「 2021年08月 」一覧

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[感染症] 新規報告数12週連続0人、累積患者報告数7人 風しん・第32週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは24日、「風しんに関する疫学情報:2021年8月18日現在、第32週(8月9日-8月15日)」を公表した。 第32週の新規報告数は12週連続で0人となった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず7人だった。なお、8月19日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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[救急医療] 21年8月16日-8月22日の熱中症による救急搬送は1,957人 消防庁

 消防庁が24日に公表した8月16日-8月22日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,957人、4月26日からの累計は4万231人となった(p1参照)(p4参照)。6月1日-8月22日の搬送人員数は3万8,530人で前年同時期(4万8,304人)と比べ9,774人減少した(p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)13人(0.7%)、少年(7歳以上18歳未満)116人(5.9%)、成人(18歳以上65歳未満)852人(...

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[医療提供体制] 療養中の妊婦、SpO2が92%以下なら救急車の要請を

 日本産科婦人科学会はこのほど、新型コロナウイルス感染症によって自宅や宿泊療養施設で療養する妊婦が息苦しくなり短い文章の発声もできなくなったり、血液内の酸素量(酸素飽和度:SpO2)が92%以下になったりした場合、直ちに救急車を要請するよう求める見解を公表した(p2参照)。 同学会は、新型コロナに感染した妊婦について、呼吸状態や心拍数、呼吸数、体温、パルスオキシメーターを持っていればSpO2を測るよう求めている(p1参照)。 また、「かかりつけ」の産婦人科の医師や保健所に連絡する際の判断の目・・・...

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[募集] 医療・介護・保育分野の適正な有料職業紹介事業者の認定制度を創設

 厚生労働省は、紹介手数料額や採用後の早期離職などの諸事案への対応として「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」を創設した。第1回の申請を10日まで受け付けている。認定事業者の公表は11月中旬ごろの予定。 制度を通じて、医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者を「見える化」し、求人者がサービスの内容や品質、その費用などをあらかじめ把握して適正な事業者を選択できるようになることが期待されている。 「お祝い金を支給しない」などの法令順守や、転職活動をみだり・・・...

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[医療提供体制] 22年度から医師の時短の取り組みを5段階評価、結果を公表へ

 2024年度から医師の時間外労働の上限規制が適用されることを踏まえ、厚生労働省は23日、年1,860時間までの上限が認められる、いわゆるB水準・連携B水準・C水準の指定を目指す医療機関での医師の労働時間短縮(時短)などの取り組みについて5段階で評価することを有識者検討会に提案し、おおむね了承された(p23参照)。判定の結果は各都道府県によって公表されるが、一部の構成員は公表に慎重な姿勢を示した。厚労省は、9月中に開催予定の次の会合で公表方法の案を示す。 医療機関がB水準などの指定を受けるには、時短...

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[医療提供体制] 東京の医療機関にコロナ対応で協力を要請 回答期限は31日

 厚生労働省と東京都は、新型コロナウイルス感染症の入院患者の受け入れや病床確保などの協力を求める通知を都内の医療機関や医学部のある大学などに出した。改正感染症法に基づく国からの協力要請は初めて。都内の医療機関が正当な理由がなく求めに応じなければ、協力の勧告を受けたり、施設名が公表されたりする可能性もある。要請への回答票の提出期限は31日(p1参照)。 この要請は、新型コロナのさらなる感染拡大により病床が逼迫する中、患者に対応できる医療機関を増やすのが目的で、対象は都内の全ての医療機関。・・・...

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[医療提供体制] コロナ感染妊産婦の受け入れ医療機関、確実に設定を

 厚生労働省医政局長は23日、新型コロナウイルス感染症に係る周産期医療の着実な整備に関する通知を都道府県知事に出した。新型コロナウイルスに感染した妊産婦については「肺炎の重症化に対応できる専門性を有する集中治療が必要となる可能性が高く、さらに感染妊産婦の産科的緊急処置も必要となる場合があることから、受入れ医療機関を確実に設定する必要がある」としている(p1~p2参照)。 通知では、17日に千葉県で自宅療養中の新型コロナウイルス感染の妊婦が自宅で早産となり、新生児が死亡する「大変痛ましい事例」・・・...

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[医療改革] 当面の課題にオンライン診療の報酬上の扱い 規制改革推進会議

 政府の規制改革推進会議は23日、6月の答申取りまとめ後初の会合をオンラインで開き、規制改革推進のこれまでの成果としてオンライン診療を挙げる一方、その診療報酬上の取り扱いを当面の課題に位置付けた(p3参照)(p5参照)。オンライン診療などへの診療報酬による評価は、2022年度の改定に向けて中央社会保険医療協議会が年内をめどに方向性を固めることになっている。 規制改革推進会議は、医療分野の当面の課題として、▽対面のほか、スマートフォンなどを使って医薬品を販売できるようにするための規制緩和▽「・・・...