「 2021年12月 」一覧

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[介護] 介護職などの処遇改善、政府の公的価格評価検討委員会が中間整理

 政府の「公的価格評価検討委員会」は21日、公的価格に関する今後の処遇改善の基本的考え方などについて、中間整理を行った。介護職員などの処遇改善の最終的な目標に「職種毎に仕事の内容に比して適正な水準まで賃金が引き上がり、必要な人材が確保されていること」を目指す方針を掲げた(p10参照)。 2022年2月から、介護職の収入の3%程度(月額9,000円)や、看護職の収入の1%程度(月額4,000円)を引き上げる措置が行われる(p9参照)。また、10月以降のさらなる対応についても22年度予算編成過程において...

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[感染症] 新規報告数0人、累積患者報告数12人 風しん・第49週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは21日、「風しんに関する疫学情報:2021年12月15日現在、第49週(12月6日-12月12日)」を公表した。 第49週の新規報告数は0人だった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず12人となった。なお、12月16日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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[がん対策] がんゲノム医療中核拠点病院などの要件見直し、10の観点で検討

 厚生労働省は21日、がんゲノム医療中核拠点病院(中核拠点病院)などの指定要件の見直し案を有識者で構成する作業部会に提示した。昨今のがんゲノム医療の進展や実態に合わせ、多くの遺伝子変異を同時に調べる「パネル検査」の実施体制といった10の観点で検討する(p12参照)。見直し後の要件を盛り込んだ整備指針の改定版を2022年夏ごろに公表する(p54参照)。 厚労省が同日の「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」(WG)に見直し案を示した。 検討に当たって踏まえるのは、▽パ・・・...

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地域包括診療料・加算の対象疾患拡大や基幹的重点外来の評価で意見対立

■最新号もくじ(p1~p11参照) <診療報酬改定>地域包括診療料・加算の対象疾患拡大や基幹的重点外来の評価で意見対立<診療報酬改定>薬剤6種以上の指導評価は「対人へ」に逆行かかりつけ薬剤師以外は同対応を評価へ<医療制度改革>次期改定で大胆な改革を迫る財務省厚労省とのパワーバランスに変化も<トピックス>一般病院、コロナ補助金で黒字に 医療経済実態調査2021年補正予算案 看護職など収入増に1,665億円計上資料ダウンロードまたは(p1~p11参照)からお読みください・・・...

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[介護] 避難確保計画作成の手引きの改定案で議論 国交省・厚労省の検討会

 国土交通省と厚生労働省は20日、「要配慮者利用施設における避難確保計画の作成・活用の手引き」の改定内容などについて、有識者会議に意見を求めた。2022年春ごろに改定版を公表する予定(p4参照)。 20年7月の豪雨で熊本県球磨村の高齢者福祉施設が被災し、14名が亡くなったことから、10月に「令和2年7月豪雨災害を踏まえた高齢者福祉施設の避難確保に関する検討会」が設置され、高齢者福祉施設の避難の実効性を高める方策などについてとりまとめを行った(p28参照)。 また、21年5月に水防法・土砂災害防止法、...

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[医療提供体制] 定期接種ワクチンの偏在などのモニタリングで議論 厚労省

 厚生労働省は20日、ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会の初会合を開き、定期接種で用いるワクチンのメーカーなどが保有するデータや、種々のマスタ情報を組み合わせて集計方法を標準化し、偏在や不足の実態をモニタリングできる方法を整理・確立する考えを示した(p4参照)。1回目のディスカッションを踏まえ、次回の会合で論点整理などを進めていく。 検討会は、2022年3月まで月1回のペースで開催し、▽ワクチンのモニタリングの課題▽関係者(医療機関、卸売販売業者、ワクチン製造業者、自治体等)が保有して・・・...