「 2022年03月 」一覧
電カル「国が標準パラメーター定義を」 自民・PTでベンダー
自民党の社会保障制度調査会・デジタル社会推進本部の「健康・医療情報システム推進合同プロジェクトチーム」(PT、加藤勝信・平井卓也共同座長)は10日、電子カルテの大手ベンダーであるNECと富士通から、......
10月からの看護処遇改善、「的確な報酬設定したい」 後藤厚労相
後藤茂之厚生労働相は10日の参院予算委員会で、今年10月から看護職員の処遇改善を診療報酬上の仕組みで対応することに関して「丁寧に調査をした上で、的確な診療報酬の設定をするように努力してまいりたい」と......
[診療報酬] 地ケア減算、地域で役割を果たす医療機関に影響少ない 厚労省
厚生労働省保険局医療課の金光一瑛課長補佐は、日本病院会などが実施した2022年度診療報酬改定説明会で、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の施設基準で複数の減算ルールが設けられることについて「地域での役割を精力的に果たしている所(医療機関)にあまり影響がない部分もある」と述べ、地域包括ケア病棟が役割を十分に果たすことに期待を示した<doc1022page1>。 地域包括ケア病棟の主な役割は、▽急性期治療を経過した患者の受け入れ▽在宅で療養を行っている患者等の受け入れ▽在宅復帰支援-の...
[医療提供体制] 高齢者の入院が高い値で推移、多くの人手を要する 東京都
東京都は10日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第82回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者について、「60代以上の割合が約74%と、高齢者の入院患者数及びその割合が高い値で推移しており、医療機関は多くの人手を要するようになっている」と解説。高齢者層の重症患者数も多く、「その動向に警戒する必要がある」としている<doc1231page9>。 コメント・意見では、現在の新規陽性者数の増加比約88%が継続すると、「1週間後には0.88倍の約8,254...
[医療改革] 自宅からのオンライン服薬指導、規制緩和を提案 日薬
日本薬剤師会(日薬)は10日、薬剤師が自宅から電話や情報通信機器を用いて服薬指導を実施できるように、検討を進めるべきだとの考えを厚生労働省の作業部会に示した。保育や介護をしながら働く薬剤師が自宅を離れることができないケースを想定した提案で、地域の「医療資源」を有効に活用するのが狙い<doc1130page1>。ただ、常時テレワークでオンライン服薬指導を行う勤務形態には難色を示した<doc1130page3>。 同日に開催された「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキン...
[医療提供体制] 薬局薬剤師の役割発揮へ制度上の課題も 厚労省・作業部会
専門家などでつくる厚生労働省の作業部会「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」(WG)は10日、薬局に従事する薬剤師のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などをテーマに議論した。一部の構成メンバーが、薬剤師が本来の役割を果たす上で出来高払いを基本とする診療報酬の仕組みがネックになっているとし、その見直しを提言した。 厚労省は作業部会で、コロナ禍により世界的に医療分野のDXに関心が高まっているが、コロナ禍前から海外では日本よりも電子処方箋などの取り組みが先行してい・・・...
高血圧治療用アプリとインフルエンザの診断補助システムの承認を了承、厚労省調査会(ニュース)
治療用アプリを手掛けるCureApp(東京・中央)は2022年3月9日、高血圧症の患者向け治療用アプリの承認が了承されたと発表した。同日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会で審議された。「高血圧症を対象として承認を受ける治療用アプリは世界で初めてだ」とCureAppの佐竹晃太CEO(最高経営責任者)は話す。 高血圧症対象の治療用アプリは、行動変容を促すことで患者の生......