「 2021年12月 」一覧

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[感染症] 新規報告数1人、累計患者数12人 風しん疫学情報・第48週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは15日、「風しんに関する疫学情報:2021年12月8日現在、第48週(11月29日-12月5日)」を公表した。 第48週は、千葉県から1人の新規患者が報告された。遅れ報告が和歌山県から1人、取り下げが鹿児島県から1人あり、第1週からの累積患者報告数は前週から1人増加し12人となった。なお、12月9日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1~p2参照)。・・・...

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[診療報酬] 体外受精・顕微授精などを22年度から保険適用化 中医協が了承

 厚生労働省は15日、卵子を体外に取り出して精子と受精させてから子宮に戻す「体外受精」などの不妊治療法を2022年度から保険適用化することを中央社会保険医療協議会・総会に提案した。また、不妊治療を実施する医療機関の施設基準について、現行の助成制度での取り扱いや日本生殖医学会のガイドラインを踏まえて設定することも案として示し、おおむね了承された(p33参照)。22年1月にも具体的な点数や要件を決める。診療側からは、医療機関に損失が生じないような点数設定にすべきだとの注文が付いた。 厚労省がこの日・・・...

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[医薬品] モデルナ製コロナワクチン、3回目の接種を了承 薬食審・部会

 薬事・食品衛生審議会・医薬品第二部会は15日、米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について特例承認を了承した。 モデルナ製の接種対象者は、1・2回までは12歳以上だが、3回目は18歳以上とする。また、追加接種では2回目から少なくとも6カ月以上経過した後の接種を認める。 厚労省によると、追加免疫に係る海外での臨床試験で、3回目を接種してから1カ月後の血清の中和抗体価の値は1,768で、2回目から1カ月後の値(1,033)の約1.7倍だったことが明らかになった。 15日の第二部会の...

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[感染症] 感染状況の推移を踏まえ適切に積極的疫学調査を 厚労省事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は14日、新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査の業務実施に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した(p1参照)。 事務連絡では、「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」(国立感染症研究所感染症疫学センター)の改訂版が出たことを取り上げ、今後の感染状況の推移を踏まえ、地域の実情に合わせて関係機関と連携しつつ、適切に積極的疫学調査を行うよう求めている(p1参照)。 実施要領では、新型・・・...

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[医薬品] アルツハイマー病薬「アデュヘルム」、22日に承認を審議 厚労省

 厚生労働省は14日、米バイオジェンとエーザイが共同開発した新規アルツハイマー病薬のアデュヘルム点滴静注170mg、同300mg(一般名:アデュカヌマブ[遺伝子組換え])の製造販売承認について、22日の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で審議することを発表した(p1参照)。 22日の同部会は、アデュヘルムのための臨時の開催で、アデュヘルムの承認の可否と、その最適使用推進ガイドラインのみを議題とする。 厚労省は、アルツハイマー病の患者数が多いことや、社会的関心が高いことから、通常なら2022年1月以降...

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盲導犬候補の健康管理を高度化、NECなどが活動量計やAIを適用(ニュース)

 NECは2021年12月14日、盲導犬としての訓練を受ける犬を対象に活動量計やAI(人工知能)などによる健康管理の高度化を目指した取り組みを始めたと発表した。犬や猫を対象にした高度先進医療を手掛ける動物病院の日本動物高度医療センターや、関西盲導犬協会、京都市獣医師会と連携して進める。 具体的には、訓練センターに入所した盲導犬候補に、日本動物高度医療センターが開発した犬猫用の活動量計「PLUS C......