【中医協】22年度改定、個別項目協議が終了
中医協は2日の総会で、2022年度診療報酬改定の要件・施設基準を盛り込んだ個別改定項目に最終合意し、協議を終了した。 総会では、厚生労働省が個別改定項目の修正案を提示。重症度、医療・看護必要度の評価......
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中医協は2日の総会で、2022年度診療報酬改定の要件・施設基準を盛り込んだ個別改定項目に最終合意し、協議を終了した。 総会では、厚生労働省が個別改定項目の修正案を提示。重症度、医療・看護必要度の評価......
中医協は2日の総会で、答申書付帯意見の修正案を大筋で了承した。「その他」の事項に、医薬品、医療機器、医療技術の評価に関する項目を新たに設け、付帯意見は20項目となった。修正案に対して異論が出なかった......
厚生労働省は2日の中医協総会に、1月に実施した2022年度診療報酬改定の議論の整理に関するパブリックコメントの結果を報告した。寄せられた意見は688件。職業別では歯科医師が49.4%を占め、薬剤師1......
厚生労働省は2日、2021年11月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):203万9,439人(前年同月比9,236人減・0.5%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):164万3,782世帯(7,371世帯増・0.5%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない) ▽高齢者世帯/90万7,945世帯(5,696世帯増・0.6%増) ▽高齢者世帯を除く世帯/72万8,095世帯(1,263世帯増・0.2%増)●高齢者...
厚生労働省健康局健康課予防接種室は2日、新型コロナウイルスワクチンの職域追加接種の実施に当たり、これまでの実費補助の上限額を500円引き上げて、1,500円×接種回数とすることを各都道府県衛生主管部(局)に事務連絡した(p1参照)。 職域接種の実施に当たっては、2021年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)実施要綱の、3(21)新型コロナウイルスワクチン接種体制支援事業のウ(ウ)において、職域接種促進のための支援を定めている。 実施要綱では、これまで1,000円&tim...
厚生労働省は2日、第70回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。オミクロン株への置き換わりが進んでいるが「より重症化しやすいデルタ株による感染者も検出されている」と解説。オミクロン株については、感染拡大が先行した沖縄県では若年層で感染者数が減少しているが「70歳代で増加が継続するとともに、入院例も増加し続けている」との見解を示している(p3参照)。 厚労省によると、1月26日時点の全国の入院者数は1万6,802人で、1週間前と比べて5,917人増えて...
厚生労働省は、新型コロナウイルスの「オミクロン株」に対応するため、濃厚接触者である同居家族の自宅などでの待機期間を7日間にすることを都道府県に事務連絡した(p5参照)。従来は最大17日間の待機を求めていた。適用は2日付(p2参照)。 見直し後の方針では、▽感染者が発症した日▽陽性者の発症により自宅内での感染対策を始めた日-のいずれか遅い方から7日間発症しなければ、濃厚接触者としての待機期間を解除できるようにする(p5~p6参照)。 その場合の感染対策は、マスクの着用や手洗い・手指消毒の実・・・...
中央社会保険医療協議会は2日の総会で、2022年度の診療報酬改定で実施する個別改定項目と答申書の附帯意見案を了承した。9日に開く予定の総会で22年度診療報酬改定案を答申する。 中医協・総会では、個別改定項目の厚生労働省案(いわゆる短冊)の議論を1月28日までに一巡させた。2日には、これまでの議論の内容や記載漏れなどを修正した厚労省案が示された。急性期一般入院料1の病棟向けに新設する「急性期充実体制加算」と、従来の総合入院体制加算の同時算定を認めないなどの内容(p98参照)。 一般病棟用の「重症度・...
中央社会保険医療協議会の城守国斗委員(日本医師会常任理事)は2日の総会で、最近の審議決定の在り方に異議を唱えた。医療技術などの保険適用の可否について患者の利便性を基に決まるケースがあるが、最も重要な判断基準はエビデンスに基づいた有効性と安全性だと強調。こうした認識で議論に臨むよう、各委員に要請した。◆制度設計、中医協以外の場での検討を懸念 城守委員は、従来の中医協で有効性・安全性が確認された技術などを速やかに保険収載する方針で対応してきたが、2022年度の診療報酬改定を巡る議論では「利便性・・・...
厚生労働省は2日、2022年度診療報酬改定に向けた議論の整理に関する意見が計3,282件寄せられたことを中央社会保険医療協議会・総会に報告した(p28参照)。20年度改定に関する意見の延べ件数と比べ、1,512件多かった。 個別改定項目ごとで見ると、今回は「口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進」が2,136件で最も多く、全体の65.1%を占めた。次いで、「かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価」(187件)、「地域包括ケアシステム...
大阪府医師会は会員医療機関を対象とした独自のモニタリングに基づき、府内の外来医療の逼迫度を発信する取り組みを始めた。1日から大阪府医のホームページ(https://www.osaka.med.or....