[医療提供体制] コロナ抗体カクテル療法を特例承認、20日から配送 厚労省
薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会は19日、「抗体カクテル療法」と呼ばれる新型コロナウイルスの新たな治療法を特例承認することで合意した。これを受けて厚生労働省が即日、正式に承認した(p2参照)。部会後、田村憲久厚労相は記者団に対し、「明日から医療機関に配送を開始する」と述べた。 抗体カクテル療法の販売名は、ロナプリーブ点滴静注セット300、同点滴静注セット1332。新型コロナのウイルスに対する中和作用を持つ2種類の抗体「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせたもので、点滴薬として投与す・・・...