚生労働省の有識者検討会は8日、新専門医制度での基本領域の専門医の資格名について医療機関が看板などで広告するのを認めることで合意した(p15参照)。時期は、この領域の新たな専門医が誕生する今秋。一方、より専門性の高いサブスペシャルティ領域は、制度を運営する日本専門医機構内で認定の範囲が定まっていないことから、その確定を踏まえて広告可能とするかどうかを改めて検討する(p15参照)。 現行のルールでは、会員数が1,000人以上で、その8割以上が医療従事者といった一定の基準を満たせば専門医資格・・・...
東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第53回)が8日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数の増加比は、7月7日時点では約124%と、前回に引き続き120%前後で推移しており、感染が再拡大している」と説明している(p4参照)。 コメント・意見では、入院患者数について、前回(6月30日時点)の1,553人から7日時点で1,673人と増加傾向が続いていると説明。新規陽性者数の増加に伴い、入院患者数も増加していることに触れ、「今後、さらなる人...
改正医療法による外来機能報告制度の創設が2022年4月施行となっていることを見据え、厚生労働省は7日、「外来機能報告等に関するワーキンググループ(WG)」の初会合を開き、具体的な制度設計に向けた議論......
政府は7日、「2022年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針」を閣議了解した。社会保障関係費については、前年度当初予算の医療や介護等の経費相当額である33.7兆円に「高齢化等に伴ういわゆる自然増......
厚生労働省の厚生科学審議会がん登録部会は7日、がん登録推進法の改正に向けた議論に着手し、現状の課題と必要な対応について論点整理を行った。全国がん登録と院内がん登録の届け出の一括化や、全国がん登録の情......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は7日、2022年度診療報酬改定に向け、外来の論点整理のための議論を開始した。かかりつけ医機能に関する評価では、診療側がかかりつけ医の普及・定着のた......
日本医師会の中川俊男会長は7日の会見で、新型コロナウイルス感染症の現状について「全国の新規感染者数は減少傾向から微増に転じている」と指摘した。特に東京都は感染者急増の懸念があるとし、「このままでは、......
中医協総会は7日、次期診療報酬改定に向けた主な検討テーマとして、「コロナ・感染症対応」「外来」「入院」「在宅」「歯科」「調剤」の各項目と、「働き方改革の推進」「不妊治療の保険適用」「医薬品の適切な使......
厚生労働省の厚生科学審議会・科学技術部会「全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会」(委員長=中釜斉・国立がん研究センター理事長)は6日、全ゲノム解析に関わるAMED研究(2021年度革新的がん医療実......
中医協は7日の総会で、2022年度診療報酬改定での新型コロナウイルス感染症対応などについての議論を始めた。診療側は、新型コロナ感染症に関する診療報酬上の特例として4月から実施している「感染症対策実施......
厚生労働省はこのほど、2021年4月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):204万3,423人(前年同月比1万6,113人減・0.8%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万8,787世帯(4,203世帯増・0.3%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/91万942世帯(4,669世帯増・0.5%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万633世帯(435世帯減・0.1%減)●高齢者世帯を除く...