「 2022年02月 」一覧

NO IMAGE

[医療改革] パルスオキシメータの一般向け広告を解禁 厚労省が事務連絡

 医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき承認されたパルスオキシメータについて、厚生労働省は、一般の人向けに広告することを認める事務連絡を都道府県などに出した(p2参照)。これまでは薬機法承認品を一般の人向けに広告することを禁止していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってニーズが高まっていることから、自宅療養者なども承認品を入手しやすくするため、3日付で解禁した。 牧島かれん規制改革担当相は4日の記者会見で、薬機法承認品の一般への広告解禁について「特に基礎疾患を持っている人から、信頼で・・・...

NO IMAGE

[医薬品] 避妊剤「使用上の注意」の改訂指示 厚労省

 厚生労働省は2月3日付けで、「避妊剤」について、添付文書の「使用上の注意」などの改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した。2021年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(1月24日開催)における審議結果などを踏まえ、「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(旧記載要領)および「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(新記載要領)に基づく改訂(p1参照)。 避妊剤「レボノルゲストレル(緊急避妊の効能を有する製剤)」について、「重要・・・...

NO IMAGE

[診療報酬] 無償提供のキット使用でもコロナの検査料の算定可 厚労省

 新型コロナウイルス感染症に関するPCR・抗原検査について、厚生労働省は、都道府県などから無償で譲渡されたキットを用いて医師が実施した場合でも検査料を算定できると、都道府県などに事務連絡した(p2参照)。 これまで、無償提供されたキットを使った検査の保険診療上の取り扱いが明確でなかった。医療現場からの問い合わせがあったため、厚労省は今回、医師が必要と判断した上でそれを用いた検査をすれば、検査料を算定して差し支えないとの解釈を示した(p2参照)。 無償提供のキットを用いた場合でも、委託・・・...

NO IMAGE

[介護] 抗原定性検査キット、介護職員などの待機期間短縮のために使用を

 厚生労働省老健局高齢者支援課などは3日、新型コロナウイルス感染症の抗原定性検査キットの需給が逼迫しているため、濃厚接触者のうち介護職員などの待機期間短縮のためにのみ使用するよう、関係団体に事務連絡した(p2参照)。 1月5日付(28日一部改正)厚労省事務連絡で、新型コロナの濃厚接触者のうち介護職員などの「社会機能の維持のために必要な事業に従事する者」については、待機期間の7日間を待たずに、4日目および5日目の2日にわたる抗原定性検査キットを用いた検査で陰性確認できた場合、5日目に待機を解除す・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] コロナの検査陽性率が急上昇、過去最高の36.4%に 東京都

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第77回)が3日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、PCR検査・抗原検査の陽性率について「1月以降、急速に上昇しており、2月2日時点で過去最高の36.4%となった」と解説。検査数の増加にもかかわらず陽性率が上昇していることに触れ「無症状や軽症で検査未実施の感染者が多数潜在している状況が危惧される」との見解を示している(p9参照)。 コメント・意見では、入院患者数について、前回(1月26日時点)の3,027人から...