オミクロン特有の医療の在り方、検討を 日医・中川会長
日本医師会の中川俊男会長は12日の会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が拡大していることを受け、「これまでのコロナ医療とは違ったオミクロン株特有の医療の在り方を考える時期に来てい......
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日本医師会の中川俊男会長は12日の会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が拡大していることを受け、「これまでのコロナ医療とは違ったオミクロン株特有の医療の在り方を考える時期に来てい......
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がっていることを受け、公明党は12日、オミクロン株の特性に応じた陽性者、濃厚接触者の対応見直しなどを求める要望書を岸田文雄首相に提出した。 要望書......
中医協総会は12日、2022年度診療報酬改定での一般病棟用および治療室用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しに向けたシミュレーション結果について厚生労働省から報告を受けた。見直し案は4つあり、見直......
中医協総会は12日、2022年度診療報酬改定での治療室用の「重症度、医療・看護必要度」のシミュレーション結果についても報告を受けた。シミュレーションの条件は、救命救急入院料2・4および特定集中治療室......
厚生労働省は12日の中医協総会で、2022年度診療報酬改定の焦点となる看護職員の処遇改善について、2月に予定される通常の答申とは別の枠組みで検討を進める方針を明らかにした。9月までは補助金で対応し、......
厚生労働省は12日の中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)に、2022年度診療報酬改定での一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の見直しに向けたシミュレーション結果を報告した。昨年末に確認......
看護の現場で働く人たちの賃金を10月以降に3%程度引き上げる政府の方針を受けて、厚生労働省は12日、4月に行う診療報酬改定の後に中央社会保険医療協議会で具体策を決める方針を示した。具体的なスケジュールはこれから組むが、同省では、賃上げのための仕組みが施行される10月までに「一定の周知期間が必要」(保険局医療課)としている。 看護の賃上げは岸田政権が掲げる分配戦略の柱の一つで、救急医療管理加算を算定して救急搬送に年200件以上対応する病院や三次救急病院の職員が対象。 2022年2-9月分は補助金を使...
厚生労働省は12日、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となった医療従事者について、毎日の検査で陰性が確認されているといった一定の要件を満たせば勤務することができることを都道府県などに改めて事務連絡した(p4参照)。医療に従事することは不要不急の外出に当たらないとの見解に基づくもので、感染が急拡大している地域での適切な医療提供体制の確保につなげたい考え。 濃厚接触者が医療現場で働く場合に満たすべき要件は、▽他の医療従事者による代替が困難な医療従事者▽ワクチンの2回目の接種後14日間経過し・・・...
国立感染症研究所・感染症疫学センターは12日、「風しんに関する疫学情報:2022年1月5日現在、第51週(12月20日-12月26日)」を公表した。 第51週の新規報告数は0人だった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず12人となった。なお、1月6日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
中央社会保険医療協議会・総会が12日に開かれ、厚生労働省は、2022年度の診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理案を示した。急性期一般入院料1を算定する200床以上(許可病床)の病院に対し、「看護必要度II」を用いることを要件化するなどの内容(p90参照)。病院の医療機能や入院患者の状態に応じた評価の一環で、反対意見は出ていない。20年度に行われた前回の診療報酬改定では、急性期一般入院料1-6を届け出る許可病床400床以上の病院に看護必要度IIを用いることが義務付けられた。 医薬品の適切な使用を促...
厚生労働省は12日の中央社会保険医療協議会・総会に、急性期入院医療に関する「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の評価項目見直しに向け、急性期一般入院料1について4つの見直し案によるシミュレーションを提示した。支払側は、看護必要度Iで31.9%、看護必要度IIでも8.9%、合計では18.8%の医療機関が新たに基準未達となる最も厳しい案4を軸に検討することを主張した。一方、診療側は、コロナ禍で急性期医療体制の整備が求められている中での評価の厳格化はあり得ないと強く反発した(p27参照)。 ...
厚生労働省は12日、中央社会保険医療協議会・総会に、コロナ対応で延長している診療報酬上の経過措置について、2022年度診療報酬改定後の取り扱いの考え方を示し、了承された。3月31日まで延長となっている新型コロナウイルス感染症に関する重点医療機関、協力医療機関、患者の受入病床が割り当てられている医療機関が対象の20年度改定時の経過措置は、22年度改定による新たな基準の設定に伴い終了とする。また、施設基準などの年間実績の取り扱いも、22年度改定で新たな施設基準などが設定され、終了となる(p14参照)。...
厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」などは12日、第5次中間とりまとめの案を大筋で了承した。2029年ごろに医師は需給が均衡してその後も増加を続けるが、人口の減少に伴って将来的には需要が減少局面になるため、医師の増加のペースについて見直しが必要だと指摘。ただ、地域や診療科で依然として偏在があるため、対策を講じる重要性を強調している(p6参照)。会合では一部の構成員が、病院の勤務医が不足している一方で開業医が増加している現状について触れ、「働く場の偏在も考える必要がある」とし、と・・・...
厚生労働省は12日、社会保障審議会・介護給付費分科会に、10月からの介護職員処遇改善に向けた加算創設の案を示した(p4参照)。2月から実施される、介護職員の収入を3%程度引き上げる「介護職員処遇改善支援補助金」の補正予算事業の要件・仕組みなどを基本的に引き継いで、第3の処遇改善加算として介護報酬により支払われる見通し。 介護職員の処遇改善については、2022年度予算の大臣折衝事項で、10月以降について臨時の報酬改定を行い、2月から実施される補正予算事業と同様の措置を講じることとされたため、必要分・...
厚生労働省は12日、オミクロン株の国内発生状況(11日午後9時時点)を発表した。11日分として新たに696件(水際関係の空港検疫251件・都道府県発表4件を含む)を計上しており、国内発生状況(2021年11月30日以降)は計3,041件となった。 オミクロン株と確定した人のうち、「直近の海外渡航歴がなく、現時点で感染経路が明らかになっていない者等」(水際関係以外)は計1,658件で、全体の約55%を占めている。 厚労省は、水際関係の都道府県発表分(11日)の内訳も明らかにしている。それによると、東...
日本医療安全調査機構は11日、医療事故調査制度の12月の現況を公表した。医療事故報告は前月から3件増の25件。病院からの報告が23件、診療所からの報告が2件で、累計件数は2248件となった。 診療科......
日本薬剤師会の山本信夫会長は、2022年度診療・調剤報酬改定でリフィル処方箋が導入されることを受け「調剤の概念を少し幅広く変えないといけないのかもしれない」との認識を示した。リフィルの場合は2回目の......
東京都医師会は12日から、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者について、検査・診療を行った診療・検査医療機関がそのまま健康観察を実施する事業を開始する。保健所を経由せず、早期に患者にアプローチできる......
日本専門医機構は来年度から、新専門医制度に関する幅広い事業を安定的に進めるため、事務局機能の強化拡充に乗り出す計画だ。専攻医登録で現在のシーリングに代わるマッチング制度の試行導入を視野に本格的な検討......
日本病院会の相澤孝夫会長は11日の定例会見で、昨年末の財務相と厚生労働相の折衝等で決まった看護職員の処遇改善について、医療現場では運用への懸念が出ていることを明らかにした。7日の理事会では、対象とな......