「コロナ補助金はなくなる、診療報酬で手当てを」 実調で日医・中川会長
日本医師会の中川俊男会長は24日の会見で、同日に公表された第23回医療経済実態調査(実調)の結果について「新型コロナウイルス感染症に対して診療報酬による特例的な対応が取られたものの、コロナ補助金を除......
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日本医師会の中川俊男会長は24日の会見で、同日に公表された第23回医療経済実態調査(実調)の結果について「新型コロナウイルス感染症に対して診療報酬による特例的な対応が取られたものの、コロナ補助金を除......
自民党の厚生労働部会(牧原秀樹部会長)は24日、2022年度の厚生労働関係予算の主要課題について、厚生労働省から説明を受けた。資料には、予算編成過程での課題として「診療報酬・薬価改定」と「社会保障関......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は24日、2022年度診療報酬改定に向け、DPC/PDPS・短期滞在手術等基本料についての議論を進めた。DPC制度の医療機関別係数の新たな体制評価指......
日本病院会の相澤孝夫会長は24日、四病院団体協議会の総合部会後の会見で、財務省が提言した医療法人の事業報告書の電子開示を懸念する声が出たことを報告した。部会では電子開示について「やめるべき」「現状の......
後藤茂之厚生労働相は24日の閣議後会見で、1994年に原則禁止とした「付き添い入院」の実態把握に向け、厚生労働省として調査していることを明らかにした。調査結果を踏まえて「適切な対応を検討していきたい......
厚生労働省が24日に公表した医療経済実態調査の結果によると、診療所の敷地内にある薬局では新型コロナウイルス関連の補助金を除いた2020年度の「損益差額率」が13.2%のプラスとなり、前年度から5.6ポイント上昇した。一方、診療所前の薬局は6.3%のプラスを確保したものの、0.9ポイント低下した(p282~p283参照)。 調査結果によると、補助金を除いた20年度の損益差額率は、薬局全体(904施設)がプラス6.5%で、補助金を含めれば前年度と同じプラス6.7%。このうち、個人立(41施設)は補助金...
厚生労働省が24日に公表した医療経済実態調査の結果によると、2020年度の一般病院全体(介護収益2%未満)の「損益差額率」はマイナス6.9%で、前年度から3.8ポイント悪化した。ただ、新型コロナウイルス関連の補助金を含めるとプラス0.4%となった(p3参照)。この結果を踏まえ、中央社会保険医療協議会は、22年度の診療報酬改定に向けた議論を本格化させる。 医療経済実態調査は、病院や一般診療所、薬局などを対象に中医協が2年ごとに実施し、翌年度の診療報酬改定の基礎資料とする。今回は19、20年度の通年で...
都道府県の指定を受け、専用の個室で新型コロナウイルス感染症の疑い患者を受け入れて必要な救急医療を提供する「協力医療機関」の2020年度の収支が、関連の補助金を含めても赤字だったとの調査結果を24日、厚生労働省が明らかにした(p6参照)。 厚労省が公表した23回目の医療経済実態調査の結果によると、都道府県による指定を受け、感染患者専用の病院や病棟を設定する「重点医療機関」(149施設)の「損益差額率」は、20年度がマイナス10.7%で前年度よりも5.3ポイント悪化した。ただ、補助金を含めるとプラス2...
医療法人の病院長の2020年度の平均年収は約3,110万円だったことが、厚生労働省が24日に公表した医療経済実態調査の結果で明らかになった。前年度と比べて約52万円減ったが、それでも医療機関の開設者別で依然として最も多く、国立病院長との差は1,200万円超に上った(p31参照)。 一般病院全体の職種別で、年収(平均給料年額と賞与)が最も多いのは病院長で、20年度は2,690万24円(前年度比1.6%減)(p31参照)。これを開設者ごとに見ると、医療法人が3,110万957円(1.7%減)で、都道府...
厚生労働省は24日の中央社会保険医療協議会・総会に、DPCの評価方法についての論点として、▽手術を含む診断群分類と含まない診断群分類の評価の在り方▽発症日からの日数で診断群分類をさらに区別▽入院初期の医療資源投入量が大きくなっていることを踏まえた初期・中期・後期の3段階の評価の在り方-を提示。診療側、支払側とも、論点に沿った見直しを進めることに同意した(p1127参照)。 診断群分類では、治療目的での手術が定義されているものと定義されていないものについて、他院からの転院と自院への直接入院とで、・・...
国立感染症研究所・感染症疫学センターは24日、「風しんに関する疫学情報:2021年11月17日現在、第45週(11月8日-11月14日)」を公表した。 第45週の新規報告数は0人。遅れ報告が1人あったため、第1週からの累積患者報告数は、前週より1人増加し11人となった。なお、11月18日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>治療室や手術件数等に着目し指標設定か地ケアの自院転棟、減額の対象拡大も<診療報酬改定>継続診療加算の24時間要件を「面」で緩和か外来・在宅の移行調整は評価新設へ<医療制度改革>1病院10億円の補助金、費用対効果の検証を1入院包括払いで「高密度」へ転換せよ<トピックス>医師の働き方改革・C-2水準 対象は公益上特に必要な医療分野オンライン診療の初診特例を継続 登録した医療機関は計1万6,872施設資料ダウンロードまたは(p1~p11参照)からお読みくだ...
第23回医療経済実態調査の結果が報告された24日の中医協・調査実施小委員会で、城守国斗委員(日本医師会常任理事)は、「非常に多くの医療機関で新型コロナウイルス感染症の影響がある様子がうかがえる」と述......
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が来月1日から始まるのを前に、後藤茂之厚生労働相は24日の閣議後会見で、原則「8カ月」としている2回目接種からの間隔を「6カ月以上」に短縮できる場合の具体的基準......
24日の中医協・調査実施小委員会に報告された第23回医療経済実態調査(実調)のうち、一般病院の2020年度と19年度の職種別常勤職員1人平均給料年額(平均給料年額+賞与)を見ると、全体で病院長と医師......
24日の中医協・調査実施小委員会で報告された第23回医療経済実態調査では、2019~21年の各年6月単月の損益状況についても調査した。一般病院の21年6月は、新型コロナウイルス感染拡大前の19年6月......
24日の中医協に報告された第23回医療経済実態調査結果によると、2020年度の一般診療所の損益状況は、医療法人立、個人立とも黒字傾向を維持したものの、19年度と比べ悪化した。また、新型コロナウイルス......
厚生労働省は24日の中医協調査実施小委員会(小委員長=秋山美紀・慶応大環境情報学部教授)で、2022年度診療報酬改定の基礎資料となる第23回医療経済実態調査の結果を報告した。一般病院全体の20年度医......
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は19日付で、事務連絡「新型コロナウイルス感染症対策に係る病床の確保状況・使用率等の報告について(依頼)」を医療機関の管理者らに出した。政府の経済対策......
自民党の社会保障制度調査会長に新たに就任した加藤勝信氏(前官房長官)は、今後の医療制度・政策の在り方について本紙の取材に応じた。財務省が8日の財政制度等審議会で示した社会保障に関する提言については「......