「 2021年11月 」一覧

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[医薬品] 新たに3医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は11月22日付で、希少疾病用医薬品として新たに3医薬品の指定と1医薬品の指定取消しについて、都道府県に通知した。指定取消しとなった医薬品は「乾燥スルホ化人免疫グロブリン」(帝人ファーマ、KMバイオロジクス)。 新たに指定された医薬品は以下の通り(p1~p2参照)。▽バレメトスタットトシル酸塩/再発または難治性の成人T細胞白血病リンパ腫/第一三共▽オラパリブ/BRCA遺伝子変異陽性の乳癌における術後薬物療法/アストラゼネカ▽Pegvaliase/フェニルケトン尿症/BioMarin Ph...

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比4.8%増の613人 厚労省

 厚生労働省は19日、2021年11月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。2021年1月1日-10月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p2参照)。【死亡災害】●死亡者数:613人(前年同期比28人増・4.8%増)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/158人▽はさまれ・巻き込まれ/105人▽交通事故(道路)/103人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:11万910人(1万8,537人増・20.1%増)●事故の型別発生状況▽転倒/2万4,707人▽その他/1万6,489人▽...

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[診療報酬] ハイリスク分娩管理加算、診療所も算定対象に 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会の19日の総会では、リスクの高い分娩に対応している診療所も「ハイリスク分娩管理加算」(1日3,200点)を算定できるよう、2022年度の診療報酬改定で見直すことで一致した。ハイリスク分娩管理の新たな受け皿を確保するのが狙いで、支払側・診療側の双方が、評価に当たっては「安全性を確保することが前提だ」と釘を刺した。 厚生労働省によると、産婦人科や産科を標榜する病院や診療所の数は年々減少しているが、ここ30年間の全出生数のうち、診療所での出生事例が約4割を占めている・・・...

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[医療改革] 新型コロナ病床の確保・使用状況、12月から毎月公表へ 政府

 政府は19日に決定した経済対策で、医療機関ごとの新型コロナ病床の確保や使用状況を12月から毎月公表する方針を示した。これにより、感染拡大時に確保病床の8割以上を確実に稼働できる体制を整備する(p13~p14参照)。 全国の病院の稼働状況や医療スタッフの状況などを一元把握できる「医療機関等情報支援システム」(G-MIS)などを活用して、病床の確保や稼働状況などを徹底的に「見える化」し病床利用率が低い病院への病床確保料の単価を見直す。また、確保病床に対する休床病床の割合に上限を設定する(p13参照)・...

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[医療提供体制] 循環器病対策推進計画、8都県で完成 厚労省

 厚生労働省は、19日に開かれた第6回循環器病対策推進協議会で、都道府県別の循環器病対策推進計画の進捗状況を説明した。8都県が計画を完成させたが、3府県が計画を策定する協議会(検討会)が「未開催」の状況となっている(p6参照)。 「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(循環器病対策基本法)で、都道府県が循環器病対策推進計画を策定することが定められている。 厚労省によると、計画案をまとめたり、策定中だったりする自治体もあり、4道県が「パブリック・・・...

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[介護] 検討継続の排泄予測支援機器、保険適用を了承 厚労省・検討会

 厚生労働省の介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会は19日、前回の審議で「評価検討の継続」とされた、膀胱内の尿の溜まり具合を超音波で測定する排泄予測支援機器の新たなエビデンスの提出を受けて、意見交換した。構成員からは運用面などについて意見が多数出たが、介護保険の給付対象への追加を「可」とする厚労省案を了承した(p11参照)。 前回、評価検討の継続とされたのは5品目。必要なエビデンスなどがそろい次第、随時、評価検討を進めていくとしていた。そのうちの1件が検討会に提出された(p6参照)。 ・・・...