[医療改革] 22年度予算の概算要求基準案を提示 経済財政諮問会議
麻生太郎財務相は6日の経済財政諮問会議に、2022年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針の案を提示した(p22~p24参照)。団塊世代の人たちが、医療や介護の費用が高まる75歳以上に同年以降入り始め、社会保障費の自然増は前年度の4,800億円を大幅に上回る見込みで、年末の予算編成の焦点になる。 各省庁は8月末までに概算要求を行う。政策に必要な義務的経費の要求額は21年度の77.9兆円(コロナ予備費以外)がベース。財務省は、医療などの社会保障費は自然増を含めて要求を認める。ただ、6月に閣議決定さ...