【中医協】歯科用貴金属、直近の価格反映で合意
中医協は22日の総会で、歯科用貴金属価格の随時改定に用いる平均素材価格の算出について、より直近の価格を反映させることに大筋で合意した。 現行では3カ月前までの平均素材価格を用いているが、医療機関など......
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中医協は22日の総会で、歯科用貴金属価格の随時改定に用いる平均素材価格の算出について、より直近の価格を反映させることに大筋で合意した。 現行では3カ月前までの平均素材価格を用いているが、医療機関など......
中医協(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は22日の総会で、2022年度診療報酬改定に向けたオンライン診療などの評価をテーマに議論した。診療側は、対面診療と比較したメリット・デメリットに応じた評......
22日の中医協総会では、今年10月に本格運用が始まったオンライン資格確認の普及・推進に向けた評価の在り方も議論になった。診療側は「診療報酬での評価も考えられる」と主張したが、支払い側は、保険者は基盤......
厚生労働省は22日、2021年5月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り(p1参照)。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/82万4,800人▽介護予防居宅サービス/80万2,200人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,400人●介護サービス[全体]▽総数/447万2,400人▽要介護1/119万400人▽要介護2/108万5,400人▽要介護3/86万4,800人▽要介護4/80万400人▽要介護5/53万1,300人[居宅サービ...
厚生労働省は22日、第64回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。オミクロン株に関しては「今後、感染拡大が急速に進むことを想定すべき状況にある」と指摘。重症度については十分な知見が得られていないとしながらも「急激な感染拡大により、医療提供体制が急速にひっ迫する可能性に留意が必要である」との見解を示している(p2参照)。 厚労省によると、12月15日時点の全国の入院者数は414人で、1週間前と比べて54人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は・...
中央社会保険医療協議会の支払側委員は22日の総会で、「オンライン診療料」(月1回71点)について算定割合に関する施設基準を2022年度の診療報酬改定で撤廃する方向で検討するよう求めた。希望者がオンライン診療を受けられないことがないようにするため。また、同診療料の算定要件や対象患者などについて、オンライン診療の適切な実施に関する指針の改訂版に合わせて見直すべきだとも主張した。 同診療料は、情報通信機器を用いて診療を行った医療機関への評価。20年度診療報酬改定では、事前の対面診療の期間を6カ月から3・...
政府の規制改革推進会議は22日、「医療・介護・感染症対策」など重点分野の中間取りまとめを行った。医療分野では、疾患や患者の状態によってはオンラインのみで診療が完結するケースがあることを明確化するよう厚生労働省に求めた(p37参照)。厚労省は、オンライン診療を適切に提供するための指針の見直し案を17日に公表し、それへの意見募集を行っている。 指針の見直し案では、対面診療を日頃から行うなど、患者のことを把握している「かかりつけの医師」が、対面での診療を組み合わせてオンライン診療を行うのが基・・・...
看護職員の処遇を改善するため、厚生労働省は介護・障害福祉の「処遇改善加算」を参考に、2022年度診療報酬改定で新たな仕組みをつくる方針だ。その際、対象となる職員の収入増に確実につながるよう、適切な担保措置を講じる(p3参照)。 新型コロナウイルス感染患者への医療提供など地域で一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に、厚労省は22年10月以降の収入を3%程度(月額平均1万2,000円相当)引き上げるための仕組みを22年度診療報酬改定でつくる。その際に参考とするのが処遇改善加算(p3参照)・...
薬事・食品衛生審議会の医薬品第一部会は22日、アルツハイマー病の新たな治療薬アデュヘルム点滴静注170mg、同300mg(一般名アデュカヌマブ)の製造販売承認を了承せず、継続審議とすることを決めた。現時点のデータからは、同薬の有効性を明確に判断することが困難なため。開発元の米バイオジェンから追加のデータが示されれば、有効性・安全性を再検討した上で、その結果に基づいて再度審議する(p1参照)。 部会では、▽申請の根拠とされた2つの国際共同第III相試験の結果に一貫性が無い▽探索的な評価項目である脳内...
政府は22日、2022年度の診療報酬の改定率を、医療行為の対価に当たる本体部分は看護職員の賃上げや不妊治療の保険適用の費用を含めてプラス0.43%とすることを決めた。薬価は1.35%、材料価格は0.02%、共に引き下げる。本体部分の分野ごとの内訳は、医科0.26%、歯科0.29%、調剤0.08%のいずれもプラス(p1参照)。本体と薬価・材料価格を合わせた診療報酬全体ではマイナス0.94%となる。 22年度政府予算案の編成を巡り、後藤茂之厚生労働相と鈴木俊一財務相が22日午前、折衝を行い正式決定した...
2022年度診療報酬改定で、報酬本体0.43%増は国費ベースで300億程度のプラスになる見通しとなった。「真水」分の0.23%増については、医科、歯科、調剤の配分比率を従来通りに1対1.1対0.3と......
岸田文雄首相は21日の臨時国会閉会に伴う会見で、看護職の給与について「来年2月から1%、10月から恒久的に3%引き上げる」と明言した。介護や保育などの現場で働く人の給与についても、来年2月から恒久的......
総務省は21日、公立病院の経営強化に向けて2022年度から地方財政措置などによる支援を拡充すると発表した。21年度までの時限措置となっていた、統合・再編に伴う施設・設備の整備に関する病院事業債(特別......
自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部「感染症法等プロジェクトチーム」(PT、田村憲久座長)は21日、次期通常国会での予防接種法改正の方向性について検討を行った。今般の新型コロナについては同法付......
厚生労働省医政局医事課は、オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直し案を公表し、パブリックコメントの募集を始めた。 見直し案では、初診からのオンライン診療は、原則として「かかりつけの医師」が行う......
山際大志郎経済再生担当相は21日の閣議後会見で、2021年度補正予算が成立したことに伴う新型コロナウイルス感染症の無料検査の拡充について説明した。健康上の理由や12歳未満であるといったワクチン接種を......
日医総研はこのほど、リサーチレポート「地域医療連携推進法人について」を公表した。地域医療連携推進法人の現状について、各法人の方針や事業報告書などの公開資料を基に概観した。認定後、間もない法人が多く、......
日医総研はこのほど、リサーチレポート「国・公的医療機関の2020年度決算(その2)-都道府県・市町村・地方独立行政法人-」を公表した。20年度は医業収入が減少し、他会計繰入金等(地方独立行政法人は運......
厚生労働省は21日、2021年10月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り(p2参照)。▽出生数/7万3,129人(前年同月比2.3%減・1,717人減)▽死亡数/12万781人(2.3%増・2,743人増)▽自然増減数/4万7,652人の減少(4,460人減)▽婚姻件数/3万2,039件(21.3%減・8,681件減)▽離婚件数/1万4,405件(11.5%減・1,878件減)・・・...