「 2022年04月 」一覧

NO IMAGE

[感染症] 日本脳炎やMRなどワクチン接種、疾病・障害6件認定 厚労省が公表

 厚生労働省は18日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。日本脳炎やMR(麻しん・風しん)などのワクチンを接種した10件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、6件を認定、3件を否認、1件を保留とした<doc2046page1>。 認定の内訳は、日本脳炎が2件、日本脳炎+DT(ジフテリア・破傷風)、Hib(Hib感染症)+PCV(小児用肺炎球菌)+B型肝炎+ロタウイルス、ロタウイルス(接種時年齢1カ月)・Hib+PCV(同2カ月)...

NO IMAGE

[医療改革] 病名表示アプリなど家庭用医療機器の取り扱いを明確化へ 政府

 政府の規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が18日に開かれ、脈拍や心電図などの測定データから利用者が罹患している恐れがある病名などを予測して表示するアプリケーションなど、「家庭用医療機器」の取り扱いの明確化を巡り議論した。 家庭用医療機器の活用は、病気の早期発見を促し、健康寿命の延伸や医療費削減などの効果を見込めると期待されているが、アプリによる病名の表示が医師以外による「医業」を禁止する医師法17条に違反しないかルールが不明確なため、開発に不安が付きまとう・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] 障害福祉と医療組み合わせた利用状況が分析可能に 厚労省

 厚生労働省は18日に開かれた社会保障審議会・障害者部会で、障害福祉分野のデータ基盤整備について、医療や介護を含めた保健医療福祉分野の公的データベースの情報と連結解析が行える仕組みを設けることを提案した。重症心身障害児者や精神障害者の医療と障害福祉サービスを組み合わせた利用状況の分析などを視野に入れている<doc2006page9>。 データに基づいた政策の企画立案が重視される中、障害福祉分野では、国が関係データについて包括的に収集・調査分析などを行う仕組みを「持ち合わせていない状況(厚...

NO IMAGE

[医療提供体制] 高齢障害者サービス、市町村の差異なくし適切運用 厚労省

 厚生労働省は18日に開かれた社会保障審議会・障害者部会で、高齢の障害者に対する障害福祉サービスの支給決定に係る運用を明確化することを提案した。市町村ごとの差異をなくし、適切な運用がなされるようにして、65歳を越えた障害者が「必要な支援」を受けられるようにする狙いがある<doc2007page2><doc2007page4>。 障害福祉制度と介護保険制度の関係については、「保険優先の考え方」の原則に基づき、障害福祉制度と同様のサービスを介護保険サービスで利用できる場合、まずは...

NO IMAGE

【咽頭結膜熱 経験談】高熱・喉の痛みなど新型コロナと間違えやすい症状 正しく診断してもらうために伝えたい一言とは?(感染症・予防接種ナビ)

 今回は、症状が似ているため新型コロナウイルス感染症と間違えやすい、咽頭結膜熱についてお伝えします。  「4月に注意してほしい感染症ランキング」にも入っていましたが、例年は5月以降、患者報告数が増え...