「 2022年01月 」一覧

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[感染症] オミクロン株発生状況、1日当たりで2番目の多さ 厚労省発表

 厚生労働省は14日、オミクロン株の国内発生状況(1月13日午後9時時点)を発表した。13日分として新たに544件(水際関係の空港検疫151件を含む)を計上しており、国内発生状況(2021年11月30日以降)は計3,699件となった。1日当たりの件数では、最多となった11日の696件に次ぐ2番目の多さとなっている。 オミクロン株と確定した人のうち「直近の海外渡航歴がなく、現時点で感染経路が明らかになっていない者等」(水際関係以外)は計2,164件で、全体の約59%を占めている。 厚労省は、水際関係以...

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[医療機器] プログラム医療機器、保険適用日までの開発未了防止へ 中医協

 乳がんの再発リスクを評価するプログラム医療機器が開発未了により予定日に保険適用されなかった事案を踏まえ、中央社会保険医療協議会・総会は14日、対応方針を決めた。医薬品医療機器総合機構(PMDA)と厚生労働省がそれぞれチェックするというもので、再発防止につなげる狙いがある(p35参照)。 具体的な対策として、薬事審査の過程で改修が指示され、承認されたプログラム医療機器については、PMDAが上市までに指示に従って改修・検証されたことを確認する(p35参照)。 一方、厚労省の医薬・生活衛生局の医療・・・...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 1月17日-1月22日

 来週1月17日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)1月17日(月)14:00-16:00 第1回 小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ14:00-16:00 第9回 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会1月18日(火)未定 閣議16:00-18:00 中央社会保険医療協議会 令和3年度 第2回 診療報酬調査専門組織 医療技術評価分科会17:00-19:00 第7回 厚生...

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【新型コロナ】急速な感染拡大 広島県や山口県、沖縄県に適用「まん延防止」ってどんな事に気をつけるべき?(感染症・予防接種ナビ)

 新型コロナウイルス感染症の患者報告数が、急速に増加傾向です。  広島県や山口県、沖縄県では、1月9日から「まん延防止等重点措置」が適用されました。日々、感染状況が急速に悪化しており、早い段階で医療...

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[医療提供体制] コロナワクチンの3回目の追加接種、速やかな実施を 厚労省

 厚生労働省健康局健康課予防接種室は13日、新型コロナワクチンの3回目の追加接種を速やかに実施するために留意すべき事項を整理した「追加接種の速やかな実施について」の事務連絡を各都道府県などに出した(p1参照)。 予防接種室は、新型コロナワクチンの1-2回目の初回接種完了から8カ月以上の経過を待たずに3回目の追加接種を実施する場合についての事務連絡を出している。 これらを踏まえた「追加接種の速やかな実施について」の事務連絡では、追加接種を速やかに行うための基礎数値として、接種間隔の短縮を踏ま・・・...

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[医療提供体制] コロナワクチンの3回目の追加接種で事務連絡 厚労省

 厚生労働省健康局健康課予防接種室は13日、新型コロナワクチンの1-2回目の初回接種完了から8カ月以上の経過を待たずに、3回目の追加接種を実施する場合の考え方について、各都道府県などに事務連絡を出した(p1参照)。オミクロン株の急速な感染拡大に対応するため、先行していた医療従事者等以外への接種を進める。 予防接種室は、初回接種完了から8カ月以上の経過を待たずに追加接種する場合の対象者について、▽医療従事者等ならびに高齢者施設等の入所者および従事者▽通所サービス事業所の利用者および従事者▽病院お・・・...

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[医療提供体制] 高齢者に感染波及で重症者の増加につながる可能性 厚労省

 厚生労働省は13日、第67回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。デルタ株と比較してオミクロン株による感染は重症化しにくい可能性が示唆されているが、現在の若者中心の感染拡大により療養者数が急激に増加した場合は「軽症・中等症の医療提供体制等が急速にひっ迫する可能性があること、さらに、今後高齢者に感染が波及することで重症者数の増加につながる可能性があることに留意が必要」としている(p3参照)。 厚労省によると、1月5日時点の全国の入院者数は2,25・・・...

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[医療提供体制] 東京の新規陽性者数の増加比843%、高水準続けば危機的状況

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第74回)が13日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者数の増加比について、前回(1月5日時点)の約308%から、今回(1月12日時点)は約843%と著しく上昇し、これまでに経験したことのない高水準となったとしている。「この水準が継続すると、1週間後の1月20日の推計値は、8.43倍の約9,576人/日と、危機的な感染状況となる」との見解を示している(p5参照)。 コメント・意見では、感染が急速に拡大す...