「 2021年12月 」一覧

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造影剤なしで手足の血流状態を可視化、「光超音波イメージング装置」を承認申請(ニュース)

 ベンチャー企業のLuxonus(ルクソナス)は2021年12月6日、造影剤なしで血流状態を可視化できる「光超音波イメージング装置」を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請したと発表した。まずは手や足の血流などの状態を測定し、血流障害の特定に利用できるようにする。早ければ2022年中に実用化する可能性がある。 同社が開発する光超音波イメージング装置は、無被ばくで造影剤を使用せずに血流の状態な......

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[がん対策] コロナ禍におけるがん検診の重要性を伝える動画を作成 東京都

 東京都は6日、コロナ禍におけるがん検診の重要性を伝える動画を作成したと発表した。がん検診の受診を控えると、早期発見の機会を逃すことにつながるため「適切なタイミングで受診することが重要」としている。 がんの早期発見・早期治療のためには定期的ながん検診の受診が大切だが、コロナ禍により、都内の区市町村が実施するがん検診の2020年度の受診者数は、前年度と比較して約1割減ったという。 都は、コロナ禍でもがん検診を定期的に、安心して受診してもらうため、定期受診の重要性と検診会場での徹底した感染対策を・・・...

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[医療改革] 未承認の新型コロナ抗原検査キット、販売自粛を要請へ 厚労省

 薬事承認されていない新型コロナウイルスの抗原検査キットについて、厚生労働省は、薬局やドラッグストアなどに販売の自粛を求めていく方針だ。偽陰性者による新型コロナの感染拡大につながる恐れがあるためで、年内に具体的な対応策の検討を開始する。 同キットについては、「研究用」と称した未承認品が薬局やドラッグストア、インターネット通販事業者を通じて広く流通しているが、実際には検査のために利用されているとの指摘がある。この目的で利用されれば、偽陰性者による感染の拡大や偽陽性による医療現場の混乱が起・・・...

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[医療提供体制] コロナ罹患後症状、まずはかかりつけ医に 厚労省事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は6日、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した(p1参照)。 事務連絡では、これまでの国内外の調査で、多くの人の症状が改善したり、罹患前の健康状態に戻ったりする一方で「一部の症状が遷延したり、新たに症状が出現したりする者が一定程度いる」ことが報告されていると説明。罹患後症状は、一般医療の中で対処できるものが少なくないことに触れ「まずはかかりつけ医や地域の医療機関に繋・・・...

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[医療改革] オンライン服薬指導、対面との組み合わせの必要性に疑問の声

 政府の規制改革推進会議の「医療・介護ワーキング・グループ」(WG)は6日、原則として同じ薬剤師による対面での服薬指導と組み合わせたオンライン服薬指導の実施の規定などを論点に議論したが、委員からは、その必要性を疑問視する声が上がった。WGでは厚生労働省と調整した上で、年内の中間取りまとめに反映させる。 WG後に説明した内閣府の担当者によると、このほかのオンライン服薬指導に関する規定で論点となったのは、▽服薬指導計画の作成▽処方箋について原本のみの郵送を認めること▽事前の研修の受講。 特に原則とし・・...

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[感染症] コロナ予防接種の疑い症状報告に心筋炎・心膜炎を追加 厚労省

 厚生労働省健康局長は6日、予防接種法施行規則の一部を改正する省令の公布に関する通知を都道府県知事、市町村長、特別区長に出した(p1参照)。 通知では、新型コロナウイルス感染症の予防接種によるものと疑われる症状の報告の基準について、「心筋炎」と「心膜炎」を追加すると記載。都道府県知事などに対し、関係機関などに周知するよう求めている(p1参照)。 心筋炎と心膜炎を巡っては、厚労省が3日に、コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2、コミナティ筋注、COVID-19ワクチンモデルナ筋...

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NTTドコモと聖マリアンナ医大、5Gで救急医療を効率化(ニュース)

 NTTドコモと聖マリアンナ医科大学などは、2021年12月6日から5G(第5世代移動通信システム)を活用した救急医療の実証実験を開始すると発表した。ドコモの5Gネットワークにスマートグラスなどを組み合わせることで、患者の容体を複数の医師間でリアルタイムに共有できるようにする。医療業務の効率化につなげたい考えだ。 実証実験は、スマートグラスなどを使った医師の手元映像の共有や、病院内をストレッチャー......