「 2022年03月 」一覧

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比2万4,233人減の127万4,302人 病院報告

 厚生労働省は3月30日、2021年12月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc1806page1>。●平均在院日数▽全病床平均/26.1日(前月比0.6日減)▽一般病床/15.3日(0.3日減)▽療養病床/118.8日(6.4日減)▽精神病床/263.3日(7.5日減)▽結核病床/56.3日(4.1日減)●1日平均患者数▽在院患者数/114万868人(308人減)▽外来患者数/127万4,302人(2万4,233人減)●月末病床利用率:68.1%(8...

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[医療提供体制] 21年の救命救急センターの充実段階評価、「S」は96カ所

 厚生労働省は、救命救急センターの診療報酬の上乗せなどのベースとなる充実段階評価で、2021年は96カ所が最もランクの高い「S」だったことを明らかにした<doc1784page1>。 21年の評価は、全国298カ所の救命救急センターが対象。新型コロナウイルスの感染拡大によって、医療現場に影響が出ている一部の項目を例外的に除外して決定した。 除外したのは、▽1年間に受け入れた重篤患者の数(来院時)▽救命救急センターを設置する病院で1年間に受け入れた救急搬送者数▽救急救命士の挿管実習や薬剤投...

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[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 21年12月審査分 厚生労働省

 厚生労働省は3月30日、2021年12月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc1793page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/84万8,700人▽介護予防居宅サービス/83万3,400人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,700人●介護サービス[全体]▽総数/458万6,800人▽要介護1/122万3,200人▽要介護2/109万6,600人▽要介護3/88万6,200人▽要介護4/83万1,500人...

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[経営] ドラッグストアの販売総額は5,800億円、前年同月比4.5%増 経産省

 経済産業省は3月30日、2022年2月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り<doc1794page52>。●販売額▽総額/5,800億円(前年同月比4.5%増)▽調剤医薬品/526億円(7.1%増)▽OTC医薬品/674億円(3.1%減)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/432億円(7.3%増)▽健康食品/178億円(3.5%増)●店舗数:1万7,706店(4.8%増)・・・...

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[医療提供体制] 電カルのバックアップデータ、病院の約半数が漏洩対策せず

 電子カルテを導入している4,000余りの病院の約半数が、作成したバックアップデータの漏洩対策を講じていないとする調査結果を厚生労働省が明らかにした。また、サイバー攻撃と自然災害などの同時被災を回避する方法でバックアップデータを保管していない病院が半数超あったことも分かった<doc1726page3>。 調査は、1月28日-2月14日と3月8-24日に8,252病院を対象に実施。6,216施設から回答を得た<doc1726page2><doc1726page5>。...

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[医療提供体制] 東京の検査陽性率増加、リバウンドの兆候の可能性 厚労省

 厚生労働省は、3月30日に開催された第78回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京都の感染状況について、「検査人数は減少傾向にあるが、検査陽性率は増加傾向に転じている」と指摘。「リバウンドの兆候の可能性もあり、注意が必要」としている<doc1708page2>。 厚労省によると、3月23日時点の全国の入院患者数は1万4,503人で、1週間前と比べて2,770人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は33.0%(1週間前は38.5...

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[健康] 20年度末の常勤保健師、前年度比386人増の2万7,298人 厚労省

 厚生労働省は30日、地域保健・健康増進事業報告(2020年度)の概況を公表した。20年度末現在の保健所や市区町村における地域保健事業に関わる常勤保健師が前年度比386人増の2万7,298人となった<doc1691page10>。 地域保健事業に関わる常勤保健師の配置状況を人口10万人当たりで見ると、全国は21.6人だった。都道府県別では、島根(46.8人)が最も多く、以下は、高知(40.2人)、長野(37.2人)、山梨(37.1人)、和歌山(37.0人)、鳥取(36.8人)、岩手(34...

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阪大と島津ら、3Dバイオプリントで培養肉の生産 万博で披露へ(ニュース)

 大阪大学(以下、大阪大)大学院工学研究科と島津製作所、シグマクシス(東京・港)は2022年3月28日、動物の細胞を人工的に増やして造る「培養肉」を、3Dプリンターで自動生成する装置の社会実装に向けて協業すると発表した(図1)。2025年開催の大阪・関西万博で装置の展示や培養肉を使った料理の提供を目指す。 大阪大学大学院工学研究科教授の松崎典弥氏らは、細胞を細長い状態にプリントしたものを培養して、......

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「医師・患者・障がい者」の当事者視点をすべて同時に持つ著者(Books)

 書籍『患者+医師だからこそ見えた デジタル医療 現在の実力と未来』は、デジタル医療の最前線を知るのにふさわしい1冊です。この書籍の筆者である髙尾洋之医師は、ギラン・バレー症候群に冒され、今も闘病中です。4カ月の間意識不明の状態が続き、徐々に回復していますが、今もリハビリが続いています。この書籍は髙尾先生の考えですが、執筆協力者なしには実現しませんでした。そこで今回、本書の執筆協力者を務めた河田氏......