「 2022年03月 」一覧

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[経営] サービス産業動向調査速報 22年1月分 総務省

 総務省は3月31日、2022年1月分の「サービス産業動向調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り<doc1808page4>。●売上高▽医療・福祉業全体/4兆8,171億円(前年同月比2.0%増)▽医療業/3兆4,115億円(2.8%増)▽保健衛生/460億円(2.1%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆3,596億円(0.2%増)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/847.5万人(0.0%増)▽医療業/430.3万人(0.7%増)▽保健衛生/12.1万人(5.7%増)▽社会保険・...

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[医療機器] 区分C2の3製品など医療機器を保険適用 厚労省

 厚生労働省は3月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2022年4月1日から保険適用。保険適用されたのは、区分C2(新機能・新技術)として「FreeStyleリブレ」(アボットジャパン)、「ベラビュー X800」(モリタ製作所)、「UroLift システム」(テレフレックスメディカルジャパン)【前立腺用インプラント】<doc1766page63>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc1766page2>、同区分B1(個別評価...

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[診療報酬] 感染対策向上加算1の施設基準、重点医療機関が該当 厚労省

 厚生労働省は、2022年度診療報酬改定に関する事務連絡「疑義解釈資料の送付について(その1)」で、従来の感染防止対策加算を名称変更し、再編した感染対策向上加算の施設基準の考え方なども明確化した。現時点での同加算1の施設基準では新型コロナウイルス感染症の「重点医療機関」、同加算2では「協力医療機関」、同加算3では「診療・検査医療機関」がそれぞれ該当すると説明<doc1735page4>。これらの医療機関は、ほかの全ての要件を満たせば算定が可能となる。 22年度改定では、従来の感染防止対策...

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[診療報酬] 連携強化加算の施設基準の取り扱いで事務連絡 厚労省

 2022年度調剤報酬改定で、調剤基本料に対する加算として、災害や新興感染症の発生時に医薬品供給や衛生管理に対応できる体制を確保していることを評価する「連携強化加算」(2点)が新設された。厚生労働省は3月31日付の事務連絡で、体制確保の具体的な内容を示し、避難所などへの医薬品供給や調剤所設置のための人員派遣に協力することや、PCR等検査無料化事業に係る検査実施事業者であることなどが必要だとした<doc1761page1>。 連携強化加算は、地域支援体制加算を算定していることが基本要件で、...

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[感染症] 重点感染症の考え方と暫定リストを了承 厚科審・部会

 厚生労働省は3月31日、第59回厚生科学審議会感染症部会(持ち回り審議)の議事概要を公表した。同部会は、重点感染症についての考え方と暫定リストを了承した<doc1755page1>。 厚労省が示した重点感染症の考え方では、MCM(感染症危機対応医薬品等)の確保や研究開発上の優先順位を設定するため、重点感染症を指定する必要性を挙げている。重点感染症の定義も示しており、具体的には「公衆衛生危機管理において、救命、流行の抑制、社会活動の維持等、危機への医療的な対抗手段となる重要性の高い医薬品...

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[医療提供体制] オンライン服薬指導、省令改正後もコロナ特例継続 厚労省

 厚生労働省は、オンライン服薬指導を実施する際の「対面原則」などのルールをなくした医薬品医療機器等法施行規則を一部改正する省令を3月31日付で公布・施行した。併せて、新型コロナウイルスの感染拡大時におけるオンライン診療などの時限的な特例に関するQ&Aを改定し、省令改正後も新型コロナが収束するまでは特例措置を継続するとの考え方を示した<doc1762page2>。 省令の一部改正では、オンライン服薬指導の実施について、薬局開設者が薬剤師に対し「あらかじめ、対面により、当該薬剤を使用しようと...

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[感染症] オミクロン株の濃厚接触者の検査期間を変更 厚労省が事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、新型コロナウイルス感染症診療の手引き第7.1版に関する事務連絡(3月31日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。2月28日に事務連絡した第7.0版を改訂したもので、医療従事者が濃厚接触者となった場合の考え方について事務連絡の内容を更新した<doc1763page1><doc1765page1>。 第7.0版の院内感染対策の項目では、オミクロン株の濃厚接触者の検査期間を「最終曝露日から7日間」としてい...

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[診療報酬] 看護必要度の新患者割合、10月届出には7月から新規評価 厚労省

 厚生労働省は3月31日、2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その1)」を事務連絡した。「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)では、該当患者割合を経過措置終了後の10月1日に届け出るには7月1日から改定後の新評価票による評価が必要だとし、評価項目変更による「注射薬剤3種類以上の管理」に該当するビタミン剤投与を明確化した<doc1735page13>。 疑義解釈は、医科で257項目、さらに医科の不妊治療90項目、DPC15項目、費用請求28項目があり、医科全体...

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[診療報酬] 急性期充実体制加算、緊急手術は入院外での病状急変に限定せず

 厚生労働省は、3月31日に出した2022年度診療報酬改定の事務連絡「疑義解釈資料の送付について(その1)」で、新設の「急性期充実体制加算」に関する施設基準の考え方も明確にした。基準の手術に係る実績について、緊急手術は入院外での病状の急変や、休日・診療時間外・深夜に行われる手術に限定されないとの解釈を示した<doc1735page18>。 同加算は、手術や救急医療などの高度で専門的な医療や、高度急性期医療の提供に係る体制を十分に確保している医療機関への新たな評価。施設基準をクリアした急性...

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[診療報酬] リフィル処方箋による調剤を明確化 22年度改定疑義解釈

 厚生労働省は、2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その1)」で、リフィル処方箋による調剤の考え方を明確にした。リフィル処方箋による調剤の処方医への情報提供は服薬情報等提供料を算定可▽次回調剤予定日の前後7日間以外の調剤は不可▽一般名処方のリフィル処方箋は2回目以降も一般名処方として扱う-など<doc1735page143>。 リフィル処方箋による調剤をした場合、「調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うこと」とされている。 疑義解釈では...

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[医療提供体制] 医療機関への相次ぐサイバー攻撃でガイドラインを見直し

 医療機関への相次ぐサイバー攻撃を受け、厚生労働省は3月31日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を見直した。2021年に複数の病院から感染が確認されているコンピュータウイルス「ランサムウェア」などへの対応を示した。 ランサムウェアは、パソコンやサーバのデータを暗号化し、復元のための身代金を要求するコンピュータウイルス。そのウイルスに感染した徳島県の病院では電子カルテシステムの閲覧ができず、新規患者の受け入れを一時中止するなど病院機能に大きな影響を与えた。 今回、厚労省が示し・・・...

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[診療報酬] コロナ特例、救急医療管理加算1の点数は改定前を基準に 厚労省

 厚生労働省は、「救急医療管理加算1」をベースとした新型コロナウイルスに関する特例的な評価について、2022年度診療報酬改定前の点数(950点)を基準として引き続き実施するとの考え方を明らかにした<doc1745page2>。 新型コロナに対応する医療機関を支援するため、厚労省はこれまで診療報酬上のさまざまな特例措置を講じている。例えば、新型コロナの入院患者を診療した医療機関は、救急医療管理加算1の点数(改定前950点)の4倍に相当する3,800点、中等症II以上の診療なら6倍の5,70...

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[医療提供体制] 新規陽性者数が増加、感染の再拡大の危険性が高い 東京都

 東京都は3月31日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。感染状況については「新規陽性者数が増加しており、感染の再拡大の危険性が高いと思われる」と説明している<doc1746page1>。 入院患者数については、前回(3月23日時点)の2,258人から30日時点で1,935人と減少した。重症患者数(ECMOを含む人工呼吸器管理が必要な患者)は、30日時点で前回よりも12人少ない32人となっている<doc1746page1>。 総括コメントでは「年...

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[医療提供体制] 調剤の外部委託、ニーズや業務範囲など議論開始 厚労省WG

 厚生労働省の専門家作業部会は3月31日、薬局薬剤師の「対人業務」を推進する観点での調剤の外部委託に関する検討を始めた。外部委託のニーズや業務の範囲などを論点に意見を交わし、メンバーからは安全性の確保を懸念する意見が出た一方、一律に規制すべきではないとの指摘もあった<doc1695page11>。 医薬品医療機器等法の施行規則では、薬局開設者がその薬局の薬剤師以外に販売・授与の目的で調剤させることを原則禁じている。しかし、政府の規制改革推進会議の「医療・介護・感染症対策ワーキング・グルー...

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[医療提供体制] 救急救命士国家試験、合格率は91.3% 厚労省が発表

 厚生労働省は3月31日、第45回救急救命士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は91.3%で、前回の試験より4.6ポイント上がった。受験者数は前回比264人増の3,263人、合格者数は同380人増の2,979人だった。 救急救命士国家試験は毎年1回実施されている。必修問題と通常問題の合格基準を両方満たす必要がある。必修問題は55点中44点以上、通常問題は220点中132点以上が合格基準となっている。※この記事に資料はありません。・・・...